134・日本の神様
・青海皇女
青海皇女
(あおみのひめみこ)
履中天皇の子
第22代清寧天皇の崩御後、
一時政を執ったとされる
別名
飯豊青皇女
(いいとよあおのひめみこ)
飯豊皇女
飯豊皇女
(いいとよのひめみこ)
飯豊女王
(いいとよのひめみこ)
忍海飯豊青尊
(おしぬみのいいとよあおのみこと)
忍海部女王
(おしぬみべのひめみこ)
飯豊青尊
(いいとよあおのみこと)
青海郎女
(あおみのいらつめ)
青海良女 飯豊郎女
(いいとよのいらつめ)
忍海郎女
(おしぬみのいらつめ)
飯豊王
(いいとよのみこ)
青海皇女尊
(あおみのひめみこのみこと)
忍海郎女王
(おしぬみのいらつめのみこ)
「日本書紀」では
日本書紀 巻第十二
本文では、
このように登場しています。
“秋七月四日、葦田宿禰の娘の黒媛を立てて皇妃としました。妃は、磐坂市辺押羽皇子、御馬皇子、青海皇女を生みました。”
履中天皇と皇妃・黒媛との間に
生まれた子です。
一書では、
飯豊皇女(いいとよのひめみこ)と
伝えられています。
巻第十二では名前のみの登場で
詳しい活躍は記載されていません。
そのほか
・福島県白河市に「飯豊比売神社」があり、御祭神が飯豊比売神です。
・福井県大飯郡高浜町にある「青海神社」の御祭神に関して、本居宣長の『古事記伝』では「履中天皇の子(一説には孫)と言われる飯豊青海皇女を祀る」と記されています。
また飯豊女王が禊をしたという池があり、伝承にまつわる神事が伝えられています。
・奈良県葛城市の「角刺神社」は、飯豊青皇女が政を行った忍海角刺宮跡として知られています。
境内に飯豊王女が鏡として使ったという池があります。
祀る神社
青海神社(福井県大飯郡)