廃止される寝台列車、今でも乗れるのは？

廃止される寝台列車、
　　今でも乗れるのは？


寝台列車の富士・はやぶさが１３日、最後の運行を迎えた。
「あさかぜ」「さくら」などブルートレインの愛称でも親しまれてきた
東京駅－九州を結ぶ寝台列車は、すべてなくなった。
ブルートレインは約半世紀前に登場、食堂車や冷暖房付きの車両は
「走るホテル」と呼ばれ、当時の人々にとってあこがれの存在だった。
しかし飛行機、新幹線などの他の交通網の発達や、設備の老朽化で
徐々に時代遅れの存在となり、廃止される傾向にある。

　寝台列車は「カシオペア」や「トワイライトエクスプレス」などが
現在も走っている。

　◆寝台特急

　▽サンライズ出雲（東京～出雲市）

　▽サンライズ瀬戸（東京～高松）

　▽カシオペア（上野～札幌）

　▽北斗星（上野～札幌）

　▽あけぼの（上野～青森）

　▽北陸（上野～金沢）

　▽トワイライトエクスプレス（大阪～札幌）

　▽日本海（大阪～青森）

　◆寝台急行

　▽はまなす（札幌～青森）

　▽きたぐに（大阪～新潟）

　※臨時列車は除く


そもそも寝台特急って、乗ったことありますか？
廃止されるわけですから、
乗ったことのないひとって結構いらっしゃるのでは？

私もたった1回だけなんです。
それも、「寝台特急で行くＴＤＬへの旅！」
という、ツアーなんですよ。
はい、こどものたっての希望で（笑）

なんだろ、旅愁を煽るとでもいうのでしょうか、
オトナにとってはイメージ上での美しさや
懐かしい響きなんていうのがありますよね、
だけど、子どもにとってはイベントなんです、
「寝台特急にのる、ぜったいのるもん！」みたいな（笑）

3時間でいける東京まで、
何時間かけていったんだろう？
こどもははしゃいでいましたが、
狭い4個のベッド（上下2個かける2列）に
ぎっしり4人寝るんですよ、
あ、私たち3人のほか、よそのひとがひとりいました（汗）
その緊張感たるや・・
一緒に乗り合せたひとはすっと上のベッドにあがると
朝までおりてこなかった、おしっこは大丈夫だったのか（笑）

でも、でも、やっぱりイベントののりに
なっちゃいました、われら親子（笑）
現金ですよね、すみません・。

あんなに狭い寝台なのに、こどもが父親のところに
もぐりこんでいったりして（小学2年生だった笑）
非日常ならではの、親睦をはかっておりましたよ。
列車が走る音、まっくらな車外の風景、
徐行して入る静かな、眠りについた駅・・・
うれしかったです、あー、旅に出れたんだという実感があって。

たしかに、遊んでいる線路をつかって、
夜もひとを大量に運ぶ、という発想は
時代にそぐわないものなのかもしれません。
だけど、どきどきしながら、遠くの街へ行く・・
その感慨を静かに乗せて運んでくれたのが寝台特急～
なくなってしまうというのは淋しいなと思います。

憧れて乗ったこども、今はおとなになったこどもは
どう思うんだろう？

とりあえず、
私はときどき新大阪駅で見かける、
あの列車を探しましたね、
ちゃんと残っているかどうか。

＞▽日本海（大阪～青森）

ああ、のこっていました！！！
うれしいな、
いつか、廃止になるまえに
青森に行きたい、
空いているときに←わがまま（笑）