2022年9月27日追加
第一次調査では、小型ROVを展開しましたが、水深が深く、支援船が小型で、流れも厳しく、結果としてROVが艦橋に拘束されるなどして、十分な情報を得ることができませんでした。第二次調査では、海洋エンジニアリング(株)様のご協力を得て、第八開洋丸を支援船とし、そこに搭載されている中型ROV(SAAB社製Cougar)を使った調査を2022年10月に実施します。
(1)海洋エンジニアリング(株)の海洋調査船第八開洋丸262tonを1日間チャーターして、第一次調査で発見したアルバコアと考えられる沈没潜水艦へと潜らせ、水中画像を撮影します。
(2)撮影した画像をモザイクして、詳細な全体像を明らかにします。
(3)調査期日は2022年
10月1日放送措置の艤装、函館港出港
10月2日MBES調査とROV調査
10月3日函館港入港、艤装解除
10月4日予備日
(4)調査結果はすべて公表します。
(5)調査作業はニコニコ生放送でリアルタイムに放送します。海外での視聴を考慮して、現場の会話を英語に同時通訳します。
https://live.nicovideo.jp/watch/lv336612796
ー---------------------第一次調査ー--------------
2022年5月25日修正
アルバコアと考えられる沈没潜水艦を発見しました。
2022年5月10日修正
アメリカの潜水艦「アルバコア(SS-218)」は、太平洋戦争中、アメリカ海軍において77隻建造されたガトー級潜水艦の7番艦です。1942年に就役し、1944年11月7日、函館市恵山沖合にて機雷に接触し、沈没したとされています。乗組員は85名平均年齢は22.5才です。
一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会は、アルバコアを最新鋭の海中技術を用いて探し出し、その位置と現状を明らかにするプロジェクトを開始しました。アルバコアを発見することにより、本会の設立の目的である海中調査技術や海中活動の普及と振興を進め、艦とともに戦没された方々を慰霊します。
2017年に設立した一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会の設立目的は、「深海に関する学術技芸を考究し、海中観測・作業や機器開発など、深海を含む海中活動に関する普及と振興に関する活動を行い、もって国民の海洋理解の増進に寄与すること」です。
2017年8月には五島列島沖合に海没処分された24艦の潜水艦に遠隔操縦式潜水機(ROV)を潜らせ、戦後約70年を経た我が国の潜水艦の現状を明らかにしました。
2018年には、6月に若狭湾で海没処分されたUボート(U-511が日本に贈られ「呂500」となりました)を含む3艦の潜水艦、8月に南シナ海に沈む戦時徴用船「大洋丸」を発見しました。私たちの技術を使い、海に眠る過去の歴史を再び世に伝えることができました。沈没した艦船を最新鋭の技術で調査をすることで一般の方々の海洋への関心を呼び起こし、歴史的な背景に目を向けてもらうことができました。この成果を踏まえて、次なる調査を進める次第です。
目撃情報から推察すると、沈没位置は
北緯41度49分、東経141度16分 水深約200m
辺りです。
調査は、2020年に計画していましたが、コロナウイルス感染拡大のために延期していました。おかげさまで、ようやく再開する準備が整いました。
2022年5月25日と26日におこなう予定です。これまでと同様にニコニコ生放送(https://live.nicovideo.jp/watch/lv326919568)にて中継します。
2年前の当初の計画では、最初のマルチビームソナー調査において無人船を使うことにしていました。無人船と漁船の2隻体制で海底地形を調べ効率を上げようとしていました。しかし、今回は残念なことに無人船の準備が間に合わないために、漁船2隻体制で臨むことにしました。
これにより、一番時間のかかるマルチビームソナー調査の効率を倍にし、調査期間を短縮します。
日程は
2022年
5月24日:準備、椴法華港にて2隻の漁船に機材を取付け、第十八仁栄丸にROVを搭載。
5月25日:2隻の漁船でMBES(マルチビームソナー)調査をおこないます。この日の朝からニコニコ生放送を始めます。
5月26日:前日と同じ。ターゲットが発見できれば、第十八仁栄丸に積み込んだROVを潜らせ、船体の状態を撮影し、船名を確認します。
5月27日、28日:予備日です。
現場海域は潮流が強く、現在予定している中型のROVでは十分に安定した調査は困難と思われます。そこで、2022年8月末に別途大型ROVを準備して、発見したアルバコアを詳細に調査しようと計画しています。その調査については、本調査が終了してから詳細計画をお知らせします。
調査活動はボランティアベースで行います。用船料などの必要な調査経費は、寄付によりまかないますので、よろしくご支援をお願いします。寄付は、ラ・プロンジェ深海工学会への直接のご寄付と、アカデミストが主催するクラウドファンディングへのご支援の二系統でおこないます。
直接のご寄付は
銀行名:親和銀行 福江支店
普通預金口座
口座番号:3129753
口座名:一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会 アルバコア探査プロジェクト
口座名の読み:シャ)ラプロンジエシンカイコウガクカイ アルバコアタンサプロジエクト
へお願いします。
ご送金いただきましたら、下記宛てに、ご氏名、寄付者一覧表への記載の可否、をご連絡ください。
office.laplongeeアットマークgmail.com
(「アットマーク」を@に代えてください)
クラウドファンディングを経由してのご支援は
https://academist-cf.com/projects/252?lang=ja
からお願いいたします。
アメリカの軍艦であるアルバコアに関する情報を日本で手に入れることはなかなか難しいのが現状です。図面等の情報をお持ちでしたら、ご連絡ください。
office.laplongeeアットマークgmail.com
(「アットマーク」を@に代えてください)
宛てにご連絡いただけると幸いです。
成果をご期待ください。
第一次調査では、小型ROVを展開しましたが、水深が深く、支援船が小型で、流れも厳しく、結果としてROVが艦橋に拘束されるなどして、十分な情報を得ることができませんでした。第二次調査では、海洋エンジニアリング(株)様のご協力を得て、第八開洋丸を支援船とし、そこに搭載されている中型ROV(SAAB社製Cougar)を使った調査を2022年10月に実施します。
(1)海洋エンジニアリング(株)の海洋調査船第八開洋丸262tonを1日間チャーターして、第一次調査で発見したアルバコアと考えられる沈没潜水艦へと潜らせ、水中画像を撮影します。
(2)撮影した画像をモザイクして、詳細な全体像を明らかにします。
(3)調査期日は2022年
10月1日放送措置の艤装、函館港出港
10月2日MBES調査とROV調査
10月3日函館港入港、艤装解除
10月4日予備日
(4)調査結果はすべて公表します。
(5)調査作業はニコニコ生放送でリアルタイムに放送します。海外での視聴を考慮して、現場の会話を英語に同時通訳します。
https://live.nicovideo.jp/watch/lv336612796
ー---------------------第一次調査ー--------------
2022年5月25日修正
アルバコアと考えられる沈没潜水艦を発見しました。
2022年5月10日修正
アメリカの潜水艦「アルバコア(SS-218)」は、太平洋戦争中、アメリカ海軍において77隻建造されたガトー級潜水艦の7番艦です。1942年に就役し、1944年11月7日、函館市恵山沖合にて機雷に接触し、沈没したとされています。乗組員は85名平均年齢は22.5才です。
一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会は、アルバコアを最新鋭の海中技術を用いて探し出し、その位置と現状を明らかにするプロジェクトを開始しました。アルバコアを発見することにより、本会の設立の目的である海中調査技術や海中活動の普及と振興を進め、艦とともに戦没された方々を慰霊します。
2017年に設立した一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会の設立目的は、「深海に関する学術技芸を考究し、海中観測・作業や機器開発など、深海を含む海中活動に関する普及と振興に関する活動を行い、もって国民の海洋理解の増進に寄与すること」です。
2017年8月には五島列島沖合に海没処分された24艦の潜水艦に遠隔操縦式潜水機(ROV)を潜らせ、戦後約70年を経た我が国の潜水艦の現状を明らかにしました。
2018年には、6月に若狭湾で海没処分されたUボート(U-511が日本に贈られ「呂500」となりました)を含む3艦の潜水艦、8月に南シナ海に沈む戦時徴用船「大洋丸」を発見しました。私たちの技術を使い、海に眠る過去の歴史を再び世に伝えることができました。沈没した艦船を最新鋭の技術で調査をすることで一般の方々の海洋への関心を呼び起こし、歴史的な背景に目を向けてもらうことができました。この成果を踏まえて、次なる調査を進める次第です。
目撃情報から推察すると、沈没位置は
北緯41度49分、東経141度16分 水深約200m
辺りです。
調査は、2020年に計画していましたが、コロナウイルス感染拡大のために延期していました。おかげさまで、ようやく再開する準備が整いました。
2022年5月25日と26日におこなう予定です。これまでと同様にニコニコ生放送(https://live.nicovideo.jp/watch/lv326919568)にて中継します。
2年前の当初の計画では、最初のマルチビームソナー調査において無人船を使うことにしていました。無人船と漁船の2隻体制で海底地形を調べ効率を上げようとしていました。しかし、今回は残念なことに無人船の準備が間に合わないために、漁船2隻体制で臨むことにしました。
これにより、一番時間のかかるマルチビームソナー調査の効率を倍にし、調査期間を短縮します。
日程は
2022年
5月24日:準備、椴法華港にて2隻の漁船に機材を取付け、第十八仁栄丸にROVを搭載。
5月25日:2隻の漁船でMBES(マルチビームソナー)調査をおこないます。この日の朝からニコニコ生放送を始めます。
5月26日:前日と同じ。ターゲットが発見できれば、第十八仁栄丸に積み込んだROVを潜らせ、船体の状態を撮影し、船名を確認します。
5月27日、28日:予備日です。
現場海域は潮流が強く、現在予定している中型のROVでは十分に安定した調査は困難と思われます。そこで、2022年8月末に別途大型ROVを準備して、発見したアルバコアを詳細に調査しようと計画しています。その調査については、本調査が終了してから詳細計画をお知らせします。
調査活動はボランティアベースで行います。用船料などの必要な調査経費は、寄付によりまかないますので、よろしくご支援をお願いします。寄付は、ラ・プロンジェ深海工学会への直接のご寄付と、アカデミストが主催するクラウドファンディングへのご支援の二系統でおこないます。
直接のご寄付は
銀行名:親和銀行 福江支店
普通預金口座
口座番号:3129753
口座名:一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会 アルバコア探査プロジェクト
口座名の読み:シャ)ラプロンジエシンカイコウガクカイ アルバコアタンサプロジエクト
へお願いします。
ご送金いただきましたら、下記宛てに、ご氏名、寄付者一覧表への記載の可否、をご連絡ください。
office.laplongeeアットマークgmail.com
(「アットマーク」を@に代えてください)
クラウドファンディングを経由してのご支援は
https://academist-cf.com/projects/252?lang=ja
からお願いいたします。
アメリカの軍艦であるアルバコアに関する情報を日本で手に入れることはなかなか難しいのが現状です。図面等の情報をお持ちでしたら、ご連絡ください。
office.laplongeeアットマークgmail.com
(「アットマーク」を@に代えてください)
宛てにご連絡いただけると幸いです。
成果をご期待ください。
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