漆黒の空に浮かび
無数の星が輝いている。
人類が誕生し、人が消えた数ほど
宇宙には星がある。
と、何かの本で読んだことがある。
あの子もあの星になれたのだろうか?
そんなことを思って、
夜空を見上げていると
流れ星が見えた。
遠いむかし、
流れる星は天を駆ける狗(犬)と
言われていた
狗がかじった
欠けた月と、たくさんの星。
人の細胞(分子)は
この宇宙にある星の数ほどある。
そうか、私も宇宙の一部
私自身も宇宙の一部なんだ。
宇宙のどこかにいるあの子と
繋がっているのかも知れない。
と言うことで
散らかっていた心を
一つ一つ拾い集め、
私は歩きだしている
会えなくても
私の心の中にいつもあなたが居る