金曜日の昼下がり、
FM放送「くらっしぃ〜」に出演して
絵本のお話をしました。
「ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ」 谷川 俊太郎 文
おかざき けんじろう 絵 クレヨンハウス
綺麗な声の(お姿も美しいです)DJのお姉さんが
プロの受け答えをしてくださるので、
軽快なトークで、伝えたいことを5分で電波に乗せられました♪
時計と原稿を見ながら、緊張しました〜
小学校のとき、アナウンス部でした!ちょっと思い出しました♪
このブログでは、放送のとき飛ばしたところもだしちゃいますね!
もちろん、書いたものと実際の話は、ちょっとちがいますけれど。そこは音声おこしではないのでね。
*みなさん、こんにちは。石井宏子です。
きょうは あかちゃん絵本の 異色作「ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ」です。
*これはうちの本棚に長いこと、埋もれていたのですが、近頃は大活躍しています。
*ちょうど0歳から3歳くらいのお子さんとパパや、ママ向けに、親子で一緒にきける絵本講座をさせていただきまして、これはどうかな?と引っ張り出してきたわけです。
*すると、こどもたちがよく聞く!あかちゃんから、お兄ちゃんお姉ちゃんまで、眠くなったりおなかがすいたりでグズりだした子も、読み出した途端、集中!目は釘付け!なんですね。
*そこで改めて、この絵本に力があることに気づかされました。
*異色作、というのは、あくまで「大人の」私からみて「異色」だということです。
だって、「ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ」ですよ?何のことやら、わかりません。
実際、はじめてこの絵本を手にした時、「あ、谷川俊太郎さんだ」
と、めくっていきながら「これ、良いのかしら?」「いい本なんだろうか?」
と疑問しかありませんでした。
*自分のこどもに、読みましたら、面白がって繰り返しリクエストされましたね。
*その頃はもう、うちの子は4歳くらいでしたが、他に興味のある絵本もたくさんあって、そのうち棚にしまわれることになりました。
*何より、読んであげる私に、この良さがわからなかったんですね!
読みながら、「これのどこが良いんだろう」「どう読んだらいいかわからないな」と思っているものだから、面白さが伝わるわけがないですよね。
*でも改めて、お子さんたちから、この絵本の凄さを教えてもらいました。だから今は、自信をもって、おすすめできるのですよ。
こんなふう…
ぱぴぽ ぴぱぺぽ ぴべぱ ぽぱぴぴ ぷ ぺぱ
ぺーぺーぱー ぴーぴーぴぽーぱー
*どうでしょう? 思うに、この「ぽぱぺ」なる撥音、ぽぱぺ語って、赤ちゃんのことばに近いんじゃないでしょうか?幼い子が、安心する音。欲しがる音。求めている音。
*だから、声の方向を見る。絵本に目が行くと、音といっしょに絵をみますよね。この絵はパステルで、やさしい色使いでカラフルで、いろいろな丸、楕円、突起、のようなものが描かれています。これは大人にはわかりません。アーティストの方は、また違うんでしょうけれど私みたいな素人にはね。
*でもきっと、この絵にも、こどもを惹きつける力があるんだと思うんです。こどもが欲しがっているもの。おもちゃとかゲームじゃないですよ。生きるためのエネルギーとして、魂がほしがっているものが、この音と絵なんですよ。私はそのように信じました!
*幼いということは、この世に生まれてまだ、新しいから、現実社会のアレコレに汚染されていない、より神様にちかいところにいるから、本物がわかると思っています。
*大人は、こどもの本物の要求から、学んでいかなくちゃいけないですね。
*字が読めるようになってからも、この本は楽しいと思うんです。
字が、字として書かれていない。絵柄といっしょに動いているから、ワクワクしてきますよ。小学校の読み聞かせにも、堂々ともっていきます。こどもたち、体を傾けたりしてますよ。そんな時はちょっと遊びで、本を傾けたりしてみます。
*この本には正しい読み方なんてものは、ないと思うんです。ただ、いちばんいいのは、知らないおばちゃんが前に来て読むよりは、
*赤ちゃんや子どもの、いちばん近くにいるおとな、パパやママの声で、読み聞かせてあげるのが最も素晴らしいですね。おひざに抱っこして、または、お布団の中で。
*では! ぽっぺっぺっぽ ぱっぴぴっぽ ぱ ぷっ ぽ・・・
FM放送「くらっしぃ〜」に出演して
絵本のお話をしました。
「ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ」 谷川 俊太郎 文
おかざき けんじろう 絵 クレヨンハウス
綺麗な声の(お姿も美しいです)DJのお姉さんが
プロの受け答えをしてくださるので、
軽快なトークで、伝えたいことを5分で電波に乗せられました♪
時計と原稿を見ながら、緊張しました〜
小学校のとき、アナウンス部でした!ちょっと思い出しました♪
このブログでは、放送のとき飛ばしたところもだしちゃいますね!
もちろん、書いたものと実際の話は、ちょっとちがいますけれど。そこは音声おこしではないのでね。
*みなさん、こんにちは。石井宏子です。
きょうは あかちゃん絵本の 異色作「ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ」です。
*これはうちの本棚に長いこと、埋もれていたのですが、近頃は大活躍しています。
*ちょうど0歳から3歳くらいのお子さんとパパや、ママ向けに、親子で一緒にきける絵本講座をさせていただきまして、これはどうかな?と引っ張り出してきたわけです。
*すると、こどもたちがよく聞く!あかちゃんから、お兄ちゃんお姉ちゃんまで、眠くなったりおなかがすいたりでグズりだした子も、読み出した途端、集中!目は釘付け!なんですね。
*そこで改めて、この絵本に力があることに気づかされました。
*異色作、というのは、あくまで「大人の」私からみて「異色」だということです。
だって、「ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ」ですよ?何のことやら、わかりません。
実際、はじめてこの絵本を手にした時、「あ、谷川俊太郎さんだ」
と、めくっていきながら「これ、良いのかしら?」「いい本なんだろうか?」
と疑問しかありませんでした。
*自分のこどもに、読みましたら、面白がって繰り返しリクエストされましたね。
*その頃はもう、うちの子は4歳くらいでしたが、他に興味のある絵本もたくさんあって、そのうち棚にしまわれることになりました。
*何より、読んであげる私に、この良さがわからなかったんですね!
読みながら、「これのどこが良いんだろう」「どう読んだらいいかわからないな」と思っているものだから、面白さが伝わるわけがないですよね。
*でも改めて、お子さんたちから、この絵本の凄さを教えてもらいました。だから今は、自信をもって、おすすめできるのですよ。
こんなふう…
ぱぴぽ ぴぱぺぽ ぴべぱ ぽぱぴぴ ぷ ぺぱ
ぺーぺーぱー ぴーぴーぴぽーぱー
*どうでしょう? 思うに、この「ぽぱぺ」なる撥音、ぽぱぺ語って、赤ちゃんのことばに近いんじゃないでしょうか?幼い子が、安心する音。欲しがる音。求めている音。
*だから、声の方向を見る。絵本に目が行くと、音といっしょに絵をみますよね。この絵はパステルで、やさしい色使いでカラフルで、いろいろな丸、楕円、突起、のようなものが描かれています。これは大人にはわかりません。アーティストの方は、また違うんでしょうけれど私みたいな素人にはね。
*でもきっと、この絵にも、こどもを惹きつける力があるんだと思うんです。こどもが欲しがっているもの。おもちゃとかゲームじゃないですよ。生きるためのエネルギーとして、魂がほしがっているものが、この音と絵なんですよ。私はそのように信じました!
*幼いということは、この世に生まれてまだ、新しいから、現実社会のアレコレに汚染されていない、より神様にちかいところにいるから、本物がわかると思っています。
*大人は、こどもの本物の要求から、学んでいかなくちゃいけないですね。
*字が読めるようになってからも、この本は楽しいと思うんです。
字が、字として書かれていない。絵柄といっしょに動いているから、ワクワクしてきますよ。小学校の読み聞かせにも、堂々ともっていきます。こどもたち、体を傾けたりしてますよ。そんな時はちょっと遊びで、本を傾けたりしてみます。
*この本には正しい読み方なんてものは、ないと思うんです。ただ、いちばんいいのは、知らないおばちゃんが前に来て読むよりは、
*赤ちゃんや子どもの、いちばん近くにいるおとな、パパやママの声で、読み聞かせてあげるのが最も素晴らしいですね。おひざに抱っこして、または、お布団の中で。
*では! ぽっぺっぺっぽ ぱっぴぴっぽ ぱ ぷっ ぽ・・・