昭和は遠くなりにけり

プログはいくつも作ってるのです。だけど本音愚痴を書くプログが欲しかった。

目川の事件簿

2017-07-30 16:22:34 | 日記

これは昔ライコス掲示板に書いた日記です。目川探偵が苦しくなると人形に祈る。そしたら願いが聞いてもらえた。不思議な人形のことが書いてあります。

京都の人なら誰でも知ってる。京都の町のあちこちにどかーんと目川探偵の写真が貼ってある。JR大津駅にも四条地下道にも。



目川探偵が書いた「目川の事件簿」という本を見つけて買ってきた。
面白いんで友達にあげると次々に人手に渡って超人気になった。

目川さんの実家はお菓子の製造販売店だった。
「私とこは軍隊にも卸すような高級菓子商ってました。甘いものの少なかった戦争中飛ぶように売れた」
なんだか猛烈に和菓子を食べたい発作に襲われ、練り切り、葛焼き、琥珀糖など山のように買ってしまった。目川さんのお蔭で5キロは肥ってしまった。

目川さんは3歳から探偵してたそうである。お母さんがえらく美人で日曜毎に逢引に出かける。
顔にいい匂いのクリームをぬってきれいな着物を着てこそこそ出かけるので直観でわかった。お母さんのあとをこっそり尾行するようになった。
ある日警察が来てお母さんを引っ張って行った。お母さんはぼろぼろになって戻ってきた。戦前は姦通罪があって見つかると鞭打ちだった。

目川さんは探偵になる前、日生のおじさんしててセールス日本一だったそうである。
昔はアダルトビデオなどないからブルーフィルムを見せてあげ、保険の勧誘するとぞろぞろ契約してくれた。昭和30年代に100万越えるサラリーだったとはすごい。
ある日ごみ捨て場にほかされてる人形を拾ってきた。洗ってピンクのマジックでおっぱいなど描いたらえらく悩ましくなった。
この人形は探偵事務所の守護神となり苦しい時拝むと必ず聴いてもらえると言う。

目川さんによると目川の父は本当の父じゃないのだという。本当の父はアングロサクソン系らしい。
ある日家に素晴らしく美男のイギリス系ハーフの青年が来てこの人とお母さんの浮気の結果が目川さんなのだそうな。
それにしても。目川さんて低身長、ずんぐりむっくり、細目、低鼻、つるつる頭。どこがアングロサクソン?


最新の画像もっと見る

コメントを投稿