日韓合同映画「力道山」が、ずっとのびのびになっていましたが、
いよいよ3月4日より日本全国で上映開始ですね。
待ちきれなくて、日本語字幕無しの韓国版(と言っても、この映画、
9割以上が日本語(^^;)を先日見てしまったんですよね・・・
日本上映版は、韓国版に無かったカット部分が20分追加に
なっているそうで、そこ是非見てみたいです。
広告チラシの表紙コピーは、「日本人が一番力道山を知らない」裏面には
「力道山をヒーローであると思いたいのなら、この映画は、見ない方が良い」
文面には「ヒーローでありたかったのではなく、ヒーローでなければ生きて
いけなかった男」と書かれています。この映画の核心をついた文ですナ。
まず驚いたことは、殆ど日本語の映画だという事です。
ソル・ギョングさんのセリフの殆どが日本語なんです。
かなりがんばっていたんじゃないでしょうか??
片言感はありましたが、たまに、ネィティブな発音!すごいな、
って思った事も有りました。
ソルギョングさん、体重を72㎏から95㎏に増やしたそうですが
ぶよぶよ感もオデブ感もなく、鍛えられた体格の良い人って感じで、
プロレスの格闘シーンとかは、すごい迫力で、びっくりしました。
噂では、いまいち・・・とか、韓国でもそれほどヒットしなかったと
聞いていたので、全然期待してなかったのですが、なかなかどうして
結構面白かったです。
力道山という人がどういう人だったのか、全然知らなかったので、
ふむふむ~なるほど、、こういう人生だったのか・・って風に
興味深く見れました。
(個人的に誰か一人の人生を長く見せてくれる映画やドラマ好きなので)
力道山といえば、死んだ祖母が「力道山は強かったよ」
本当に格好良かったと、私が小さい頃、よく言っていたことを
思い出されます。昔話を一切しない祖母が、何故か力道山のこと
だけは時々言っていたので、印象的だったんです。
この映画のもう一人の準主役は、藤竜也さん。
この役に、ぴったり!!はまりまくってました。
この映画の最大の魅力が、この力さん(朝鮮人)と、藤竜也(日本人)
の2人の部分、それぞれのサガ(性分)な気がします。
この人がいたからこそ、力道山という人が世に出る事が出来て、スターに
なれたんですね。以下2つの役がとても印象的な俳優さんです。
愛のコリーダ L' Empire des sens (1975)
アカルイミライ Jellyfish (2003)
韓国で思ったより、あまり興行成績が上がらなかった理由は、
日本語セリフが殆どだったことと、噂では親日映画と言う人が
いたそうで・・・(私が見て、そういう風には感じられなかったのだけれど・・)
山場のセリフでもあったように、力道山は、韓国人とか、日本人とか、そういう
んじゃなくて、ただ力道山は力道山!そう思っていたそうだったし、
私はそういう部分とても好感持ったんですけれども・・・。
でも、ここ部分を含む、そのシーンでの力道山のハングルのセリフが、韓国の
人達の中に、カチンと来た人が少なからずいたみたい・・・
→その部分全文は、「映画力道山内、ハングルセリフシナリオ翻訳」にこちら
そこのハングルセリフ部分、ここに載せたかったのですが、文字制限を
越えてしまうので、2つに分けてアップしました。
あと、面白さ(エンターティメント性)が少ないと言われたりしてた
みたいですが、力道山を見終わった後、「風のファイター」を見て
こちらも奇しくも、空手の有名な大山倍達(日本人だと思ってる人多いですよね 私もこの映画に際して初めて知りました)
を主人公にした映画で、こちらの方は、シナリオがしっかりしてないし、
難点も色々あるのに、でも、面白さ?という部分では、力道山より勝って
感じた韓国の人が多かったのかな・・・?
私は派手さは無いけれども、堅実に作った感のする「力道山」の方が好き
なんですが・・・
風のファイターは、思ったより興行成績が良かったそうなんです。
こちらは、内容よりも、面白く見れる部分を重視した感じもあったし、
日本人をバッタバタやっつけてく!というのが、気持ち良く見れた韓国人も
結構いたそうで・・・
風のファイターについては、また後日別件でアップします。
→アップしました「風のファイター」感想
それにしても、力道山の中谷美紀にしても、風のファイターの
平山あやにしても、日本女性ってば、優しく文句も言わずひたすら彼を
待っている寛容な女性 って風に描かれてるんですよねぇ・・・
やっぱり世界的に見ると、日本女性って、男が結構ほったらかしてても、
心広く待ち・受け止めてくれる、優しい母的イメージがあるんでしょうかね(^^;)
海外の映画で、キツい日本女性像って見たことあったかな?無いかもな。
力道山 Yeokdosan 日本公式サイト
ソル・ギョングさんの出演映画では、オアシス、ペパーミントキャンディが
とても強い印象に残っています
力道山、面白かったんですね。
9割日本語だったら見に行かないだろうな~。
公開時って今より反日言われてましたよね。
「天国の木」も結局日本語多すぎるって反感もたれてるみたいだし・・・。
ところで日本女性=優しいですが、やっぱりそういうイメージはあるようです。
韓国人が留学先で「他人のために何かをしてあげるなんて!」と感動したらしい。
韓国女性は気がきついからねー。
あと日本人はいつも笑ってるイメージかな?
いやなこと言われても笑ってゴマかす、みたいな。
しかし力道山といいマス・オーヤマといい、日本の格闘技の始祖と言うべき二人が日本人じゃないっていうのもすごいですよね。
面白かった!って程ではないけれど、回りであまり良くない評判を聞いたわりには、ひどくないんじゃないか??って感じです(^^;)
私は、評判が凄く良いとか、大ヒットした映画だと、ほんとかなぁ?って感じで見ちゃうんですが、評判悪い映画だと、なんとか良いところを見つけてあげたい!、みたいに見てしまう変な性分があるんです・・。だから、この映画が韓国で大ヒットして評判良かった!って前提で見たら「そんなに秀作でも無いし、ヒットする程でもないんじゃ・・・」って思ったかもしれない。ということで、普通に面白く見れたという感じで、大ヒットする映画ではないかもしれないけど、酷評される映画では絶対無い、という気がします
天国の木は、評判凄く悪いみたいですね。内容が天国の階段に似てるとか、ありふれてるとか・・・。多分私は見ないかも・・・
>日本人はいつも笑ってるイメージかな?いやなこと言われても笑ってゴマかす、みたいな。
あ~~!それ、あります。嫌な気分なのに笑ってるのって、日本人だけなのかも・・・私も無意識にそれ、たまにやっちゃってるのかも。
そうなんですよねー。日本の格闘技の凄い人達が日本人じゃなかったっていうのは、驚きでした。あと、つい何日か前に初めて知ったんですが、布袋さんもお父さんが韓国の人で、お母さんがロシアと日本?だかのハーフだそうですね。やっぱりあんなに背が高いのは日本人ばなれしてるな~とは思ってたんですが。驚きました(ファンの人の間では周知の事だったらしいですが、私は特になんでもなかったので、知らず・・)
芸能界にも韓国系の人、すごく多いのにはびっくり。しかも、何故か私が好きな俳優さんがその中に一杯いたことに、また驚き・・。
ま、私も人のこと言えませんが・・・。
布袋さん、父親は知ってたけど母親は知らなかったわ。ロシアの血も入ってるんですね!!
数年前、コーヒーの宣伝の布袋が怖くて面白かった。永瀬が理不尽にも追っかけられる・・・とかなんかそんな感じの(違ったっけ?)。
芸能界・スポーツ界にはほんとに在日が多いですよね!
そういえば「天国の木」の主役、父親が在日という設定らしい・・・うげげ。
ソニンはちょっと見てみたいかも。
結構小さい頃からそうだった気も。小学校の頃、既に、少数派とかに、つい肩入れしたい性分だった気が・・・。それでもミーハーかつ大多数が支持するものも好きだったりもする時もあって、色々ごっちゃなんですが(^^;)
そうか~funiさん、ご存じだったのね?キムスロ似ってお話してた時、私知らなくてー
そのCM覚えてます。布袋さんも、吸血鬼とか似合いそうですよね(ファンの人にしばかれそうだな・・・)
ソニンって出て来たばっかりの時は、あんまり好きじゃなかったんですが、今は割と好感持ってます。なんかど根性?を感じるので。(あやや風) 顔も系統的にはイ・ヒョリですよね。英語も上手だなんて・・・実は結構頭が良かったのね~!?と、見直しました(しかし、私は単純過ぎるな・・)
準主役は、藤竜也・・そうなんだ・・・
結構好き・よ、私。
渋いよね。
若い人は知らないかもね。
藤原達也とちょっと言い方が似ているよね。
あ・・つまんないね・・笑
「オアシス」の時とは別人なソルギョングさんでしたわ。個人的にオアシスの方が映画として点が高い気がするよ・・・。映画館まで出向く程じゃない映画かもしれないけれど(←オイオイ)レンタルになったら見てみて、是非感想聞かせてネ!
藤竜也は、私も結構好きよ。この映画では、カッコイイ役どころだったよ~。藤原君と、そうそう!私も最初の頃よく間違えそうになってたよ。どっちか選べって言われたら(←そんな事死んでも言われんって!)
藤竜也を選ぶ私だよ