THE有頂天ホテル

流行に流されやすい僕は、「THE有頂天ホテル」をビデオで見るつもりだったのに我慢できなくなって映画館で観た。

CMとか、宣伝活動って、大切だよなぁ。
出ているキャストのわりにはあまり面白くないし、ギャグも陳腐。
映画として斬新なとこがあるわけでもなく、泣けるところもない。
「何がいいか」といわれれば「特に何も」としか言いようがない内容。
冒頭から「しくった」とおもったし、見ている間も「もっといろいろできたやろ」「なんでこれがひっとしてんねん」としか思えなかった。

しかし。
映画が終わってスタッフロールが流れ、そのスタッフロールも終わった瞬間、
表現しがたい「さびしさ」を感じた。
なんか、さびしい。
ちょうど、子供の頃に盆か正月に両親の実家に帰って、
親戚もそこに集まり、特になにをするわけでもなく、だらだらと一週間程度過ごし、
その期間も終わって、「自分の家」に帰ったときに感じる「さびしさ」みたいなもの。

そんな映画でした。

評価:★★★★★☆☆☆☆☆
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