楽しい？！《社会見学》～♪

楽しい？！《社会見学》～♪


２６日（木）、ももの高校のＰＴＡ行事、
社会見学で和歌山に行ってきました。
こういうの、
初めて参加（企画側やっちゅう）しましたが、面白かったですよ。
今回は醤油の醸造元、和歌山マリーナシティ、お酒の蔵元さんに
行ってきました。

集合時間が朝８時。早いでしょう？
参加者のおやつの袋詰め作業があったんです。
名札も部長が用意してくれたのを仕分けしたり・・。
そのうち登校時間になったんですが、
ももの学校は自転車通学が９割なんですって。
そりゃあ、壮大な眺めでしたよ。
遅刻した子を２,３人の先生が取り囲んで注意。
優しい校長先生は少し離れたところで見ていらしたけれど、
５回遅刻の子は校長室へ呼び出しなんだそうです（笑）
ももがいないかどきどきしたけどセーフでした（笑）

教頭先生とＰＴＡ会長という、２名の男性とともにバスで出発。


和歌山県有田郡湯浅町の湯浅醤油にお邪魔しました。
杉樽がお出迎えです。


大豆、小麦、食塩に種麹・麹が仕込まれたもの。
表面の茶色いのが諸味（もろみ）なのだそう。


杉樽でかっ！
杉樽と近代的な設備の組み合わせが面白いです。


杉樽の断面図、おもしろくないけど（笑）

醤油アイスクリーム。醤油の味はしません、あしからず（笑）
よく昔自転車でおじさんが旗たてて売ってた、アイスクリン。
そう、松山さんが沖縄で差し入れしたという、ね。
あの味をこってりさせた感じのアイスクリームでした。乳脂肪９．８％汗

醤油の製造地はいろいろあるみたいですが、
この地からも醤油が各地に伝わったそうです。
千葉のヤマサ醤油もここから！（なんと「ＪＩＮ」とシンクロ！）
７代目当主が南海大地震のときに義援金を送ったのは、
そういうつながりがあったからなんですね。
なんでだろ？という疑問がこんなふうに解決するなんてびっくりでした。

醤油という言葉はあまり美しい言葉ではないらしくて（料理界内？）、
それで「むらさき」と呼ぶのだそうですよ。
料亭とかおすし屋さんとかで、聞いたことありますよね。
関西でつかう「薄口醤油」、あれは醤油のうまみを最小にして、
こんぶだしのうまみや野菜の甘みなどを引き出すためのもの。
関東では見かけないですよね。
うどんのつゆの黒さには、関西住みの私は見るたびにぎょっとします。

和歌山マリーナシティにて海鮮バーベキュー。

ほたて貝、さざえ、生きてました。
ぎゅっと閉じてるのが、ぱかーんと開くといいにおい！
あと、大きな海老とか、イカとかも頂きましたよ。
まっかな顔になってもいいやと飲んだ生ビールのおいしかったこと！！

お買い物は《黒潮市場》で。めちゃんこ広かったです。
ここで売っている貝や魚をバーベキューで焼くことも可能。
そりゃ美味しいでしょうね。

隣接するのは《ポルトヨーロッパ》という、遊園地を兼ねた施設。
美しい建物はまるでＴＤＬとかＵＳＪみたいですね、
中には入らなかったけど（笑）

《長久》という、お酒の蔵元を見学。
戦後になって、お酒の製造を始めたそうで、
新しい会社といえますよ。
私が昔アルバイトしていた蔵元は２００年くらいの歴史がありましたから。

新酒ができると《杉玉》というのを吊るします。
縁起物なのかな？
新しいお酒ができました、の看板代わりみたいなものですね。

資料館の写真。
これを肩にかけて配達したそうです。
一升瓶が４本運べるって。
運べるって言われてもたいへんですよね（笑）


美しい日本庭園も見せていただきました。
日本酒と、梅酒の試飲もたくさんしましたよ（笑）
和歌山は梅の産地でもあるので、美味しい梅酒も種類豊富でした。
初しぼりの原酒が美味しかったので、お買い上げ。
醤油も買ったし、おみやげのお菓子もたくさん買ったしで、
両手の荷物が重いこと。
またもや、ももに迎えにきてもらいましたけど、
ほいほいきてくれたのは、おやつのせい（笑）
一切手付かずでお持ち帰りしたので。
まだまだおやつが通じるお子ちゃまなのでした、ありがとね。

バスのなかでは隣にご一緒させていただいた、
野球部の３年生のお母さんとずっと楽しく会話しました。
ＰＴＡ会長と教頭先生とも、学校についてのミニ会議！？
私が学校のファンであること、子どもらがすれてなくて可愛いことなど
まくしたてていると、ＰＴＡ会長は「甘いねんけどね、彼ら」と
でも、可愛く思っておられる様子がよくわかりました。
私が、「事務方が、紙ヒコーキ飛ばしすぎるので注意すると前に
言われてましたけど、紙ヒコーキが落ちてる学校って、
いいじゃないですか？」と言うと、教頭先生は苦笑い。
でもね、紙ヒコーキを飛ばそうってときは、周囲がよく見えている
状況じゃないですか？
机ばっかり見ているエリートくんたちとは違って、
紙ヒコーキの飛ぶ先の空間を目におさめてるっていいなあと思う、
そういうと、３年生のお母さんも、「その気持ちわかりますよ」と相槌。
「こまめにあとかたづけはせんとあかんわな」の会長に爆笑しました。

子どものいる学校を離れての行事だったけど、
こういう行事もいいなあと思いました。
もし、お子さんのいらっしゃるかたで、
こういう行事があったら、参加されることをお勧めしたいです。
何気に学校の話を聞けたりもするし、
なにより補助が出るのでお得ですよ（結局そこ笑）

長々お付き合いくださいまして、ありがとうございました。