来月6月23日(土)に昨年亡くなられた宇井純さんを偲ぶ会が開かれます。
以下http://www.einap.org/jec/hot/070420002/index.htmより転載
当日の開催案内のPDFのパンフレットはこちら→パンフ
以前ブログで紹介した宇井さんの言葉はこちら→宇井さんの言葉
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≪昼の部≫ 公開自主講座「宇井純を学ぶ」
〈日 時〉2007年6月23日(土) 13:00~16:00
〈会 場〉東京大学・安田講堂
〈資料代〉 1000円(学生500円)
〈趣 旨〉 宇井純さんは、公害と環境の研究と運動において、
常に「気になる人」だった。宇井さんの言葉と仕事は、ポジティブに、
また人によってはネガティブにも、強いインパクトがあった。
宇井さんはよく歩き、多くの人と語り、そして仕事をした。
昨年11月に宇井さんは亡くなったが、彼のインパクトは多くの人たち
の中に生きている。
「公害に第三者はいない」という科学の客観性と公平性に関わる問題提起、
「分からなくなったら現場に出ろ」という現場主義、
「矛盾している情報を掘り下げてゆくとそこに真実がある」という論理的思考と実証的データの重視、
「複数の研究分野をもて」という学際的研究の実践、
「どんな立場にいてもやることはある」という連帯への指向など、
宇井さんの遺した言葉を、私たちは自分なりに咀嚼し、あるいは批判して、
今後に活かす必要がある。
そこで私たちは、学問や大学に対する批判も含めて、
宇井さんの言葉と仕事が自分にとってどんな意味を持つのかを、
宇井さんを直接知らない若い世代とともに考えるための場を企画した。
〈プログラム〉
講演:宇井さんの言葉と仕事は、何だったのか
淡路剛久(早稲田大学教授)、宇沢弘文(東京大学名誉教授)、
最首悟(和光大学名誉教授)、桜井国俊(沖縄大学学長)、
原田正純(熊本学園大学教授・水俣学研究センター長)、宮内泰介(北海道大学准教授)、
吉岡斉(九州大学教授)
討論:宇井さんの言葉と仕事を、今後の研究と教育にどう活かすか
パネラー:鬼頭秀一(東京大学教授、環境倫理学)、山下英俊(一橋大学講師、廃棄物・リサイクル研究)、
友澤悠季(京都大学大学院生、公害論研究)、
三輪大介(京都精華大学大学院生、コモンズ研究)ほか数名。
モデレーター:小林和彦・井上真
≪夜の部≫ 「宇井純さんを偲ぶ集い」
〈日 時〉2007年6月23日(土) 18:15~20:45
〈会 場〉 文京区民センター 3A会議室
〈参加費〉 2500円(家族と同道の小学生以下無料)
〈プログラム〉 上映:故人の映像(07年2月放映 2~3分)。
別室では映像など上映
発言:宇井紀子、桑原史成(写真家)、坂東克彦(弁護士)、
野忠義(カネミ油症被害者)、早乙女順子(那須の自然に学ぶ会)、
平仲信明(元ボクシングJウェルター級世界王者・沖縄在住)、
柳田邦男(ノンフィクション作家)、立川勝得(元「大学論」実行委員会)
メッセージ:石牟礼道子[代読]
献杯:土本典昭(記録映画作家)
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宇井純氏の言葉を引用して
「〈人生には自然を破壊したり人びとを苦しめたりしないで済む
そういう選択をする機会が必ずある
もし人が 生涯にたった一つでいい
本当に良かれと思う選択をしてくれたなら
この社会はきっとかわるはずだ〉」
【おまけ】
2007.3.2 20:55
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