生頼範義展

ベエ・・ベエ・・
よし・・・よく寝てます





わたしたちがマーヤの面倒みますから、お二人は遊びに行ってもいいですよ。



お、おう。ありがとう。
まかせたよ、ふくちこ。



ちょっと待ってこれは・・・
ちこが先に寝ちゃって結局あたしがマーヤをあやすパターン・・・




妻です。
今日は上野の森美術館で開催中の
イラストレーター「生頼範義展」へ。



故・生賴範義が生涯描き続けた約3,000点以上の作品の中から、
原画約250点が公開されているそう。



生頼範義（おおらい のりよし）って誰？と名前を知らない方でも、
氏のイラストは絶対見た事があると思います。




ほれ！！





ほれほれ！！
見た事ありますよね？
ゴジラ、ウルフガイ、ハイペリオン、小松左京作品、信長の野望などなどで
おなじみの「あの」イラストレーターさんですよ！





スターウォーズどーん！！
これ、ジョージ・ルーカス監督側から名指しで依頼されたんですって。
国際版ポスターを日本人が手がけたってすごいことですよね。


入ってすぐ、氏の手がけられた往年の映画のポスターの数々。
（このあたりは撮影OKゾーン）






氏のイラストが表紙を飾った
小説で作られた生頼タワーが！！








子供の頃見た、江戸川乱歩の表紙がトラウマ級に怖かったのを思い出しました。
これで「少年版」って。





エメラルドグリーンの宇宙空間の表現が独特ですよね。
初めて生頼氏の画をみた小松左京が「ほんとに日本人の画家なのか？」と驚いて、
自分の「日本沈没」の絵を頼む事にしたとか。




特別に制作された、幻魔大戦のベガの像。
カッコいい・・・










ホープの広告のイラストが何点かあるのですが、
レンガやデニムやフェンスやネオン、すべての描き分けの緻密さが圧巻です。








原画を見ると、そのイマジネーションと技術の高さに圧倒されます。
私はSFファンなので、「虎よ、虎よ！」などのハヤカワSFの表紙原画が見れて嬉しいです。

そして、生頼版ゲルニカとも言われるオリジナルの大作「破壊される人間」の地獄絵図っぷりが凄まじかった。。。
2月4日 (日)までの展示ですが、あと2、３回は行きたいと思わせる充実した展覧会です。
買った画集をゆっくり眺めよっと。デュフフ。







ちこちゃん起きないから、
おいどん寂しかったでごわす。


帰宅したらやっぱりちこはふくの尻に顔を埋めて寝ており、
マーヤは独りで遊んでいたので、ちこに制裁を加えました。



ふく姐さんがー！！フカフカなのが悪いんですー！