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OSAMUの写真記録

花を中心に、時に旅先で写真を撮っています

トヨタ産業技術記念館

2025-02-25 17:28:50 | 文化施設
撮影日:2025年2月21日

近くにありながらこれまで訪れる機会のなかったトヨタ産業技術記念館ですが、写真の撮り方のトレーニングを兼ねて行ってみることにしました。
平日にもかかわらず想像していた以上の訪問客がいるのには最初正直驚きましたが、回って見て展示内容の充実ぶりに納得してしまいました。
トヨタ自動車の企業としての底力を改めて痛感しました。

1)受付を済ませ繊維機械館に入るところ
奥に見える螺旋階段が絵として面白いかなと思い撮影しました。
ただ、手前にルーバーがあってカメラのレンズも通らない幅しかなかったので、かなりトリミングしたものになっています。


2)リング精紡機
かなり広い建物内に綿花を糸にする紡機技術、糸を布地にする織機技術についての発展がわかるように何台もの機械が並んでいました。
そして各所にその動きを説明してくれるコンシェルジュがいて、丁寧に説明をしてくれました。

あっけないですが繊維機械館は以上で、自動車館に移動します。

3)ロボットオーケストラ
自動車館への途中にありましたが、残念ながら演奏はされていませんでした。
2005年の愛・地球博で披露されたものです。
でも当時を含め演奏を生で聞いたことはありません。


4)1935年に作製された初めての乗用車A1型
ボンネット先端につけられた「豊田」を入れたエンブレムが今見てもカッコいいと思います。
タイトル画像もA1のボディパーツを作る過程をしめしたもので、一つ一つ手作りで作られたことを示しています。


5)模型が順に並んでいました。
当時はフォードの車を参考にしたこの形が必然だったのだと思いますが、バランスの取れたいい形だと思います。


6)戦後、車が作れない時期に従業員の生活を守るために製造したというミシン。
装飾が美しい。


7)戦後最初のモデル?SA


8)初代クラウン
スタンダードクラスは前面ガラスが左右2枚に分かれていました。


9)初代クラウンのステアリング
こちらは高級クラスなので一枚ガラスになっています。
また、ステアリング中央のエンブレムが今とは違います。


10)名車中の名車、2000GT
でもこれは中身はEVなのだとか。


11)後ろ姿
曲線を駆使したボディが秀逸です。


12)最後に最新のレクサスLFAと横面を比較
こうして比較してみると2000GTの運転席がすごく後ろにあることが際立っています。

自動車館1階に展示してある車両はすべて動く状態にあるそうです。
動かすイベントがあるなら行ってみたいと思います。

マンサクが満開の庄内緑地公園

2025-02-21 17:35:54 | 
撮影日:2025年2月15日

庄内緑地公園のマンサクもここ何年か撮り続けています。
そろそろ満開を迎えるころではと思い訪れてみたら、まさに今が満開という状態でした。

1)マンサク(満作、万作、マンサク科マンサク属の落葉小高木)
早春に他の木に先駆けて花が咲くことが名前の語源の一つである通り、まだ寒いですが黄色い花を一杯咲かせてくれています。


2)人の背丈ほどに管理されている?のでグッと寄っての撮影も可能です。


3)


4)

なかなか上手く構図に収めることができません。

5)サザンカの花は随分花弁が落ちて下の地面が赤く染まっています。


6)


7)


8)大きなサザンカの木をバックに


9)スイセンがこんなところに咲いているとはこれまで気がつきませんでした。


10)昨年は水がしっかり張っていたと思うのですが、今年はほぼ干上がってしまっています。


11)大きな犬連れの家族
お父さんが息子さんに犬の躾について注意されていました。


12)薔薇園は今は何も花はありませんが、季節になるとたくさんの花を咲かせてくれると思います。

明日から三連休ですが、今月2度めの寒波が日本列島をすっぽり覆っていて本当に寒いです。
風邪をひかないよう気をつけなければいけませんね。

朝ドラ「虎に翼」のロケ地を巡る(名古屋市市政資料館と名古屋市役所)

2025-02-16 18:10:18 | 文化施設
撮影日:2025年2月7日

昨年の朝ドラ「虎に翼」のロケ地になった、名古屋市市政資料館と名古屋市役所に行ってきました。
前にも行ったことがあるのですが、その時はドラマや映画のロケ地とはまったく意識していませんでした。
朝ドラを見ていてここはあそこだ!と思うことがしばしばあり、改めて行ってみようという気になりました。
どちらも歴史を感じさせる重厚な建物なので、ロケに使用されるのも頷けるところでした。
始めは市政資料館を先にと考えていましたが、経路検索をしたところ名古屋市役所に先ず向かう方がスムーズそうだったので順序を変更しました。
どちらも地下鉄の駅からやや遠いのがやや難点です。

1)名古屋市役所本庁舎玄関ホール
柱や階段手摺に使われている大理石は国会議事堂の余材を使用したもので、山口県産の「小桜」という大理石だそうです。


2)中央階段
照明を落とした薄暗さが重厚感をさらに強調しています。
むしろモノクロの方が似合うのではないかと思いました。


3)中央階段
急用なのか階段を駆け上がる人がいました。


4)登庁する人でしょうか


5)2階中央廊下
ドラマ「VIVANT」でFBIとして使用、写真中央のエンブレムにFBIのマークをはめ込んで撮影されたそうです。
タイトル画像は反対側から撮影したもの、「虎に翼」では司法省の中廊下として活用された。
やはり週末に撮影されたのでしょうか。


6)議場前壁面の窯変タイル
タイルは見過ごすことはできません。


7)アップで撮影
色の深さが重厚感に一役買っています。


8)中央廊下から
窓ガラスは昭和初期の制作されたものが今も使われているそうです。
この時は雪が舞っていて、このまま降りやまなかったらどうしようとやきもきもしていました。
雪が映っているのですが、分かりにくいですね。


9)ドラマの一場面のようです。


10)北側廊下
100mの長さがあるそうです。
ここも「虎に翼」で明律大学の廊下として使われた。

市役所入り口にロケ地マップがあり、他にも多くの映画・ドラマで使用されてきたことを知りました。
そのマップにエキストラ募集中とあったので、登録してみました。

雪も止んでいたので市政資料館に移動します。
11)大正11年に名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所として建設、昭和54年まで名古屋高等・地方裁判所として使用された。
「虎に翼」の主人公のモデルで日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子さんも実際にこの場所で働いていたそうです。
ドラマには必須の場所ですね。


12)中央階段室
「虎に翼」でも出てきましたが、昨年のNHK紅白歌合戦で米津玄師が主題歌の「さよーならまたいつか」を唄った際に出演者が踊ったところですね。


13)カメラマンと記念写真を撮影していました。
最近、各所でよく見かけるようになりました。
赤いドレスが印象的でした。


14)顔がわからないように暗めにしてもう一枚。
この二人の外にもう一人コスプレをして自撮りしている女性がいました。
照明まで用意してかなり本格的な撮影でした。


15)ステンドグラスは公平を表す天秤がモチーフになっています。


16)中央階段天井のステンドグラス


17)ここの大理石は岐阜・美濃赤坂産で、これも国会議事堂にも使われたものだそうです。


18)階段奥から入り口方向を撮影
モノクロにしてみました。


19)中庭に面した壁、歴史を感じさせてくれます。


20)会議室の照明
天井の装飾も素晴らしい。


21)会議室の照明
壁紙も豪華です。


22)法廷を再現した部屋の照明

この後、昼食を近くでとって帰りましたが、どっちを先にしても駅まで歩く距離は同じでしたね、当然か。

2月の東山植物園②温室編

2025-02-12 17:42:01 | 
撮影日:2025年2月4日

屋外から常夏の温室に入ります。
この時期は温度差が激しいため温室に入るや否やカメラのレンズが雲ってしまい暫くは使い物になりません。
そこで最近は比較的温湿度の低い前館から入り、徐々に高温多湿な所に行くようにしています。

1)サザンクロス(南十字星、ミカン科クロウエア属、オーストラリア原産)
花弁が五弁なのにこの名前でいいのかなと思ったら、これは日本だけで呼ばれている名だそうです(現地ではクロウエア)。
でもピンク色の花弁がかわいらしいので、こちらの方が人気がでるのではと思いました。


2)オーストラリアでサザンクロスと呼ばれているのはザンソシア・ロツンディフォリア(これもオーストラリア原産)なんだそうです。
こちらはまさに十字なので、納得ですね。

「GKZ植物辞典」(https://gkzplant.sakura.ne.jp/mokuhon/syousai/sagyou/sa/zannsosiarotunndeliforia.html)より引用

3)シンビジウム(ラン科シュンラン属、東南アジア原産)
これだけランのコーナーとは別のところに置かれていました。
これぞランという存在感です。


4)思い切りアップにしてみました。


5)ゴクラクチョウカ
今日も飛び立とうとしていました。


6)レッドジンジャー(ショウガ科ハナショウガ属の常緑多年草)
水生植物室にありましたが、この部屋が最も多湿でレンズの曇りは避けられません。
曇りがとれるまで待つ間見ていましたが、ここまで真紅なのはあまり見ません。


7)フブキバナ(シソ科テトラデニア属)
白が映えるようにブーゲンビリアの赤をバックに撮影。


8)ハイビスカス
いつもは何枚かアップするのですが、今回はこの一枚のみ。


9)花ではないようですが、真っ赤な色がインパクトありました。


10)楽しそうな二人でした。


11)ブーゲンビリアが元気でした。

これで年パスの有効期限が切れることになります。
次に行くときに年パスの更新です。

2月の東山植物園

2025-02-09 17:31:32 | 
撮影日:2025年2月4日

昨夜からの降雪で朝起きた時には銀世界が広がっていました。
今週は何年かに一度という寒波が日本列島を覆っており、日本海側を中心に大雪が降っています。
日常生活に支障をきたすほどの寒波は御免こうむりたいですね。
寒い日が続いていますが、植物の世界は着実に時を刻んでいることを感じることができました。

1)シナマンサク(支那満作、マンサク科マンサク属)
早春に他の木に先駆けて花が咲くことから「まず咲く」「真っ先」が転訛して名前になったと言われるように春の予感を告げる花です。
寒い日が続いていますが、例年通り咲いてきました。


2)これは中国原産


3)名前の語源としては他に、黄金色の花が多数咲くと豊作になるといわれることから「万年豊作」に由来する、あるいは花がたくさん咲くから「満咲き」からだとする説があry。


4)ハマメリス・ウェルナリス(ハヤザキマンサク)
シナマンサクの隣にありますが、花の大きさが違いすぎて咲いているのかがわからないくらいで、ちょっとかわいそう。


5)ヒイラギモチ
葉が棘のようになるのは若い時期だけだそうです。
花の少ない冬に赤い実をつけますが、結構赤い実の植物はあるんだなと思いました。


6)紅乙女
椿の中でも蕊が見えにくい種類の一つ


7)吾妻絞
花ごとどさっと落ちる椿は潔いと言われますが、落花を見ると哀れを感じさせもします。


8)関東数寄屋
椿園内には三河数寄屋という品種もありましたが、私には区別がつきませんでした。


9)合掌造りの家の裏手にある椿園にサザンカも多く見られますが、こちらも盛んに咲いています。


10)


11)合掌造りの家に飾られていた折り鶴


12)中に入ってもう一枚


13)正面側にもサザンカの木がありました


14)カンアオイ(寒葵、ウマノスズクサ科カンアオイ属)
何年か通っていますが、ここで見られることを初めて知りました。
花弁に見えるのは萼片だそうです。


15)レプトスベルマム(スカーレット・ドレス)
これもギョリュウバイの一種ですね。
これ一本しかないので、ちょっと寂しいです。


16)何の蕾か分かりませんでしたが、これから咲くのが楽しみです。


17)ロウバイもまだまだ元気に咲いていました。


18)ピントをずらして花がたくさんついていることを表現してみました。