2005年アカデミー賞の作品・脚本賞を取り話題になった、ミリオンダラーベイビーと同じ脚本家さんの作品。
沢山の人が一杯出て来て、みんななんだかんだで、繋がっているといお話。こういう出演人物が多い映画は、基本的に苦手なのだけれど、似たような顔の人がいなかったので、割合混同せずに、見る事が出来ました。
それぞれの人間を、悪人かたや、善人という風に描かず、両方の面を持ってる処を描いていたのが、と~~ても良かった。
私は偶然、以前日本に住むアフリカ系アメリカ人の黒人のお友達が2人いたこと、イスラム教の国のお友達(テロや、フセインがらみで、イスラムってだけで、テロリストと同胞に思われてしまう)とか、中国・韓国の友達(日本で、あまり印象が良いとは言えない・・)がいること、それと私が住んでいる場所は、色々な国の人が一杯住んでいる地区でもあり(東南アジア、南米、中国・・)普段から、そういう事を考える機会が多かったのもあって、凄く興味深く、入り込んで見てしまいました。
そして全てが悲惨とか、暗い未来を感じさせる終わり方ではなくて、希望が見えるような、そんなエピソードもあって、そこも好きでした。後ろでかかっている音楽も、すごい映画にあっていて、良い感じでした。救いを感じさせられる曲や、イメージが膨らむような曲とか。
(主要登場人物紹介)
●行方不明の弟ばかりを気にしている母親を持つ黒人刑事グレアム(ドン・チードル)←ホテル・ルワンダの人と、仕事上で一緒に働いてる美人な南米女性
●人種差別について早口で色々語るアンソニー(クリス・ルダクリス・ブリッジス)と、おっとりした感じのピーター(ラレンツ・テイト)の黒人ごろつき。映画中、色々と考えさせられるセリフが(解りやすい言葉・表現で)あちこちにありました。中でも、この、ごろつきの片方の子アンソニーが言うセリフ。
●判事リック(ブレンダン・フレイザー)とその妻ジーン(サンドラ・ブロック)とお手伝いさんのメキシコ人おばちゃん
●人種差別主義者の警官ライアン(マット・ディロン←久し振りに見た!あんまり変わっておらず、良い年の取り方してた。演技も上手かったよ~)、その父(尿道炎に苦しんでいる)その父のかかりつけの医者?病院の受付の太ったアフリカ系黒人女性。そしてライアンと組んでいる、正義感の強い、良い人?警官ハンソン(ライアン・フィリップ)
●黒人のTV演出家キャメロン(テレンス・ハワード)とその妻クリスティン(サンディ・ニュートン←MI2に出てたセクシーな黒人美人)
●ヒスパニック系で入れ墨があるので、客に信用されず、でも本当は家族を大切にする真面目に仕事をしている錠屋ダニエル(マイケル・ペーニャ)
●中東系=イラク=9.11事件やテロリスト、という目で見られがちなため、色々苦労が絶えず、銃で身を守ろうと、娘(医者)から止められつつも、銃を買うイラン出身の商店主ファルハド(ショーン・トーブ)
色々なエピソードの中で、私が一番ウッ!!と思ったのは、鍵屋の娘の処と、車炎上のところ、それと、正義感の刑事さんが・・・の処でした。
★以下ネタバレ 文字反転して下さい★
鍵屋が娘に透明な・・・の話を、あまりにも丁寧に長く語るから、きっと何かあるに違いない・・と思っていたら!!でも、空砲だったなんて、ほんとに良かった。
でも、空砲のピストル??なんて売ってるんですね。私は全然そういう知識が無いんだけれど、娘はしっかりピストルに弾をこめてましたよね?弾が入っていても、出ない方式なのかな?
それと、あの正義の刑事君、良い人だったのにぃ~~(T_T)あ”~~~~。
あと、黒人刑事グレアムが、お母さんの冷蔵庫に自分が一杯食べ物を補充してあげたのに、お母さんが、死んだ弟が入れてったって、勘違いしてて、その時のグレアムさんの何とも言えない目が~~~~可哀想だったなー。
それと、サンドラブロックは、人に任すから頭に来るんだよ。クリーニング出さず、自分で洗濯・アイロンかけよう。お部屋の掃除や皿洗いも自分ですりゃ~いいんだよ。出来ることは自分でやれば頭に来ないんじゃ?w
最後に見終わって思ったことは、アメリカはピストル・銃とか禁止しようよ、って事でした。前から思ってる事なんですけど・・・。
映画の中でも、もしも一般の人が銃を持ってないという国での出来事だったら、少なくとも、最悪の状態にはならなかったであろう事が幾つかありましたよね。相手が銃持ってるかもしれないから、こっちも銃で敵対しなくちゃ・・・。いつまでたっても、ぐるぐる状態です。
そりゃ、そんな事、口で言うのは簡単だけど、無理だろが~!それにお前にそんな事言われんでも、みんなそう思ってるし、わかっとるわい!と言われそうですが、フランスや他のヨーロッパ諸国なんかでも、他民族国家で、貧富の差もあったり、色々問題山積みではあるものの、アメリカほどは、殺人とか犯罪レベルが酷くは無いのは、ピストルを誰でも持ってる訳じゃないからじゃないのかな?
クラッシュ (2005) Crash
監督 脚本 ポール・ハギス 撮影 ジェームズ・ミューロー 音楽 マーク・アイシャム
出演 サンドラ・ブロック / ドン・チードル / マット・ディロン / ジェニファー・エスポジト / ウィリアム・フィクナー / ブレンダン・フレイザー / テレンス・ハワード / クリス・リュダクリス・ブリッジス / サンディ・ニュートン / ライアン・フィリップ / ラレンツ・テイト / マイケル・ペーニャ / ショーン・トーブ / バハー・スーメク / ノーナ・ゲイ / ロレッタ・ディヴァイン
この間は、次男のことで、夜中に愚痴っちゃって、ごめんよ~
私ってさ~何かあると、すぐに人に頼っちゃいたくなる性格で?「ね~聞いて~」ってなっちゃって^^;
後で、落ち着くと、「いかん・・いかん・・」って
思うんだけどね。
成績も確かに不安材料なんだけれど、今は、公立、私立、どこに行こうと、ちゃんとやって行けるかしら・・・?ってとても不安。そうそう。おっとり型の息子だからね・・ついつい、長男の時を思い出したりすると、とても不安になちゃうのよ・・・ね?
中学って、一番問題が起こる時期でしょう?だから
余り考えないようにはしているのだけれどね・・
今でもさ、社会見学がもうすぐあるって言うと、
一緒にお弁当を食べようって言ってくれる子いるのかしら・・・?とか、いろいろすぐに心配になっちゃってね・・
何はともあれ、またもや、いろいろアドバイスありがとうね!
ところで・・この映画見たんだね~latifa さんは、好印象だったみたいね!実は、私は、前々から、すごく期待度が高かったためと、やはり人物がたくさん出てきて、理解不能になって(latifa さんは大丈夫だったみたいね?^^)終わったときに、え?って感じだったのよ何でこれがアカデミー賞?って(笑)
latifa さんは、記事を読んでいると、お友達とか周りにもいろいろな人がいるみたいだから、とても興味深く見られたみたいね?確かに、銃が自由に使えるって、目茶苦茶怖い事だよね?
今週は、こっちはずっと