意外に積もったねと

ここ最近は、ドタバタな毎日で
知らない間に
イチョウが艶やかに色付いていた

まるで黄金色の花のように



朝、会社へ行く途中
銀杏並木の美しい道があって
前を見て運転しないといけないのに
ついついその艶やかなイチョウに
見とれてしまう

ひらひらと舞落ちた
その落ち葉は、
まるで黄金色の絨毯のような

そんな道を毎朝
私は通っています





綺麗と思うのは
私や道行く人々だけで
その落ち葉を毎朝掃除している人は
いつも大変そうで
ほうき片手に掃いても掃いても
落ちてくるイチョウの木を
悲しげに見上げている




積もる落ち葉のように
私の心の中にも一向に無くならない
落ち葉のような積もる想い




食欲の秋だもん。
まぁ、仕方がないよねー(笑)



私の頭の中は
食べ物の事と、
食べ物の事と、
そして、、

それを口に出してしまえばほら

 

仕事を終え
一人向かったのは広島市内

距離にすると往復200㎞と少し。


好きな曲を聞きながら歌いながら
あっという間に
青から黒色になっていく空を見ていたら
悲しくもないのに涙が出てきた。

それも左目だけ。

これって私の左脳が悲しんでる？

右脳は感性と知覚
左脳は思考と理論

 
考えたところで
理由ないこの涙は
加齢による涙腺の劣化だよ。
って結論にたどり着く


涙腺だけでなく、
加齢とともに
私のあちこちが劣化していく。

もう少し若い頃なら
周囲に悟られないよう
平気な顔をして日常を送り
病院や薬に頼ることなく
気合い？で治していたのに
最近では、それが我慢できなくって
苦痛。という表情が出て
病院へ駆け込んでいる。

 

そういえば、先日
知り合いが軽い胃潰瘍で
胃透視をしたらしい。

ドロドロのバリウムを飲み干すのが
辛かったと
顔を歪めて言っていた。

 

胃透視より内視鏡検査の方が楽だよ。
更にいうなら
口ではなく鼻からの内視鏡ね。


 

愛おしの
あ、いえ、
胃透視のあの人に
そう伝えてあげたかった。

 

玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることのよわりもぞする

ここ最近、忙しく
体だけでなく
心の疲れがじわじわと出てくる。

雨上がりの冬空は空気が澄んでいて
夜空の星屑が、月が、綺麗に見える。

優しい月明かりを見ていたら
これくらいのことで。と思えてきて
気持ちが和らぎ
暖かくなるような気がした。

若い頃と違い
心は求めることより与えることを思う
何一つ与えられることは出来ないけど

それでも
いま私の心の中にある深い想いや祈りは
見えない相手との本質が触れ合うような
日常とは違う次元

おそらく、それは
私のひとりよがりだろうけど





私の心の中にその後ろ姿が見えて
追いかけることも出来ず
ただ眺めている自分が居る。

今も何も変わらない私と
遠ざかって小さくなっていく後ろ姿が。





というか、
風邪をひいているのに
この寒空の中、
夜空が、星が、月が、
なーんて言ってないで
早く寝ろ、私！(笑)

答えなんてなくていいよ

学校で探した答えは
たった一つしかなくて

大人になって
この世には答えのないものが
沢山あることを知った。


いつしか、その答えを決めるのは
自分だと気付く。



間違った答えでも
正しい答えでも
答えを出したその瞬間から
人生は大きく変化する。



だから私は
冬アイスとコーヒーを
今夜の夕飯とした。




発熱時のアイスって
何故こんなに美味しいのだろう？
いくらでも食べられる。

いえ、風邪ひいていなくても
いくらでも食べれるけどね！(笑)

理想の未来なんて用意されていない

先週末から四連休。

特に何をする訳でもなく
県外で、のんびり過ごしている。




静かな昼下がりに
甘いエシレのクッキーと
ほろ苦いカフェオレを飲みながら




窓のレースのカーテン越しに
差し込む暖かい陽射しをぼんやりと
眺めていたり





線香花火のように落ちた夕陽をみて
黄昏てみたり






バラ園で冷たい秋風に吹かれながら
凛と咲くバラの花を見たり








私が
何をしていても
どこにいても
どんな思いでいても
日々は容赦なく過ぎて行く






明日からまた仕事です。
ちょっと忙しくなる。

月初に調子に乗って休むから
こういう事になる。

自業自得