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つれづれに

きままに書きます。
どうぞよろしく。

えっ、そんなはずはないけれど・・・・

2013年02月19日 | 写真
今日も寒い日です。
もしかすると雪がちらつくかも。この冬何度目になるのか
いつになく多いです。

昨日と一昨日と息子からメールが入りました。
「電話、貰った 何か用?」
「……(思い当たりません)かけてないわよ」とメールで返事。

ふたたび「履歴で確認をして」と。

変なのと思いながら受信歴をチェック。
そうしたら、番号があります。
仕方なく「あったわ」と返事。
息子は呆れた様子。

同じことが昨日も。

おかしいな~、掛けてないはずだけれど。
でも発信歴を見ると息子の番号があります。
「メールしようとして間違って電話の方を押したかしら・・・・?」

いよいよ壊れてきたかしらとさらに不安が募ります。

その後、ホスピスに入っている妹の夫さんに電話。
携帯は出なかったので、本電話にかけなおしました。
「私のフォトダイアリー製本されてなくてもいいので送って
もらえると喜ぶと思います」と言われて、
何とかしようと決めました。

で念のため携帯番号を確認したら、登録番号とは違っていました。
その時気付きました。
既に登録してあったのは、実は「息子の番号でした。
何と夫さんからの電話と思って、後から登録したのが
実は息子の携帯番号でした。

これで、?????は解けました。

まあ、私のミスには違いありませんが
メールと携帯の発信が、わからなくなるほど
ボケていたわけではないと
ホッとしたのです。

でもこんなことが増えるのかしらと
やっぱり落ち込んでいます。

聞いた人は笑ってくれますが。

クローズアップ現代に学ぶ

2013年01月16日 | 写真
 今日のクローズアップ現代は、”コンビナート危機”急増する事故何故と言う内容でした。

今回に限りませんが、この番組はきちんとした調査がされて、その調査に基づく映像で構成されています。

そしてさらにその分野の専門家が登場し、司会者の質問に答えて、何が問題か意見を述べる。
この専門家の選択を誤ると、おかしい方向性が出されることもあるけれど、それはあまりないように思われます。

今、日本において何が問題なのかを知るのに、とても役に立つ、勉強させられる番組だと思ってみています。

ちなみに今回の番組ではコンビナートの事故は、
老朽化とともに、技術者への継承がきちんと行われなかったことによるレベル低下があったということでした。
このことを大企業のの技術者が直接証言していたのは、驚きでした。

今いたるところで、成長期を支えた技術者が退職し、その後の補充が不十分であったことは、いたる分野に見られていることと言えます。
最近の正職員減少と非正規職員の増加と言う企業がとってきた方法とも無関係ではないでしょう。

高度成長路線を突っ走ってきた日本の大きなほころびが
今日本のいたるところで起きていると思うと、生きた心地がしません。

新年は賑やかに そして 静かに

2013年01月03日 | 写真
 暮れから昨日までのにぎやかさが嘘のような、静かな我が家です。

明るい日差しが差し込む広い広い居間で、2匹の猫の世話をしながらパソコンに向かっています。
猫まで、家族と似たり寄ったり、お腹がすいた時だけよってきます。 
後は時々外に出て、帰ってきたら窓の外でジーと中を見つめて、鳴きながら開けてもらえるのを待っています。

30日からは娘家族3人が、勿論咲ちゃんが主役です。
それに大掃除や料理の手伝いををやってくれる友人も。
大晦日から 息子夫婦がやってきました。
大晦日はこの日くらいしか食べられない高級牛肉ですき焼きを、これは娘のお歳暮です。
大根や玉ねぎが入ったかなり甘い関西風のすき焼きですが、これが数少ない母の味です。

1-2日はお雑煮、これもまた出汁をたっぷりとった鳥肉入りの関西風お雑煮。
ホウレンソウ、紅白のかまぼこ、伊達巻いり。
これも皆がほめてくれる母の味です。

でも買い物やら、下ごしらえやら、それに掃除など 助っ人がいても結構堪えました。
洗い物は娘の夫さんがせっせとやってくれて助かりましたが、娘は妊娠中で何もやりません。
息子の奥さんは息子がガードして、お手伝いをさせませんでした。
今度 訳をきかなくては。

2日は子どもたちの父親方の恒例の新年会。
ここ数年以上東京会館の新年会に集まります。
母が元気だった頃は、自宅だったのですが。
大人22名 子ども&幼児10名の大所帯。

5000円も払って一時間半もかけていくところかしらと・・・。
お年賀、用意しきれなくて、あわてて出発前に和菓子屋さんへ、
一個はそれほど高価でなくても世帯数にしたら二万円近く。
子どもたちへのお年玉はのし袋を忘れて、省略してしまいました。

帰り際 娘から「お母さん、さきにお年玉は?」と催促されました。

バアバは弱しです。





行ってきました! 鎌倉・江の島へ

2012年11月29日 | 写真
 9月以前から決まっていた鎌倉旅行。一年一度のグループ旅行です。
昔おなじ宿舎に住んでいた友人たちとの旅行は今年で18回目。

リンパ浮腫におきた感染症が何度も再燃し、入院や通院での抗生物質の点滴に追われていた9-10月。

旅行に行くのは無理だろうなと諦めていたのだけれど、
念のため医師に聞いてみました。
そうしたら、「行って来ればいいんじゃないですか、気晴らしになるし。感染症が起きればまた点滴すればいいじゃないですか」と言われました。
とたんに私の顔は明るくなったことでしょう。
また点滴すればいいじゃないですかには、ちょっと抵抗感がありましたが・・・。

2時間前に参加を断った幹事に再電話。
それから急いでやり残していたことを片づけて、2泊3日の旅の準備。
欲張って一眼デジカメまで持参した荷物はとっても重かった(欲張りすぎでした)

鎌倉は残念ながらまだ紅葉には早かったようでした。
でもワイワイ言いながら、初日は長谷寺、
二日目は」腰越の万福寺、龍口寺の五重塔そして円覚寺を回ってきました。
印象的だったのは、食事処鉢の木の前にあった小さな雪洞美術館でした。

円覚寺にはオームの幹部たちに虐殺された坂本弁護士の御墓があり、みんな驚きながら手を合わせてきました。

この旅行の最大の魅力はそれぞれに持ち寄った土産品を楽しみながら、それぞれに言いたいことをいい、それでいて誰かが傷つくこともなく気持ちよくおしゃべりできて、元気が出てくることなのです。

二日目の夜には来年の行き先と幹事が決まります。
ちなみに来年は、奈良と決まりました。

私と言えば、疲労感はありますが、心配した脚の方は、腫れがひどくなることもなく、6日目を迎えています。

星野道夫のエッセイ(イニュニック)に見つけた風についての言葉

2012年11月12日 | 写真
どういうわけか週末に持病の蜂窩織炎が出てきます。
10月に2週間も点滴して、「徹底的にたたきましたから」と
太鼓判を押されていたのに、またです。
仕方なく、病院へ。

点滴が終わったら、2時。空腹を感じて駅ビルでキノコいっぱいのスープらーめんの昼食を。

食後のひと時を、持っていたイニュニック アラスカの原野を旅する(星野道夫)を読みました。

その中で出会った文章を書き留めておきたくなりました。

イニュニックとは、エスキモー人の言葉で「生命」を意味する。
星野道夫はアラスカをこよなく愛し、アラスカに長く住んでいました。アラスカの自然を撮り、動物を撮り、エッセイを書いていたのです。
そして撮り続けていたグリズリー(熊)に襲われて亡くなるという悲劇に見舞われました。

彼の文章はアラスカのただなかにいるような気持ちにさせてくれるのでした。

そんな文章が綴られているこの本の中に「命は一体どこからやってきて、どこへいってしまうのだろう]というくだりがありました。

それに続いて、こんな引用がありました。
”すべての物質は化石であり、その昔は一度きりの昔ではない。いきものとは息を作るもの、風をつくるものだ。 太古からいきもののつくった風をすべて集めている図書館が地球を取り巻く大気だ。
風がすっぽり体をつつむ時、それは古い物語が吹いてきたのだと思えばいい。風こそは信じがたいほどやわらかい、真の化石なのだ”(谷川雁 ものがたり交響)

こんなふうに風をとらえ、表現するというのはすごいことだと、深い思索があってこその言葉だと感じ入ったのです。

実は私は風が好きで、風になってというブログをかいていたことがあります。
私が風を好きなのは、かなり感覚的なものです。
風が体をくるむ時、風が肌を流れていく時、とても幸せな気持ちになれるのです。

同じ風についての表現であってもこんなふうに風をとらえ、表現するというのはすごいことだと、深い思索があってこその言葉だと感じ入ったのです。