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斎藤工あんど綾野剛*カメラで対談!!!!!  2010-09-04

2016-01-18 | 気になる表現者
(既出:2010-09-04 )



あー。映画「渋谷」で共演されていたというのは知っているのですが、
見れなかったし(汗)実は斎藤工さんと綾野剛さんは《カメラ》という、
共通の表現媒体をお持ちで、過去に素敵なコラボをなさっていたんですね。
ひょんなことから短い記事ですが発見しました。作品を観れないのが残念!

斎藤工あんど綾野剛*
カメラで対談!!!!!
       2010-09-04


■斎藤工くん、綾野剛さんがお互いを撮り合うコラボ企画。

斎藤工くんが心惹かれるひとを自ら撮影&対談する連載企画「Saitoh side」。
今号のゲストは「クローズzero2」での存在感も印象的だった、綾野剛さんです。

俳優としての演技にたいする向き合い方、そして《ものを作る人》としての感性に
共鳴するものを感じている様子。
また、綾野さんも自分で写真を撮るということで、それならお互いを撮ってもらおう」と
いうことになりました。

当日、準備のために先にスタジオ入りした工くん、
「僕とはほんとに違う光線を出している人なのでそこに惹かれているのだと思います。
だから、今日は撮影も楽しみだけど、インタビューも楽しみ」
と言います。なら、聞きたいことをいっぱい聞いてください、と言うと、

「ただ僕ねぇ・・恋愛でもそうなんですけれど、あまりに好きだと言葉がでて
こないんですよ(笑)そういう場合、主導権は自分が握っているようで、
実はむこうにある。(気持ちのベクトルが)こっちからのベクトルだから。
相手の一挙一動で、俺、どうなるかわからない、っていうのは、かつてないです」
と緊張もしている様子。

でも、いざ、綾野さんが到着してみれば、「今年になって会うのは初めて」と
いうことを感じさせないほど、和やかな空気がふたりのあいだに流れて、
写真のように終始ニコニコの取材となりました。

(斎藤)
「俺、撮られることって、いまだにあんまり慣れないし、(カメラって)一種の武器を
向けられているような、銃口にちかいものだと思うんだけど、
《渋谷》のときに剛が、センター街で俺を一枚撮ってくれたときはすごく心地よかった
んだよね。で、今日は俺が(綾野さんを)撮って、剛が(斎藤くん)を撮って、・・
これって会話みたいだと思って、楽しかった」

(綾野)
「俺は今回、工からこの連載の話をもらって、少し不安だったんだよね。
この雑誌でどこまでやっていいんだろうか、ってことが。でも、《撮りたいものを
撮ってもらって構いません》と言われて。それと工となら、《観点》を共有できると
思ったから。じゃあ、撮ろうということになった。でも(本当はもっと)工の
見たい角度というのがあって、・・・耳の裏あたりなんかも撮りたかったんだけど」

カメラを武器にたとえたり、耳の裏を撮りたがったり、・・・やっぱり、独創的な
観点をもっているふたりですね。
                     (TVガイドMOOK)


このあとの対談というのはスタッフが現場を離れて、工さんとゲストが自在に
会話することになっているそうで、綾野さんともそうだったようです。
工さんは《俳優:綾野剛》をベタ褒めだったとか。

あー、《渋谷》が見たくなりました。
それから、この雑誌をぜひ手に入れたい(笑)
ふたりがお互いを撮っているの図、を撮っている写真はないのでしょうか??

涼やかな目線で、あるときは悲しみの、あるときは慈しみの、
あるときはいたわりを感じさせるふたりが、
いつかまた(近いうちに)共演してくださると幸せです。
なんだか、そんなに遠くないような気がしないでもないなあ。
音楽関係でも、工さんと綾野さん、つながれそうですから。
楽しみだなー。

(追伸)
私と同じく斎藤工さんを好きなひとにメールで伝えたんですが、
工さんがカメラを銃口にたとえるのに、はっとしました。
いつも美しく画面のなかに刻まれた工さんに、
初めて教わった恐れとか緊張とか、ぎりぎりの緊迫感とか。
思えば、昔は写真といえば、《魂を抜かれる》とか、言ったんですよね。
撮るひとによって、写真は文章などよりもずっと情感や、
見落とした真実などを伝えてくれるもの。
あらためて畏怖の念を抱きました。

そのファインダーからお互いをみつめたふたり、
きっと魂の距離もちぢまったでしょうね。
あーーー、なんて美しく怖い風景だろう。




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