2012年 過去を越えよう総括 ～結果報告～

オフシーズンが長いのも困ったものですね。
ということで、シーズンはじめに　過去を越えよう　とのエントリーを書きましたが
ここでその総括をしておきましょう。

今シーズン厳しい時期があったんで結果も厳しいです
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×　最高位：９位（2006年）→　１６位　比率も16/22＝0.727で2010年の11/19＝0.55に及ばず

×　勝利比率：１２勝１２敗１２分（2010年）　→　１２勝１４分１６敗

×　最高勝利数：１４勝（2006年）　→　１２勝
×　最高勝ち点：５３点（2006年）　→　５０点

×　最高得点：５１点（2009年）　→　４７点
×　最少失点：３４点（2010年）　→　４６点

×　連勝：３連勝（2007年1回、2009年2回、2010年2回）　→　２連勝まで
　　　
×　平均入場者数：４，３８６人（2010年）　→　３，６２９人
×　最高入場者数：１２，８５１人（2009年徳島戦）　→　６，６１２人

対戦成績
×　vs徳島　四国ダービー２連敗

苦手の克服
○　vs千葉　全敗（現在4戦4敗）　→　とりあえず初勝ち点１奪取
×　ホーム未勝利　栃木、北九州
○　ホーム初勝利　岡山
×　アウェイ未勝利　山形、甲府、福岡、京都、横浜（三ツ沢）
○　アウェイ初勝利　熊本

チーム別では
×　山形　アウェイ勝利
×　甲府　アウェイ勝利
×　福岡　アウェイ勝利
×　京都　アウェイ勝利
×　湘南　2006以来のアウェイ勝利
○　　　　2007以来の勝利　※　初めての年間勝ち越し
○　千葉　勝ち点奪取
×　東京V　通算勝ち越し（現在6勝2分7敗）
×　横浜　三ツ沢での勝利
○　熊本　アウェイ勝利　　※　初めての年間勝ち越し
×　徳島　四国ダービー　フラッグ奪還、2012勝ち越し、通算勝ち越し（現在7勝4分7敗）
×　栃木　ホーム勝利
×　草津　通算勝ち越し（現在7勝3分8敗）
○　水戸　2006以来のアウェイ勝利、2009以来の勝利
○　岡山　ホーム勝利　　　※　初めての年間勝ち越し
×　北九州　ホーム勝利
○　年間勝ち越し　鳥取、町田、松本、（湘南、東京V、熊本、水戸、岡山）　　
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ただ厳しい中でも、過去をいくつか越えることができましたね。
　千葉戦でのロスタイムラストプレー弾
　長かったトンネルを抜け出した岡山戦ホーム初勝利
　最終戦、藤選手のＪデビュー初ゴールでの熊本戦アウェイ初勝利

　そしてその時は書き忘れましたが、初の年間得失点差プラス


来期は、最高順位とダービーフラッグ奪取をなんとしてもクリアしていきましょーーーーー

～心よりの感謝～ 2012年引退・契約満了監督・選手

またこの季節がやってきました。

　引退された大木選手。

　退任のバルバリッチ監督。

　そして契約満了の川北選手、大山選手、越智選手、小笠原選手、福田選手、高杉選手。

　愛媛の地に以前から縁のあった方もいましたが、全くなく愛媛のために闘ってくれた
　監督、選手たち。そして愛媛に帰ってきてくれた選手たち。
　まぶたを閉じるとそれぞれの方にいろいろな思いがあります。

　本当に感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。

必ずどんな形でもいいから、また愛媛の地に足を運んで、私たちの前に姿を見せていた
だきたいと思います。

縁のなかった人も愛媛ＦＣという形で縁が結ばれました。
皆さん愛媛ＦＣファミリーです。


まだまだやれる選手もいるかと思いますが、さらにすばらしい結果を残して、私たちに
逆にさらに悔しい思いにさせてください。　更なる活躍をお祈りいたします。


本当にありがとうございました。

第42節ロアッソ熊本戦 ～ひとつ過去を越えた最終戦～

第42節熊本戦、言うまでもなく今期最終戦。

Ｊ１ライセンスは得られなかったものの、それだからこそ越えていかねばならない、
今までに越えられなかった結果があります。

両チームともなかなか前にボールが運べない展開の中、それでも両チームとも時折
ゴールに迫り、一進一退の攻防が続く展開。

そして時間は流れ後半40分過ぎ、最後の交代枠で出てきたのは、最終ホーム戦で
研修のためゴール裏のシートの雑巾がけやマッチデープログラムを配っていた
藤選手。ユース出身の選手で、来年につなげるため、Ｊの経験をさせるためかと、
これは引分けもやむなしか思いかけましたが．．．。

申し訳ありませんでした。　彼は持ってました。


ユースの先輩の前野選手から絶妙のパスをうけ、ＧＫと１対１となったところを
冷静に流し込み、衝撃的なＪデービュー＆ロスタイム決勝ゴール。
ゴール裏はもう歓喜で大爆発。　そしてタイムアップ。

夏場勝てない時期があり、春先に期待した結果とは違いましたが、それでも
Ｊ昇格後初の得失点差プラスでシーズンを終えることができました。
７年もかかりゆっくりとした更新ではありますが、ひとつ過去を越えた瞬間でした。

選手、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。　ありがとうございました。



最後に書きたくなったことがあります。

先に書きましたようにＪ１ライセンスはもらえませんし、箱物の環境また選手の
練習環境と、地方の他のクラブと同じように苦しんでおりますが、私としては
誇れるかなと思う部分があります。
身近なんで意識されていないサポーターの方もいらっしゃるかと思いますが、
自クラブのユース出身者が大学から帰ってきたり昇格したりと在籍し、そして
試合で活躍しているクラブって、大クラブや大都会のクラブなら良くありますが、
経営的にも苦しんでいる地方の他のクラブと比べて、私は誇れる部分だと思って
おります。　この部分、未来につながるよう大切にしていきたいですね。


未来の発展を目指してサポートしていきましょう。

がんばれ　愛媛ＦＣ

第41節草津戦 ～多くの観客の中での３発快勝～

草津戦。いつも厳しい試合となる相手。

その日は松山広域デーと動員をかけ観客もいつもの倍の中での試合。
試合の入りは危惧していた通り押し込まれ厳しい展開。

しかしつらい夏を過ごしたチームは成長した姿を見せる。
序盤を耐え徐々に攻め込む場面も。そしてむかえた前半40分。加藤選手が左に
フリーの前野選手に絶妙のパス。フリーで打ち込んだボールは曲がりながら
ゴールマウスに突き刺さる。

後半初め押し込まれた展開からこぼれたところを熊林選手に押し込まれ同点と
なるも、すぐさまこれも絶妙にタインミングをずらしたＦＫから我らがエース
有田選手がバックヘッドでゴール。

そしてとどめは、有田選手のサイドチェンジを受け、これまた左から切れ込んだ
前野選手へ。そして右に切れ込んできた石井選手へ絶妙なスルーパス。
これをきれいに流し込み、流れから相手を崩しきった３点目のゴール。

6000人を越える観客の前で３発のゴールを決め、快勝。

サポーターのコールにも応えたか、大木選手がピッチに。
短い時間でしたがまだまだやれそうなパスを繰り出して見せてくれました。
そしてタイムアップ。スタジアムは割れんばかりの歓喜の瞬間。


勝利の歌
セレモニーでの大木選手の挨拶にうるっときました。本当にお疲れ様でした。
大木選手の胴上げの後、みんなでラインダンス。


ホーム最終戦。非常にすばらしい形で締めくくることができました。
コアな部分から離れたバックスタンドでも、皆さん声を出してコールしてくれ
ましたし、非常に良い雰囲気のスタジアムでの試合となりました。

来期はもっと見やすく広いゴール裏となることですし、多くのサポーターで埋め尽くし
選手の後押しができることでしょう。


まだもう一試合残しておりますが、今週は余韻を楽しみましょう。


あっぱれ　愛媛ＦＣ

明日はホーム最終草津戦 ～残り試合しっかり勝ちきって締めくくろう～

明日はホーム最終戦。
天気も大丈夫そうだし、キックオフは１６：００、また松山広域デーといつもより多目の
観客数が予想されます。さらに、地上波放送もあり、あまり関心の少ない方々も見る
機会となるでしょう。そういった意味で、明日の試合は大事な一戦。

サポーターも試合前、一年の感謝の意を込めスタジアム周辺の清掃ボランティアを行い、
また試合前には「この街で」の合唱とビッグフラッグでスタジアムの雰囲気を盛り上げ
ます。



そして、試合後には、今期限りで引退を表明した大木選手のセレモニーが行われます。
広島時代からも個人スポンサーとしてクラブを支えてくれ、また愛媛に入団後も選手を
プレーで牽引し、何度も勝利に貢献。
登場でスタジアムの雰囲気を変えられる選手であった大木選手。本当に感謝の気持ちで
いっぱいです。


ひとりでも多くの方にスタジアムに足を運んでいただき、選手、スタッフ、そして
サポータ心一つになって試合に臨み、歓喜の瞬間を迎えたいと思います。


今期最終のホームゲーム。良い思い出として残しましょう。


がんばれ　愛媛ＦＣ