1/27 松山ケンイチ出演「百万回言えばよかった」第3話予告＆感想

1/27　松山ケンイチ出演
　「百万回言えばよかった」
　　　　　　第3話予告＆感想



(第3話あらすじ）
尾崎莉桜（香里奈）が事件に関わっているかもしれないと考えた直木（佐藤健）と譲（松山ケンイチ）は、莉桜に会おうとする悠依（井上真央）を心配し、急いで悠依のもとに駆けつける。

その後、譲は悠依に直木が殺人事件に関与している可能性があると説明する。しかし悠依は、直木の全てを知ってはいないが決して人を傷つけるような人じゃないと確信しており、真相を突き止めたいと訴える。

事件解決に向けて捜査が進む中、譲は田島（少路勇介）と一緒に直木の父親を訪ねる。そこで直木の過去を聞いた譲は、田島に直木のことを打ち明けようと決意。そんな中、直木の母親が悠依に会いたいと言い出し･･･。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（「百万回言えばよかった」公式サイトより）




長めの予告編です。
記憶力≪も≫、悪い私は、
登場人物が増えるたびに≪ひえええ≫とか叫んでおります。
だってさ、過去の話の中でもお父さんとか出てくるしさ、
お母さんだっていたじゃないですか。
その時はああ、このひと・・って、
さすがに認知するんですけど、
後にちらっと出てきたりすると、
「このひと誰？」なんですよ、とほほ。
死神みたいに時々現れる黄色ダウンの板倉さんみたいに、
いつも同じ服着てて、よければ名札を下げてほしい←

お父さんは薄情な発言するし、直木かわいそう。
予告編って、前後の脈絡無視して、ちょこっと差し込んだりするから、
それが番組の評価を上げるか下げるか（多くは下げると思うんですよっ）

複雑化していくようにしか思えない今後なんですけど、
同時に、くすっと笑える幸せな一瞬もあって、
それがこのドラマのチャームポイントですよね。
緊迫感あふれる場面の連続だったら、
チャームポイントだの何だの、余裕がなくなります。
不幸な境遇の恋人たち＋魚住さん、
でも、このままだったら少しは幸せじゃないですか、などと
涙腺が緩むのをこらえられます。
それにしても、演じてて、佐藤健さんが邪魔じゃないのかな、松山さん( ´艸｀)
めっちゃ近くにいますもんね、たいてい( ´艸｀)

SNSやネット記事では松山さんの役と憑依における演じ分けが話題です。
ほんとにね、脇役じゃん、って感じだった「日本沈没」よりも、
相当にわれら、恵まれていますよ。
毎週、金曜日が楽しみです。

憑依のマネが似てない、という指摘があったりで、
似すぎてはいけないけど、似てる方向での演技（自分なりに）。
というのは相当ハードル高いな、たいへんだな、と
事前にここまで見せてくれていいのですか？的な
予告編に思うのでありました～。


で、なんと、
直木が作った絶品ハンバーグのレシピが公開されていましたよ～。
ぜひぜひトライを。

うちの夫はハンバーグの種のなかに無味ゼリー（ゼラチン）を入れて、
肉汁たっぷり、ふんわか柔らかい、超美味しいハンバーグを作ってくれます。
オーブン不要で、ワンパン調理。
ありがたや～、と食しますが、
あのハンバーグを一口食べて、夫を思い出すっていう自信はないな( ´艸｀)



リアルタイムで観たのですが、途中で寝落ち、昨日は朝から夜までのシフトで、
ようやく覚醒した状態で先ほど、観ました！
まろうさぎさん、若友Oさん、感想をありがとうございます。
Oさん、ラインに感想入れてくださって、びっくり嬉しかったですよ。
（そしてジミンちゃんはまじ可愛いですよね。以前よりちょっと後ろにさがってた雰囲気だったのが、
SOLさんとの共演で、また脚光浴びまくりで嬉しいです。ジンペンですが( ´艸｀)）

まろうさぎさんとOさんの感想にヘドバンしまくりだったんですけど、
まずはゆいちゃんの、独白で、しかも告白っていうね、こういうシチュエーションって、
想いが２０％は募りそうな気がしました。相手の表情がわからないというのは気にしなくていいという、
繊細と大胆の逆説を超える（書いててよくわからないけど＾＾）
あそこで視聴者は涙腺決壊しましたね。
お母さんの悪口は決して言えない、言うとさらに直木を傷つけるし、同情すると、直木のこころの
深さに釣り合えるか自信がもてないですよね。
だから、ゆいちゃんが原初的な≪大好き≫を訴えたことに、めちゃ共感しました。
これしか言えないし、ほんとに、直木には救いになったと思います。
（佐藤健さんのここまでの号泣、初めて観ました。ファンはもらい泣き必定ですね！）
亡くなってから救われるってあり得るのかどうか、と思ってしまうけど、
実は我々のまわりには亡くなった知人にこういうふうに届いているのかもしれないな、なんて。
「幽霊はいません」、と主張の女医さんが亡き夫の話をしてくれましたね、
（えええ？、譲さんと絡んでくるのか、それともドラマの刺身のツマなんかな？）
ゆいちゃんをもう片方で支えてくれるといいなと思いました。
刑事さんとはいつかは切れる関係でしょうしね。ゆいちゃん。孤独でいさせてあげたくないです。

過去と現在の行きつ戻りつ、な展開は過去は圧縮されたエピソードになるから、強烈ですけど、
それにしても、直木のDVおやじを演じる相島さん。
相島さんが出てくると善人であるわけないと思ってしまうので（( ´艸｀)、圧縮エピにはもってこいの存在感(笑)
相島さんが≪ハチドリ≫オーナーの荒川良々さんみたいに、普段とはちがう役設定だったら、
びっくりしたんだけどなーー（笑）
ひょいと出てきました、荒川さん、今回は面白さを１００％封印してますよね。そして善人設定でありつつも、
滲みださせる癖在り悪人のような雰囲気。
そろそろ中盤にさしかかるドラマで、ほかに犯人になりそうなひとはいないじゃないですか。
オーナーと直木さんと譲さんが三人でいるの図、がまだ描かれていないので、
オーナーと直木さんが実はお互いに感じている相手への想い、というのがわかりません。
直木さんがオーナーの、自分にたいする悪感情に気づいていなかったのだとしたら、譲さんにも訴えようがないし。
でもあのオーナー、子どもむけに慈善活動をしながら、実は同時に子どもにたいして悪行を働いていたりしてね。
現実世界で事件にもなった、≪東ヨコの〇ウル≫みたいな二面性＾＾
そういう事を思ってしまいました。
初回だったか、ちゃんと挨拶しない子どもたちを「思春期だから(反応が薄くて）ごめんね」なんて言ってたけど、
実は子どもたちはオーナーのことを見破っていたのかもしれませんね。

板倉さんの≪オーバケーション≫、ワロタ。
そうか、居場所がなくなるのかせつないなあ、孤独死したらその部屋の新しい住人に気兼ねして、
どこかに行かなきゃいけないとしたらどこに行くべきなんだろう職場というのが悲しすぎるな。
などと思ってしまいました。板倉さんが醸し出すムード、徐々によくなってきて、
息をつける局面になってきましたね。死者がもうひとりいるってことでも、このドラマの展開の
面白さに、以前にはなかった面白さを加えていますよね。死神でも、恨み抱いてる死者でもなさそうだしね。
キャスティングした方の目利きはすごいな、と回を追って思います。

かりなさん演じる幼馴染女子（いい加減名前覚えなきゃな＾＾）、どうかかわってくるんでしょうね。
あの500万は何なんだ？とかも忘れちゃいませんぜ。
そして年の離れた旦那様。長谷川初範さんでしたっけ？すっごいおじいちゃんになられてて。
メイクのせいですよね。メイクのせいだと思いたい。たしか、「１０１回目のプロポーズ」で、
浅野温子さんに振られる役だったような。渋いイケメンさんでしたよね。
役者さんってたいへんだ。老いるか、老いるメイクされるか、でもオフでは若くあらねばならず、
ほんとにたいへんだ。でも、松山さんは自然体だから、きっと大丈夫だ←

最後に松山さんの演技で今回、印象に残ったところ。
まじ、憑依のマネで遊ぶのは言語道断ですよね。直木さんでなくても大問題って思うわ(笑)
そこも印象深かったんですけど、
直木のズタズタな過去の話を、自分も傍観者として聴いてて、直木さんに何も告げずに
1人先に立ち去るところ、それから、ゆいちゃんが直木さんの母親に逢うべきかどうかで
GOサインを出すところの、表情だけで語る場面が秀逸だと思いました。
松山さん、こういうところでほんっとに光るんですよね。
表情が微妙に移ろう、その瞬間を観れて幸せだなと思いました。

今、警察上司の田島さんの心中を慮るに、あんな告白されてたいへんだよなーと思いつつ、
今後どうするのか、にやにやしちゃうのでありました、てへ。

来週は休みだ～、リアルタイムにちゃんと観ます！