東京ヤングジュオン日記

森林ボランティア講座in東京の
卒業生の活動日記

第24期 里山・森林ボランティア入門講座in東京 第2回報告

2022-12-02 | 里山・森林ボランティア入門講座

こんにちは!今年度インターンとして参加させていただいている納富(のうどみ)です。

日本にも冬将軍が土俵入りし、寒さが深まりつつある日々ですが皆様はいかがお過ごしでしょうか。

JUON NETWORKは、11月27日(日)第24期里山・森林ボランティア入門講座in東京の第2回を東青梅で開催。天気にも恵まれ、第2回では、この講座で初めて森林に足を踏み入れました。実際に山に足を踏み入れ、やぶ払い、森林レクチャーの最中、参加者の楽しい声が第1回の頃に比べ急勾配になり、身も心も森林に魅了されていく瞬間を体験してきました。その体験をここに記そうと思います。

東青梅に朝9時半に集合。西多摩自然フォーラムの方々、ヤングジュオンの庄司さん、参加者の皆様と準備体操を行いました。西多摩自然フォーラムの方々は、常に優しく私たちにも丁寧にアドバイスを下さいました。また、以前、入門講座を受け、ヤングジュオンとして来てくださった庄司さんは、明るく元気でかつ、木々、落葉や樹葉に大変詳しいお方でした。

(準備体操の様子)

そして、いよいよ山の中に入りやぶ払いの作業がスタート!西多摩自然フォーラムの久保田さんからノコの使い方、伐採する際に気を付けなければならない注意点を教わりました。私事ですが、ニガイチゴの棘は痛いです!イチゴという言葉に騙されないで。

(注意事項などを真剣に聞く参加者)

前にそびえたつ大きな木々は私たちを見下ろし、やぶ払いという名の真剣勝負が始まるかのようなピリッ!とした雰囲気もあの場にはあった気がします。ですが、木々を除伐し終え、気持ちいいという声、木々で見えなかった景色が見えたことが嬉しいといった声も上がり、まるで勝負が終わり、勝利したときの清々しさや笑顔がはっきりとそこにはありました。これも参加者の皆様、サポートしていただいた方々のおかげでやぶ払いも無事に終えることも出来ました。

(やぶ払いをする参加者)

続いて、「森林の中の木々のレクチャー!」と言いたいところですが、ここで少しお昼のブレイクタイムの写真をどうぞ。

お昼休憩では、講座の第1回で話し合えなかったメンバーとも談笑し、食事を楽しむ様子が見られました。

休憩も終わり、森林レクチャーの時間。森林レクチャーは、西多摩自然フォーラムの方々、庄司さんが青梅の森の木々の種類、歴史背景、針葉樹と広葉樹の混合林の難しさについて分かりやすく、実践的に、そして楽しく教えて下さいました。「木って200種類あんねん。」そんな声がどこからか聞こえてきそう。しかし、木々の種類はあの山だけでも200種類以上ありそうな気もしました。また、青梅は最初は人が通れるような道は少なく、整備された場所とは言えない荒野から人を招いたイベントを開催できる場所へと進化したのには、これまでの奇跡があったからなのだろうとその場で身に染みて感じました。

(レクチャーを真剣に聞く参加者)

山の1日は夢中になっていると早いもので、第2回はこれにて終了ということになりました。最後に、ノコの手入れを参加者の皆様と行い、解散となりました。

第2回を終え、自然に真剣に向き合い、手入れをすることを生業としている人たちの想いをなくしてはならないと改めて実感しました。人と森林を繋ぐ、そのコミュニティを広げる、誰しもが森林、自然を大事に思うことだけでなく、大切にしようと行動することがこれから重要になっていくことを森林の中で深く学ぶことができました。

最後になりますが、今回サポートしてくださった西多摩自然フォーラムの皆様、ヤングジュオンの庄司さん本当にありがとうございました。そして、参加者の皆様!次回は、鳩ノ巣での活動になります。楽しみですね。

これからさらに冷え込んでまいります。皆様、お体にはお気をつけてお過ごしください。ここまで読んでくださりありがとうございます。

                                   JUON NETWORK インターン生 納富虎太郎

 


コメント    この記事についてブログを書く
« 第24期 里山・森林ボランテ... | トップ | 2/5(日)合同作業部会 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

里山・森林ボランティア入門講座」カテゴリの最新記事