絵本とおはなしと子ども英語♪ゆったり・まったり・ドキドキしよ♪

「昔むかしあるところに」今ではない此処ではない別の世界へ。
わくわくするお話の中に入って、自由に心をひろげてみない?

戦争を二度としない誓いの日です。

2014年08月15日 | 絵本で子育て


広島、長崎と原爆が落とされ、地獄絵図の極みとなっている中で、昭和天皇はこのように詔勅を言い渡された。

「考えれば、今後日本国の受けるべき苦難はきっと並大抵のことではなかろう。あなたがた国民の本心も私はよく理解している。しかしながら、私は時の巡り合せに逆らわず、堪えがたくまた忍びがたい思いを乗り越えて、未来永劫のために平和な世界を切り開こうと思うのである。」

抜粋:homepage1.nifty.com/tukahara/manshu/syusensyousyo.htm

不戦の誓いをしたからこそ、平和の大切さを伝える絵本は、たくさん学校や図書館に置かれている。

そのとき生まれていなかった私たちも、子孫まで伝えていかなければならないこと。

これらの絵本が残っていくように。
悲惨さや残酷さは、辛いものだけれど、

失われた尊い命を忘れないためには、
私たちは、追体験しなければならないのだ。
だから本から学ばなければ、
心も頭も空っぽになり、
いつかと同じ道にはまり、本当に追体験することになるよ。

『すみれ島』は美しい絵本。

年端もいかぬあどけない顔したお兄さん達が、

特攻隊という自爆テロで命を散らしたことを、
事情を知らない幼な子たちの応援の花束のすみれで、あくまでも美しく、うたっている。

その美しさの裏に、悲しさがあることが、

読み聞かせればきっと、
伝わっていく。

作者の願いがこもっている。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 受け入れとサマーキャンプ(... | トップ | 英霊?? 無残に殺された犠牲者... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

絵本で子育て」カテゴリの最新記事