こういう感想もあるのか≪ＤＭＣ≫

興収20億を突破、予測をつぎつぎ上方修正してゆく≪ＤＭＣ≫ですが、
あまりに好評な松山くんのクラウザーさん＆ねぎっちょ。
ちょっと違う感想、目にしたくないかたはスルーなさってくださいね。
私は結構興味深く読みました。


こういう感想もあるのか≪ＤＭＣ≫


（↓↓　とあるかたの感想の要約です　↓↓）

★ここまで漫画チックな60年代風の映画はめずらしく、
　完全なＢ級映画を目指しているのはほめてあげたいが、
　感激できるところがないままだった。

★音楽に対する姿勢が2の次だった。これは音楽映画じゃないと
　言われればそれまでだけれどなあ。

★松山ケンイチの演技が100％頑張りすぎ。フラットな部分がなく、
　窮屈でしんどかった。

★松雪泰子の演技はやはりひかっていて、映画を引き締めていた。
　
★加藤ローサはあんなに大根だったっけ。

★岡田義徳は例のごとくいつもの扮そうだったけど、セリフが
　少なすぎではないか。友情出演か？彼の俳優人生を考えてちと心配。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（とあるかたの感想要約でした）


十人十色と言いますよね。
でも、松山くんの演技にダメ出ししているのは
初めて見たので、アドレナリン出て（笑）
まったく違う意見を聞いてみようじゃないの、って
思ったのでした。

いやあ、のっけから違ったのは、
音楽映画と見れるか見れないかっていうこと。
私はライブシーンの素晴らしさが、
多くのリピーターを劇場に連れてきたのだと
確信しています。
ＤＭＣの音楽が本当に聴くに耐えないものなら、
出演者のファンのリピーターだけで、
興収20億という、とてつもない数字を
叩きだせるわけがないと思うのですよ。
感動できるかできないかは、
これはもう、理屈ではないので、
感動できたものの幸せを思います、こころから。

＞★松山ケンイチの演技が100％頑張りすぎ。
＞フラットな部分がなく、窮屈でしんどかった。


うーーむ、そうなんですか。
ねぎっちょですよね、たぶん。
フラットでいるってどういうことなんだろうって
考えてしまったのだけど、
窮屈でしんどかったというのは、
ある意味、狙い通りなのではないかなと思いましたよ。
ねぎっちょがねぎっちょであること、
自分の夢にむかって一生懸命な生き方が、
可もなく不可もなく暮らす人間には
しんどく映るんじゃないかなって思うのです。
ねぎっちょが平熱だったら、
「ありゃ？」って思いますよね、きっと（笑）

松雪さんの甲高い笑い声は何度も聞くと
ちょっときつかったんですけど（笑）
本当に画面を引き締めてくださいましたよね。
でも、反対に画面をほわっと柔らかなものに
してくださった宮崎美子さんへの言及がないでは
ありませんか。
これは映画評としてはバランスを欠いていますよ、
そこんとこよろしくですから、はい（息があがる・笑）

か、加藤ローサちゃんはかわいかったじゃないですか、
あれ以上の何を望むっていうんですか。たははは。

岡田義徳さん、俳優人生を心配されてしまっていますよ。
なんでですか。セリフが多い少ないで映画は
測れないと思います。
カミュの秋山さんだって、50文字以内であれだけの存在感、
出していらしたし、
たしかに岡田さんは小柄なので、ファンＡに隠れていましたが（笑）
そうですね、あと、100文字くらいはほしかったけど（笑）
信者さんたちのセリフは餅つきの合いの手くらいで
ちょうどよかったのではないかと、はい（笑）

ディベートではないけれど、向こうからの視点みたいなのがあると、
映画がより一層よく見えてきませんか？

なんでこんな感想を載せるんですか？　でしょうか？
私はますますＤＭＣが愛しくなりましたよ。
読まれた方もそうであることを確信していますから！！