ペニシリンを発明?してしまい、南方大明神とまで崇められる仁。
あんまり目立つとやばいんでした・・・、どうなった?今夜。
ドラマ《JIN~仁》
ハラハラ展開!!
番組HPはここ
■藤田まことさん、肺疾患で連ドラ「JIN」降板へ
俳優の藤田まことさん(76)が、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患のため、
出演予定だったTBS系連続ドラマ「JIN―仁―」を降板する。
TBSが15日、発表した。JINは、幕末にタイムスリップした現代の
医師が歴史の渦に巻き込まれていく作品。TBSによると、藤田さんは
ドラマの後半に新門辰五郎役として出演する予定だったが、撮影前の
健康診断で出演は不可能と判断されたという。代わりの新門役は、
中村敦夫さん(69)が務める。
(gooニュース)
新門辰五郎(しんもんたつごろう、
寛政12年(1800年)? - 明治8年(1875年)9月19日)は、江戸時代後期の町火消、
鳶職、香具師、侠客、浅草浅草寺門番である。父は中村金八。町田仁右衛門の
養子となる。娘は江戸幕府15代将軍徳川慶喜の妾となる。「新門」は浅草寺僧坊
伝法院新門の門番である事に由来する。生年月日は寛政4年3月5日
(1792年4月25日)という説もある。(wikipedia)
来週の火事のときに出てくるんでしょうか。
勝海舟とか清水の次郎長とかも知り合いなのだそうです。すご。
椿三十郎で、松山さんと共演してくださったですよね。
短い時間でも、さすがの存在感。素敵でした!!
藤田まことさん、どうぞお大事に。
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いやあ、何がびっくりしたって、
個人的には沖田総司を診察した松本良順先生が、
あんなふうに血気盛んに出てくるとは。
そしてそれがデスノートの刑事役(ごめんね、名前忘れて)の
方だったなんて!! なのでした。
しかし、今回、すごいなーといろいろ思ったのが、
「リアルであるとはどういうことなの?」ってことで、
坂本竜馬が南方仁のことを、まるで死人みたいに欲がないと、
ええ、神と同列において、欲のなさを話していたことについて、
仁も「がーーん」と衝撃をうけていたけど、
それは自分がタイムスリップした先で感じられないリアリティのせいだけど、
すこしずれるかもしれないけど、
私は「欲がないってことは生命力に欠けるってことなのか」と
思ってしまったのでありました。
今回も綾瀬はるかさん演じる咲と、
中谷美紀さん演じる野風の気持ちがせつなくて、
特に野風が一歩も吉原から出ることができずに、
門の手前で仁の無事を祈って手を合わせるところでは泣けましたね。
また、
武田鉄矢さん演じる緒方洪庵が、佐分利を一喝するところ、
「道を拓くということは、
自分だけの逃げ道を作ることやない!」・・
先週から見ているので、わからないんですけど、
毎回格言みたいなのが出てくるんですかね。
江戸時代の腑分け(解剖)事情、あんなふうにこっそり経験を
積んでいたのでしょうかね。
仁が刺客に襲われ、生きていることのリアルを感じるところでは
すごくどきどきしました。
もしも自分がどこかにタイムスリップしたとしたら、
残してきた自分の居場所、二度と戻れない可能性があるとしても、
そこにこそ帰属感をもつんだろうなと思います、仁と同じように。
そして、なんとも思わずに死ねるんじゃないかと思って、
生命の危機に瀕してから、仁のように生きている実感を感じるんだろうなと。
だから、この回のお話、まるで自分がそこにタイムスリップしているみたいに、
リアルに感じました。
先週の花魁・夕霧がその細い手を伸ばし、「おさらばえ」と言う所も
壮絶に美しく、手に表情があると感激しましたが、
今回も、刺客に襲われ、仁の手の震えがとまらないのを、
包み込む咲の手・・、その両方が美しかったですね。
そして、女が男を庇う・・とっさの、ひとを想う心の必死さが
伝わってきて、どきどきしました。
恭太郎と花魁との会話、
「小さい杯にはすこししか酒がはいらない」
「大きい杯はすぐに飲み干してしまう」
ここも含蓄がありましたね。
小出さんはうまいなあと感心しました。
でも、やっぱり、仁の視点にたいして、もうひとつ、
仁を見つめるまなざしの咲、
この咲のまなざしに感情移入してしまいますね。
と同時に、咲のひたむきさ、せつなさ、いじらしさ、
医学にたいする真摯さ、無力感・・なんてのも感じて、
咲にも魅了されるのでした。
それにしても、内野聖陽さん演じる坂本竜馬はいいですね。
無頼派っぽくて、正直で、感激屋で、男くさい←ここ重要(笑)
なんか、歴史上の人物が身近に感じられて困る(笑)
仁と一緒に、私も歴史上の人物に引き合わされている気がしました。
来週がもうめちゃめちゃ楽しみになってきましたよ。
一週間が長く感じられますね!!
今回、漢方医(本道)の多岐先生がラストに迫力ありました。そして、毎回素晴らしいのが、龍馬と野風。龍馬の言葉にはドキっとしたし、野風が大門のところで手を合わせる姿もキューと胸が痛くなりました。来週の予告は、またまた波瀾万丈ですね。楽しみです。
樹さんの、手についての考察、とても素晴らしいと思いました。
手を取り合って命を実感するシーン、美しかったですね。
傷をなでてもらうもらうだけで、手を握ってくれるだけで、
激しい痛みも和らぐという経験を何度もしてきました。
手当て、という言葉は本当だとしみじみ思います。
先週、体調が悪くて長く書けなかったのですが、
仁先生の「頑張りましょう」の言葉に励まされて数日の命をつなぎ、
「皆さまありがとう」と手を合わせて死んでいった夕霧の姿に、
樹さんと以前、人は最期の時には「死なないで」と残念がられ、すがられるより、
「よくがんばったね、ありがとう」と見送られるほうが幸せだと、
ラストネームのLも、髪をなで、手を握って「ありがとう」と誰かに見送ってほしかった、
というようなお話しをしたことを思い出しておりました。
見たことも無い夕霧の、慈母のような人生を一瞬で全部見てきたような気もしました。
また今回は、「私財を投げ打ってでも人を助けたいと思う心」とか、
欲の無い南方先生が心配で「いつか命さえ、はいそうですか、ちゅーてポーンと放り返しそうで」
という竜馬の言葉に、なんだかLを思い出してドキッとしたりしてました。
何を見ても、Lを想ってしまうのは見当違いかも知れませんが、
とにかく魅力のあるすごいドラマですね。
昨日見たばかりなのにもう、来週が楽しみで仕方ありません♪
椿でお世話になった藤田まことさん、残念です、どうぞお大事に。
バトンタッチは木枯らし紋次郎さん、ですね(^_-)
多岐先生(って、名前なんですね笑)役の相島一之さんは
実にああいう、プライドの高い役がうまいですよねえ。
三谷さんのお芝居によく出られますが、新撰組でも、
芹沢の仲間で詰め腹を切らされる役を熱演されていました。
竜馬と野風、じいんと来ますよね。
内野さん、この1クールだけだともったいない気がします。
ついでに言えば、斉藤工さんお目当てで、すっごく見に行きたい「悪夢のエレベーター」、
導入部の内野さんの演技に、
瞬く間に引き込まれてしまいました。
どうしても見たくてたまりません。
なんとかしなくちゃ。
でも、第一の目的は工さんですけどね(笑)
「JIN」は実に凛とした覚悟を教えてくれるドラマでもありますね。
昔のひとの寿命は短かったんだとこのドラマであらためて、思います。
夕霧にしても緒方先生にしても、自分のいのちをみつめ、
自分に恥じない、誇りをもった生き方を貫こうとしている、
その覚悟の潔さ。
野風にしても、他人の身の上を羨んでも、憎んだりはしない、
吉原の門にむかって、そのむこうの仁を思って、祈る姿のせつなさと美しさ。
誇りをもって生きるということは、自らがどんな境遇にあろうとも、
他人が冒すことの出来ない《聖域》になりうるんだと思いました。
ひとびとが懸命に生きている、その時代にあって、
護符に頼ろうとする姿を笑うことはできないですよね。
《医者》にかかることが贅沢であっただろう時代にも、
ひとびとはいかに死力を尽くして生きたことか。
このドラマでは教わることがとても多いと思います。
泥の中でも蓮はあんなに美しい・・
夕霧や野風、自らの無力に唇をかむ咲の姿、
運命に翻弄されている仁や、自らの野心をさらけ出す竜馬、
このさきいのち短くても医学のために尽くそうとする緒方先生、
みんなにたくさん勇気と力をもらいましょうね。
ドラマを通じて、多くの人がこころをまっすぐに、
毎日を暮らしている、連帯していると思いましょう!!
仁たちとL、シンクロするのは当然でしょう(ニタリ)