攻略完了。
全七章
攻略時間:14時間10分
三章の途中からやったから、だいぶ楽だった。
自分メモ的な記事なのでプレイ途中で整理のために書いたメモを箇条書き。
なので後で判明する事物もあるのでプレイ途中の段階では間違ってる&引っかかってる部分あり、要注意。
一条ルートで分かっていることは省く。
達磨になった来栖野小夏、復讐者として再登場。
よくやったニトロw
ちなみに銀星号の中の人は主人公の妹の光(狂ってます)、主人公が善悪相殺で殺した最初の味方は養母。
だから主人公は銀星号事件から手が引けない、対抗できるのは村正のみ。
このルートのヒロインは大鳥香奈枝さんGHQの将校であり大鳥家の長女であり公方の一人獅子吼(香奈枝さんの親父を殺して大鳥本家をのっとりました)のかつての婚約者でもあり、一章で主人公の善悪相殺の犠牲となった雄飛君の従姉妹のお姉さんであります。
香奈枝さんは弱肉強食であろうがなんだろうが、踏みにじられたのなら復讐しなければならないと言う考えの人。
貴種(ノーブル)としての父の教えもそうだが、復讐を行うために父の教えを利用していた。
生まれ付いての悪性の持ち主、父の苦悩も自分の歪みもどうすれば解決するかを知りながら復讐と言う行為をしたいが為に全てを黙殺した人。
結果、決定的な事件が起こり実家から放逐される。
諸国を回りながら死者の代弁者として復讐を繰り返しながら雄飛くんを見つけて日本に帰ってきた。
しかし殺された。
その復讐に来たわけですね。
主人公は協力者である親王と署長から銀星号事件が解決したら司法の場で裁いてもらうことを約束していた。
しかし署長と親王には裁く気がなかったw
そうこうしてる内に香奈枝さんがGHQのお仕事で署長を殺してしまいます(主人公は香奈枝さんが下手人であることは知りません。親王は舞台から退場)。
実は主人公の養父であった署長、主人公は下手人を憎みます(自分如きが賢しらにも憎しみを憶える事を嫌悪しながらも)。
主人公はGHQに囚われ、自分を裁く人間がいなくなった事を嘆いていたところ。
香奈枝さんが現れ、雄飛を殺した復讐を銀星号事件が解決したら行うことを告げる……
主人公、自分を裁く人間の登場に泣いて感謝の意を述べる。
そっからGHQが核を六波羅に落としたり、香奈枝さんの妹と六波羅のトップの息子を結婚させて権力を握ろうとした、生き残った獅子吼を香奈枝さんがぶっ殺したり、銀星号が核で生きてはいるものの捻子繰れた前衛芸術と化していて、生き残った公方の一人、茶々丸と死んだり。
で、主人公は生きている目的を終えて香奈枝さんの執行を待つのみ。
しかし現れたは養父を殺した劔冑。
こいつとの戦いで死にかけながらなんとか香奈枝さんが来るまで持ちこたえた主人公、香奈枝さんからの復讐の刃で死す。
その刃がやけに優しいことに不満を憶えながらも……
最後まで劔冑の中の人が香奈枝さんだと主人公は気づきませんでした。
自己の欲求の為に復讐を繰り返してきた香奈枝さんは、大義を持ちながら全く言い訳をしない主人公が理解できなかった。
だから考えた、客観的に見れば主人公は全世界的に善行を行っている。
しかし主人公は殺人行為を行っている自分を許せない。
主人公を誰も理解せず、誰も主人公を庇わない(主人公自身も)
それは途方も無く理不尽なことではないのか?
ならば、生かしてはどうだろう?悔恨を抱えたまま生かしてはどうだろう?
獅子吼を殺し、復讐とは先人が述べる様に空しい事ではないかと悟りかけた香奈枝さん。
実は自分はそれを悟るのが絶望的に遅かっただけではないかと悟りかけた香奈枝さん。
実は父は自分の遅れに気づいていたのではないかと悟りかけた香奈枝さん。
そして戦いの最中、裏返りかけて………結局最後まで死者の代弁者だった香奈枝さん。
主人公を多く理解した香奈枝さんは主人公を慈しみながら優しい死を与え。
まもなく自分も息を引き取る。
箇条書き終了
一条ルートより良い終わり方だった。
使い古されたテーマだったけど、読み物としてここまで生々しく作ったのはそうは無い。
よく掘り下げてくれたと思う。
だからエロゲーを読むのは止められない。
全七章
攻略時間:14時間10分
三章の途中からやったから、だいぶ楽だった。
自分メモ的な記事なのでプレイ途中で整理のために書いたメモを箇条書き。
なので後で判明する事物もあるのでプレイ途中の段階では間違ってる&引っかかってる部分あり、要注意。
一条ルートで分かっていることは省く。
達磨になった来栖野小夏、復讐者として再登場。
よくやったニトロw
ちなみに銀星号の中の人は主人公の妹の光(狂ってます)、主人公が善悪相殺で殺した最初の味方は養母。
だから主人公は銀星号事件から手が引けない、対抗できるのは村正のみ。
このルートのヒロインは大鳥香奈枝さんGHQの将校であり大鳥家の長女であり公方の一人獅子吼(香奈枝さんの親父を殺して大鳥本家をのっとりました)のかつての婚約者でもあり、一章で主人公の善悪相殺の犠牲となった雄飛君の従姉妹のお姉さんであります。
香奈枝さんは弱肉強食であろうがなんだろうが、踏みにじられたのなら復讐しなければならないと言う考えの人。
貴種(ノーブル)としての父の教えもそうだが、復讐を行うために父の教えを利用していた。
生まれ付いての悪性の持ち主、父の苦悩も自分の歪みもどうすれば解決するかを知りながら復讐と言う行為をしたいが為に全てを黙殺した人。
結果、決定的な事件が起こり実家から放逐される。
諸国を回りながら死者の代弁者として復讐を繰り返しながら雄飛くんを見つけて日本に帰ってきた。
しかし殺された。
その復讐に来たわけですね。
主人公は協力者である親王と署長から銀星号事件が解決したら司法の場で裁いてもらうことを約束していた。
しかし署長と親王には裁く気がなかったw
そうこうしてる内に香奈枝さんがGHQのお仕事で署長を殺してしまいます(主人公は香奈枝さんが下手人であることは知りません。親王は舞台から退場)。
実は主人公の養父であった署長、主人公は下手人を憎みます(自分如きが賢しらにも憎しみを憶える事を嫌悪しながらも)。
主人公はGHQに囚われ、自分を裁く人間がいなくなった事を嘆いていたところ。
香奈枝さんが現れ、雄飛を殺した復讐を銀星号事件が解決したら行うことを告げる……
主人公、自分を裁く人間の登場に泣いて感謝の意を述べる。
そっからGHQが核を六波羅に落としたり、香奈枝さんの妹と六波羅のトップの息子を結婚させて権力を握ろうとした、生き残った獅子吼を香奈枝さんがぶっ殺したり、銀星号が核で生きてはいるものの捻子繰れた前衛芸術と化していて、生き残った公方の一人、茶々丸と死んだり。
で、主人公は生きている目的を終えて香奈枝さんの執行を待つのみ。
しかし現れたは養父を殺した劔冑。
こいつとの戦いで死にかけながらなんとか香奈枝さんが来るまで持ちこたえた主人公、香奈枝さんからの復讐の刃で死す。
その刃がやけに優しいことに不満を憶えながらも……
最後まで劔冑の中の人が香奈枝さんだと主人公は気づきませんでした。
自己の欲求の為に復讐を繰り返してきた香奈枝さんは、大義を持ちながら全く言い訳をしない主人公が理解できなかった。
だから考えた、客観的に見れば主人公は全世界的に善行を行っている。
しかし主人公は殺人行為を行っている自分を許せない。
主人公を誰も理解せず、誰も主人公を庇わない(主人公自身も)
それは途方も無く理不尽なことではないのか?
ならば、生かしてはどうだろう?悔恨を抱えたまま生かしてはどうだろう?
獅子吼を殺し、復讐とは先人が述べる様に空しい事ではないかと悟りかけた香奈枝さん。
実は自分はそれを悟るのが絶望的に遅かっただけではないかと悟りかけた香奈枝さん。
実は父は自分の遅れに気づいていたのではないかと悟りかけた香奈枝さん。
そして戦いの最中、裏返りかけて………結局最後まで死者の代弁者だった香奈枝さん。
主人公を多く理解した香奈枝さんは主人公を慈しみながら優しい死を与え。
まもなく自分も息を引き取る。
箇条書き終了
一条ルートより良い終わり方だった。
使い古されたテーマだったけど、読み物としてここまで生々しく作ったのはそうは無い。
よく掘り下げてくれたと思う。
だからエロゲーを読むのは止められない。
私も復讐編(も)大好きです。ルートヒロインが萌えとは真逆のキャラのせいか、評価してる人が少ないのが不満ですが。(とはいえ、あの目は確かにヒロインのビジュアルとしてはやりすぎだったかも)
「殺してなんかやるもんか」「殺せない…」→「ゲェハハハハハハハ!!!」の流れは個人的に神がかってました。
復讐の意味をここまで突き詰めて叩きつけたキャラは、ゲーム媒体では希少じゃないでしょうか。
>>村正は見事なまでに捨てルートがなかったですね。
どのルートでも主人公は一定の答えを得てからENDを迎えているように思えました。
>>私も復讐編(も)大好きです。
最後まで自らの幸福を主人公が求めないとすると、このルートの終わり方は主人公にとって、とっても幸福な終わり方だったのだと思いました。
たしかに複眼ヒロインはギリギリやりすぎだったかもw
>>復讐の意味をここまで突き詰めて叩きつけたキャラは、ゲーム媒体では希少じゃないでしょうか。
復讐の意味を考え、理解しそれでも走りきった香奈枝さんには衝撃を覚えました。
ここまで書ききってくれたニトロは本当に素晴らしい。
コメントありがとうございました。