Lに捧げるちいさな図書館

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INVITATION やっとです・・・!

2009-05-30 | 松山ケンイチ

Invitationの素敵なインタビュー記事。
(2007/3/13付記事を再掲載しています)



ファッション誌なのに
いいインタビューなんですね、いつも。




白。
貪欲な白、があるんですって。

松山くんは
がむしゃらでなく
焦りもなく
でもいつも
何にでも手をのばす、
長くて細くて美しい指で
対象をひっかけ、
濁りのない澄んだ目で
みつめて、
みつめて、
内側を通過させる



「なんでフィルターに通さずに、
 そのままを受け入れることが
 できないんだろう。
 最近、よくそう思います」

 そこにある「そのまま」を
 受け入れる。
 こうした思考=志向のモードは
 近作の演技にも反映されている。

 演出されていない空気の中に
 人物がいる。そこには
 いい意味で迫力のない、
 芝居が置かれている。

「すごい空白、ありますよね。
 芝居にも、作品にも」
        (神童)

 結果、人物の内側にある
 「何かに導かれるような感覚」が
 浮き彫りになる。
 とりわけ、松山扮する青年ワオが
 ベートーヴェンのピアノソナタ
 第23番、通称「熱情」を
 ひく場面は圧巻だ。

「ぼくはどうやったら、この仕事を
 やる上で≪こどもでいられるか≫を
 ずっ考えてきたんですよ。
 どうにかして≪子ども≫っていうものを
 認めてほしいなって。
 なかなか難しいんですけど」

 これはこどものように
 無邪気に役を演じるということではない。
 俳優としての根本的な姿勢の問題だ。
 映画を、
 新しい視点を発見する
 ≪反抗の芸術≫と考える彼は、
 作品に取り組む上で、
 いわゆる「大人」の保守性とは
 無縁でいたいと願っているのだ。

       INVITATIONより
              引用



今日のテキストですよ。
味わおうね。
味わうと、ますます、
こんなふうに考えている
松山くんの深くに
降りて行ける気がしませんか・・・


 

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6 コメント

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味わうと、語り合いたくなってきます (usa)
2007-03-13 14:47:41
松ケンがインタビューとかで話すことって、活字になって難しい解説がついたほうがわかりやすいと思えるのが不思議です。文章を書いている人の思いや思惑も多少は入っているのでしょうけど。
人間「松山ケンイチ」と何かについて深く語り合ってみたいと思いませんか?どんな言葉で語ってくれるのか。それをどこまで理解できるのか。こちらの言葉にどんな言葉を返してくれるのか・・・ ああ、かなわぬ夢だけど。
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こんばんわ! (満由子)
2007-03-13 21:19:49
はじめまして☆壱さんのところから来ました。
とーーッても素敵なブログですね♪♪♪
これからもまた来ます!突然コメントしてすぃません。
返信する
汲めどつきない泉のようなひとだと・・・ ()
2007-03-13 22:10:57
 usaさん、松ケンと話をするのは、漠然とじゃなく、テキストを選んでの読書会などがよいと思います。「ソウルズ」なんかいいと思いますよ、みなさん、お買い求めになったし、ってどこでするんだっての(笑)ひとつのテーマについて話し込んでゆくと、そのひととなりがよくわかると思います。松ケン、放し飼いにしたら、わけわかんないとこまで走ってっちゃうよ?
返信する
満由子さん、初めまして! ()
2007-03-13 22:15:58
 わあ、松ケンフリーク!様の著名人、またお出まし! 遊びにきてくださってありがとうございます。われらがBUMP同盟の壱さんですね、共通のキーワード!一度、遊びにきたひとはLちゃんがゲストブックに名前を書き込んでしまうって知ってました?デスノートじゃないから安心してくださいね!Lちゃん、ずっといらっしゃいますので、どんどん遊びにいらしてくださいよ、私も壱さんちに伺います。ラブですから!!
返信する
こんばんは (あんじゅ)
2007-03-13 22:57:41
ちょっとゆっくりしてたら、こんな時間になってました。

本屋でインビテーション見つけたときには、クラッとしましたよ、かっこよすぎ
私、前回のを持ってないので、やっとこれを手にした時には、すごく嬉しかったんです
そうそうたるブランドを着こなす松山さん。
そして、あの細くて綺麗な手に似合う指輪。
やっぱりモデルですね、さすが松山ケンイチ!
記事もしっかり読みました。
両方で、おなかいっぱいです(笑)
まじめな話のあとになんですが、
前から知ってはいましたが、意外と胸元がふしゃとしてますよね?最近の若い人って、少ないと思ってました(すごく勝手な想像です 笑)樹さんと同じく、Lの時には・・・。まっ脱ぐシーンはないはずですから、せめて手と腕だけはよろしくです

雑誌といえば、買うばかりでちゃんと読めてません。正直、本たちがかわいそう(涙)松山さんと同じくらい本が大事な私です。
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あんじゅさんに同感! ()
2007-03-13 23:12:19
 こんばんは。そうです、私も2,3日前に書いたかも、ですが、本が読めてなくて、作り手さんに申し訳なく思ってます。文庫本などより、たっくさんのひとの力でつくられてますもんね。時間をみつけて、どの雑誌も読まないと、です!

松山くんの指は重罪ですよ。あの美しさ、神です! 私はカジュアルな服装はだれもがそれなりに、だって日常だから、着こなせると思うので、それほどでもないんですが、インビデみたいなファッション誌で松山くんが着てみせ、立ち位置を決めてる写真を見ると、さすがキャリアあり!!って震えそうになります。どこかのあんちゃんには着こなせませんとも!! 特にブリティッシュな装いのスーツなどはたまりません。松山くんの≪華のかんばせ≫は英国のパブリックスクールを彷彿とさせるので、やはり気品ある格好がきりりと美しいです。ってモード系の話になってしまいましたが、インビテは含蓄のあるインタで、長いこと楽しませてくれますね。大好きな雑誌です!オダジョーも載ってたしい!
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