◆◇◆ ロ グ コ ◆◇◆

旅行記の“タビコ” と 鉄道の旅“テツコ” と ログハウス
  ***ログハウス“ログコ”はチョコっと休憩中***

2014北ドイツ 空活・鉄活-22:ベルリンの壁~イーストサイドギャラリー(Berlin)

2014-11-01 08:54:29 | 2014北ドイツ空活・鉄活

この旅から帰国後、知人に「“ドイツって言ったらコレ”ってなんですか」と聞かれました。
そうね・・・ブランデンブルク門、アンペルマン、ノイシュバンシュタイン城・・・
ワタシ的にドイツのテッパンというものを並べてみたんだけど、“ニューヨーク=自由の女神”ほど認知されていないようで
・・・という表情でした。
ベンツ、VW、アウトバーンって言ったら「あぁ~」と浸透力はあったわ。
さすが自動車大国ポルシェにBMWも入れなきゃね。


あとは「ベルリンの壁」って言うとこれもほぼ100%「あぁ、なるほど~」とドイツをあまりよく知らない人でも納得してくれます。

そんな有名どころですが、ベルリンに来て3日目なのにワタシはまだこの王道のスポット行ってないません。
そもそもドイツ旅行8回目にして初めてのベルリンってのもね
ってことでベルリン滞在3日目の午前中、行ってみることにしました。

wikipediaより一部抜粋)

ベルリンの壁崩壊とドイツ再統一、更に冷戦の終結にいたりベルリンの壁は名実ともにその存在意義を失った。
その一方、ベルリンの壁は米ソ冷戦の象徴的遺跡としての保存の声が高まりシュプレー川沿いの約1.3kmの壁(イースト・サイド・ギャラリー)は残された。
この部分には「ベルリンの壁建設」にインスピレーションを得た24の国の芸術家118人による壁画が描かれた部分であり、その中には「ホーネッカーとブレジネフの熱いキス」を描いた戯画も含まれる。
他にもベルリン中央部のニーダーキルヒナー通り沿いの一帯(ゲシュタポ本部や国家保安本部があったあたり)には、再統一後に「テロのトポグラフィー」という博物館が建てられ、この部分に沿って建っていたベルリンの壁も残されている。
さらに記念品としてライン川畔のコブレンツに白い壁を2枚移設し、また日本には宮古島市に2枚移設してある。


我々が行ったのは、オスト(東)駅(OstBf)前シプレー川沿い1.3kmに渡るイーストサイドギャラリー


まずはツォー駅からSバーンでオスト駅まで行きました
この駅は、ドイツが東西分断してた頃の旧東ベルリン中央駅として長距離列車の主要ターミナル駅だったそうです。
ちなみに西側の中央駅はツォー駅です。

 
駅前が広々しているなぁ~
空が高く感じるなぁ~
という風景は勝手な想像かもしれないけど東ドイツをイメージします。
駅の付近も特に繁華街があるわけではないようですよ。
今は駅直結ホテルのIntercityが目立つ存在でした。
この日は晴天で気持ちの良い場所だったけど、こりゃ夜はひっそりと静まっているんだろうなぁ
というイメージは、きっと当たってることでしょう

駅そのものも歴史的に深いものがありそうです。
wikipediaより一部抜粋)
 
1842年、建設当時の建物は現在地よりやや北側に位置し名称を「フランクフルト駅」としていた。
その後「ニーダーシュレージエン-マルク駅」、「シュレージエン駅」と名前が変わっていきました。
1882年、ベルリン都心部を東西に貫くSバーンの建設が開始された際に現在の場所に移転しました。
第二次世界大戦では甚大な被害を受け、戦後東ドイツ国鉄 (DR) によって再建され、1950年にベルリン東駅に改名しました。
1987年には、東ベルリンの中央駅として改築工事が開始され、「ベルリン中央駅 (Berlin Hauptbahnhof)」と言う名称を使い始めました。
駅の再構築計画では東側諸国の高官を迎え入れるためのホテルや迎賓施設などを建築するなど、かなりの面積を必要としていました。
しかし、1989年にはベルリンの壁が崩壊して東ドイツの社会主義体制が崩壊したために工事は頓挫し、1990年のドイツ再統一までに一部の工事が完成したのみでした。
なお、ホテル部分は1990年代前半までに解体されています。
東西ベルリンの統合後の1998年に、もとの「ベルリン東駅」に名称も戻され、その後、駅の再整備計画が再開されて2002年に完了しました。
東ドイツ時代の面影はあまり残っていない。




見渡せばベルリンテレビ塔。
シンボルマークだね~


駅前の大通りを渡ったところに、アートの壁と化したベルリンの壁があります。
延々1.3キロ続くここが、イーストサイドギャラリーとなっています。

お散歩感覚で歩いてみました

こんな壁で隔てられちゃうんだなぁ…と感慨深いです。

wikipediaにも書いてあった“「ホーネッカーとブレジネフの熱いキス」を描いた戯画も含まれる”とは、
有名なコレ ですよね
近くにあったのかしら…ちゃんと調べずに行ったので、見てこなかったのは悔やまれるわ。

これはちょっと似ているけど熱いキスがありません…

  
気になる扉です…

   ところどころに説明なんかもありました。


アートに混じって落書きもたくさん
経年の劣化もあり、修復作業も大変なんだとか帰ってきてから読みました


途中、壁が途切れているところがあり中へ
そこはシュプレー川が流れ公園の遊歩道になっていて今や平和な憩いの場所を感じます。


天気がいい分キラキラした場所として脳裏に残りました。
遊覧船も気持ちよさそう~~

 
付近の方々を真似て自撮りの「ベルリンの壁」です。


ミッヒを撮影中、
撮影されたミッヒはこちら
 一人散歩です。 

 




ずいぶん歩いてきました。
1.3kmを往復するとイイ運動だわ


でも川の向こうの方に鉄橋がかかっていているのが見えるぞ。
そして、そこを電車が走っているのが見えろぞぞぞぞ・・・

 
こうなると、鉄ちゃんが萌えてきます
オスト駅からではなく、そっちからも戻れそうなので、我々のコースは鉄橋方面へと変更となりました。

  




またガラリと風景は変わり、賑やかな雰囲気になってきました。
たった1.3kmですが、雰囲気が違いますね。


そしてやっぱりベルリンはどこへ行ってもテレビ塔が見えるんだなぁ~

   


たどり着いた駅、そこはUバーンの始発駅WarschauerStraßeです。
結局はオスト駅から一駅歩いたことになったのね。
WarschauerStraße駅はSバーンも走ってますがUバーンも走っています。
そのUバーンはU1だったので、ルートを確認しましょう
あら終点はツォー駅付近ではないですか。始発から終点まで乗って帰ってみましょう。

その駅からは鉄ちゃんコーナーです。
出発前の電車をチェックチェック
    

そして走り出してさっき川沿いから見た鉄橋を渡ります。
  ガタンゴト~~ン


ステキな鉄橋に差し掛かったんだけど・・・
残念ながら、乗ってると雰囲気分らず。
これは撮り鉄用の鉄橋だわね。

2014.11.01


◆◇◆ログコ◆◇◆のTOPはこちら
このカテゴリー「2014北ドイツ空活・鉄活」のTOPはこちら




最新の画像もっと見る

コメントを投稿