やっと少しは振り返り。なのです。
さて。私は朝一の手術だったので、精神的にはまだ楽でした。同じ病室の人は別の日の朝2だったんだけど、前の人が少し長引いたらしく、予定時間を数十分過ぎて出かけていきました。私はものっすごい臆病者の怖がりなので、待ち時間が長いと身が持たない。そんなわけで、その点は助かりました。
とりあえず、『ER』の再放送なんか見てなければ良かったと思った。喉に管って、リアルにアレじゃねーか。ですよ。
まずは病室で着替え。
ヒラヒラの手術着が寒い(←寒がり)。カーディガンを着て行っていいとのことで、着る。下は紙パンツだ。寒いので靴下も履く。髪は、鬘を被る時、自分の髪をまとめるのに使うようなのを被る。眼鏡は眼鏡ケースがあれば手術室までかけて行っていいというので、一応かけていきました。
色々ちゃんと見えて、見えても見えなくてもどっちにしろコワイんだけど、とにかくこわい。←とりあえず何もかもが怖い私。
手術室は別の階なので、看護師さんと一緒に徒歩で向かう。エレベーターがチーンと開くと、執刀医(女医さん)がタタッと現れて、「じゃ、印付けさせて下さいね~」と切開する部分にペン入れをされた。
こええ~~~
今? 怖っ! というかんじ。
銀色の扉の前に座って待つ。付き添いの看護師さんはサバサバしててクールなんだけど、私があまりにも((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルしているので、背中をさすってくれたりした。
手術の担当看護師さんは包容力がすごいのだけど、やっぱり怖いもんは怖いんだよ~~~
そして、ついに銀の扉が開いた。
まるっきり手術室じゃないか!!! と思う私。
いや、そうなんだけど。例の、あの、ライトがギラギラと光っていて(最初から点けてあるものなんですね。考えてみたらそうだよね)、意外と狭いストレッチャーが横たわっている。
そして、みんなゴキゲンなシャツを着ていてハワイのよう…。まぁ、少し気持ちが和らぐといえばそうかも。。。
眼鏡と靴と靴下を取ってベッドに横になると、タオルがかけられる。その下で手術着が取り払われる。「寒いです
」と、とりあえず訴えるべきことは言う。毛布(?)をかけてくれた。
ああコワイ…。怖いよぅ。。
全身麻酔なので、吸入器が鼻と口を覆う。う”っ
気持ち悪っ。ペンキ缶に頭突っ込んだらこんな感じか? 消毒液の方が近いかな? どっちもこんなにもかいだことないからわからんが…、ゲホゲホ…えづくわ…。
「深呼吸して~」と看護師さん。
ゲホゲホ……。フェードアウト。。。
ふぉーんという感じで目が覚めると、「○○さん、わかりますか~?」と声がかかる。
↑
輪郭がぼやけた視界に、手術担当看護師さんの顔が半分くらい見えた。
次に気づいた時は病室で、血栓予防の足用マッサージ器がシュゴーっと稼働中。
これが手術前後の記憶。
痛みの感じ方とか、色んなこと、人それぞれと思いますが、私はとにかく怖がりの痛がりで、心身ともに過剰反応なタイプなので、大変だった。もう2度とヤダ。(´・д・`)ヤダ!
術後の発熱も長引いたし、へこみます。
とりあえず、今は「早く楽になれ~」と自分に暗示をかけているところです。