リートリンの覚書

日本書紀 巻第二 神代 下 第十段

第十段

彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊
(ひこなきさたけうかや
ふきあえずのみこと)は、

その叔母・玉依姫を妃としました。
彦五瀬命(ひこいつせのみこと)を
生みました。

次に稲飯命(いなひのみこと)。
次に三毛入野命(みけいりののみこと)、
次に神日本磐余彦尊
(かんやまといわれひこのみこと)。

合わせて四男を生みました。
久しくたって彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊は、
西洲(にしのくに)の宮で崩御されました。

そこで日向の吾平山上陵
(ひむかのあひらのやまのえのみさぎ)に
葬りました。

一・一書に曰く、
まず先に
彦五瀬命(ひこいつせ)を生みました。

次に稲飯命(いなひ)、
次に三毛入野(みけいりの)、
次に狭野尊(さの)、
またの名を、
神日本磐余彦尊
(かんやまといわれひこのみこと)
といいます。
狭野というのは、
これは若かりし頃の呼び名です。

後に天下を平定して、
八洲を領有しました。

そこで、もうひとつの呼び名を加えて、
神日本磐余彦尊というのです。

二・一書に曰く、
まず先に五瀬命を生みました。
次に三毛野命(みけの)、
次に稲飯命、
に磐余彦尊。
またの名を、神日本磐余彦尊といいます。

三・一書に曰く、
まず先に彦五瀬命を生みました。
次に稲飯命。
次に神日本磐余彦尊。
次に稚三毛野命(わかみけの)。

四・一書に曰く、
まず先に彦五瀬命を生みました。次に磐余彦火火出見尊。次に彦稲飯命。次に三毛入野命。



・西洲(にしのくに)
九州

・日向の吾平山上陵
(ひむかのあひらのやまのえのみさぎ)
鹿児島県鹿児島市吾平町上名か


日本書紀に登場する神様一覧は、
こちら、



ぶっちゃけ
名前だけの段ですね😅

彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊の活躍は、
全く書かれていません。
どのような方だったのでしょうか。
気になります。

さて、
今回の段で神代の巻が終了です。
いかがだったでしょうか?

日本書紀を読んでみて
改めて神話って面白いと思いました。

日本書紀は、
漢文で書かれてあるのですが、
読んで楽しく、
以外に読みやすい。

漢文の勉強は、
中国の漢詩だけではなく、
日本神話も教科書に
載せるべきと思いました。

戦後75年。
いい加減、
GHQの呪縛から
解放たれていいのでは。
と思いました。

あぁ、もう🇺🇸は気にしないけど
べつの国が騒ぐか
面倒くさいのぉ😔

こっちは、ケンカする気なんか
サラサラないのに。

でも、素戔嗚尊の💩話しなら
子どもも楽しめるし、
他国も文句は言えないだろう。

って、自分が1番💩話しに
ハマってる😅

さて、日本書紀巻第三、
神武天皇へと行きたい所ですが、

どうしても、
神様の復習をしておきたい。

あと、放置している歴史勉強。

というわけで、
しばらく日本書紀はお休みします。

明日から、
日本書紀に登場した神様を
深く調べてみたいとおもいます。

お付き合いして
いただけたら嬉しいです。

読んでいただき
ありがとうございました。






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