なでしこジャパン、最終の最終戦だど

パリオリンピックの出場をかけた北朝鮮との最終戦。
24日のアウェー戦は3日前まで開催国が決まらなかった。そもそもどうして北朝鮮でやらないと決まったのかその経緯をわたしは知らない。
北朝鮮が拒否したのか？それとも主催者側が配慮したのか？いずれにしても北朝鮮で試合を行われたらどうなることか心配したと思う。
それが急遽サウジアラビアのジッタで決まり少し安心した。（中国よりサウジで良かったのかは知らない）

録画して、朝早くから起きて日本対北朝鮮を見た。
もっとラフプレイに終始するかと思っていたら、北朝鮮は意外にきれいな試合をしてくれた。
前半なでしこジャパンのボール占有率が高かったが、後半は押し込まれていた。北朝鮮のボール支配率が高かったように思う。
0対０で終わってしまったが、印象としては100対95で北朝鮮の判定勝ちだった。
これが現時点での実力なのか、それとも開催地がなかなか決まらず心理戦に負けた結果なのか、よくわからないが、28日は気を散らすことなく集中して欲しい。
この一戦でパリオリンピックに出場なるかが決まる。なんと言っても、最終の最終戦なのだから。

＜闘い済んで＞
前半24分フリーキックから田中美南のヘディングが決まらずこぼれ球を高橋はなが押し込んで、晴れて先制点を取った。
前半45分、キーパーの山下にファインセーブが出る。踵で打たれたボールがコロコロと転がっていくところをゴールラインぎりぎりで弾いたのである。「山下の1ミリ」か！（ほんとうは5㎝くらいはあった）
後半31分には、清水梨紗が相手の股下を抜いてゴール前に上げたボールを藤野青葉が飛び込んできてヘディングシュート。鮮やかな追加点だった。
これで2-０となってちょっと安心。
36分に1点を返されたが、そのまま1点差を守り切ってオリンピック出場を決めた。
おめでとうなでしこジャパン！

北朝鮮の監督が会見で号泣していたが、帰ったら強制労働の刑務所に入るのだろうか？
可哀相に・・・。