おぐれです。11月27日(日)にふれあい農園にて、地域密着奥多摩食の体験企画に参加しましたので、報告致します。地元の方たちと大根の漬物「大根のからし漬」「大根のパリパリ漬」を作ると聞いて楽しみにしていました。
農園で本日使う大根を収穫しました。今週の雪の影響が心配でしたが、寒暖差は作物を美味しくするので、期待もありました。奥多摩は急峻な地形で斜面が多く、平面で畑を持つことが難しいので、野菜を生業としている農家はほとんどいません。わさびやきのこが主要特産物です。
大量です。ピーマンや里芋も収穫できました。
大根の葉を落とし、丁寧に洗っています。申し遅れましたが今日作る漬物は商品化され、さらに毎年地元の方の努力で好評を受けているとあって、その評価を落とさぬようより一層丁寧に大根と接しました。大根は200本近くになりました。
昼食は地元の方が地元食材を用いた料理を振る舞ってくれました。いつまででも食べられました。久しぶりに美味しいものを食べた気がします。今回は一般参加者も来られており、交流にも花が咲きました。
午後は切り替えて漬物づくりをしました。からし漬用大根50キロ、パリパリ漬用大根50キロ合わせて100キロ分下準備をしました。結構大変でしたが、リズムができると楽しいものです。醤油は酢と砂糖で煮込んで切った大根に入れ、また戻して煮込むという工程を三回繰り返すことで良い味がでるそうで、手間をかける大切さというものを再確認しました。
時間をかけてやっと「大根のパリパリ漬」が完成しました。三日ほど寝かせるとさらに味が引き立つそうなので、その日を楽しみに待ちます。漬物名人の地元のお二方には感謝が尽きません。例年通りの好評を頂けることを期待します。
地元の方との会話で、奥多摩では若者が家を出て、一人で暮らす高齢者が多いことを聞きました。空き家が後を絶たず、都市と集落の二極化は東京都だけでも顕著に現れていると実感しました。地域密着などで交流を重ね、ゆくゆくは移住者が増えていけば良いなと思います。
以上