S.

たいせつなことを忘れないために。

so long

2008-10-11 12:40:48 | Weblog
命の恩人
彼の
私たち家族が愛する車とお別れ。

7年間乗っていたみたい。
次女が生まれたとき
寝室の窓際に
ベビーベッドを置きました。

腰高の窓だから
花用の小さいベランダも
さくも要らないと
付けてありませんでした。
姉と電話していて
大きな叫び声がして
背中が冷たくなった感触。今でも忘れない。

ベビーベッドに登った長女が
網戸をやぶり
窓から落ちました。

寝室は2階。
中庭にはインターロッキング。
声が聞こえたことで
今命に別状ない予感はあっても

出血の場所しだいでは・・。

駆けつけた私たちの前には
普段は停めない場所に
彼がたまたま停めてた
赤い車。

運良く
長女は車の上に頭をぶつけていました。

一瞬空を飛んだ彼女は
頭骸骨に5センチくらいひびがはいったものの

翌日になっても
出血はなく

現在受験勉強に励んでます。

なぜ
彼はその日に限って
寝室の窓の下に
車を停めていたのでしょう。

不思議なことに溢れる
素晴らしい世界。

あなたは
素晴らしい車でした。
新しい車には
あなたのナンバーを受け継いでもらいますね。

ありがとうございました。
コメント
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