<国連ネパール政治ミッション(UNMIN)終了>
国連ネパール政治ミッション(UNMIN)の軍事監視要員として派遣されていた陸自隊員が無事帰国しました。
UNMINへの自衛官派遣は平成19年から1年交代で4次隊(計24名)で任務終了となりました。
派遣隊員はネパール国軍、マオイストキャンプの兵士の管理を監視、武器弾薬の管理状況の点検等を行いました。
(派遣の経緯)
ネパールでは、1996年、マオイスト(ネパール共産党毛沢東主義派)が国王からの政権奪取を目的とした武装闘争を開始し、
以来約10年間にわたり内戦が続いていましたが、2006年に新政権が誕生し、政府とマオイストとの間で紛争終結を含む
包括和平合意が成立しました。 ネパール政府からの要請及び事務総長勧告に従い、国連は2007年1月、
安全保障理事会においてUNMINの設立を採択しました。
日本国政府は、国連からのUNMINへの軍事監視要員の派遣要請を受け、2007年3月27日閣議により派遣を決定し、
同年3月30日から陸上自衛官6名を派遣していました。
2008年4月には、ネパールの制憲議会選挙が実施され、7月には、ネパール政府からの更なる要請を受け、
UNMINの活動は2009年1月23日まで延長され、その後再度の延長が続き、2011年3月31日までの
延長が決定されました。その後同国政府の要請でUNMINの活動が2011年1月15日で終了したため、
4次隊をもって任務は終了しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/7f/7bd11d3e03cef0342009ec7be3ab8011.jpg)
ネパールへ自衛官が派遣されていたのをどれだけの日本人が知っていたのでしょうか・・・
毎回こういうニュースをネットで読むたびに同じ事を思ってしまいます。
くだらない芸能ニュースとかばかり流してないでこういう事もしっかり報道しろよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/21/98f359d46ab80e9a77895ef253c70b9b.jpg)
国連ネパール軍事監視終了 6隊員が帰国(2011.01.20.朝雲新聞記事)
http://www.asagumo-news.com/news/201101/110120/11012004.html
<韓国軍 ソマリアの海賊8人射殺 船員を全員救出>
今月15日にアラビア海でソマリア海賊に乗っ取られた化学物質運搬船「サムホジュエリー号」
(1万5000トン)が21日に解放され、韓国人8人を含む21人の乗組員全員が救出された。
相手は正規の軍ではなく海賊だったが、韓国海軍が海外で単独による作戦を繰り広げ、敵を制圧したのは史上初めて。
国防部はこの日午後、緊急のブリーフィングを行い、「海軍清海部隊所属の駆逐艦『崔瑩(チェ・ヨン)』の特殊戦旅団
要員らが高速艇に乗ってサムホジュエリー号に接近し、交戦の末に海賊を射殺、人質の救出に成功した」と公式に発表した。
海上自衛隊派遣海賊対処行動水上部隊の護衛艦にはSBU(特別警備隊)も乗り組んでいるわけですけれども、
日本では同じ事が起こったとしてもこのような決断はまず無理でしょうね。
韓国軍は駆逐艦1隻を交代で派遣していますが、遠洋で活動できる4000トン以上の艦艇がKDXⅡ級駆逐艦6隻と
KDXⅢ級イージス艦2隻しか保有しておらず、イージス艦は北朝鮮に対する抑止の為に遠洋には派遣しずらく、
やりくりに苦労しているようです。
ソマリア海賊:緊迫の4時間58分、救出作戦ドキュメント(上)(2011.01.24.朝鮮日報記事)
http://www.chosunonline.com/news/20110124000022
ソマリア海賊:緊迫の4時間58分、救出作戦ドキュメント(下)(2011.01.24.朝鮮日報記事)
http://www.chosunonline.com/news/20110124000023
(救出作戦で船内に突入した韓国海軍特殊部隊 UDT-SEAL)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/3d/a66c1941dbb94cb1d7a10e2713eefdf2.jpg)
アメリカ海軍特殊部隊SEALsから指導を受けて設立された。通称「コリアン・シールズ」と呼ばれる。
任務は本家SEALsと全く同様と思われる。
<自衛隊情報保全隊を恣意的運用?>
左翼政権が本質を現してきた?という感じもしますが、軍事組織が内部を監視し、特定の政治組織や
宗教団体の浸透を阻止するという意味で、ある程度は必要な事ではないかなぁと思います。
この監視活動が誰からのどういった指示で行われたのか、また「民主党への批判を許さない」や「野党を監視する」
という意味で行われたのであれば問題だと思います。
この問題は国会でも追及されるでしょうから、注意深く見ておかなければならないと思います。
もうひとつ問題なのは、身内への監視が「モロバレ」していたお粗末な防諜活動なのではないかと思います。
国会議員講演会に防諜部隊投入、自衛隊員監視、防衛相直轄部隊が「不当調査」(2011.01.24. MSN産経記事)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110124/plc11012401310015-n1.htm
国連ネパール政治ミッション(UNMIN)の軍事監視要員として派遣されていた陸自隊員が無事帰国しました。
UNMINへの自衛官派遣は平成19年から1年交代で4次隊(計24名)で任務終了となりました。
派遣隊員はネパール国軍、マオイストキャンプの兵士の管理を監視、武器弾薬の管理状況の点検等を行いました。
(派遣の経緯)
ネパールでは、1996年、マオイスト(ネパール共産党毛沢東主義派)が国王からの政権奪取を目的とした武装闘争を開始し、
以来約10年間にわたり内戦が続いていましたが、2006年に新政権が誕生し、政府とマオイストとの間で紛争終結を含む
包括和平合意が成立しました。 ネパール政府からの要請及び事務総長勧告に従い、国連は2007年1月、
安全保障理事会においてUNMINの設立を採択しました。
日本国政府は、国連からのUNMINへの軍事監視要員の派遣要請を受け、2007年3月27日閣議により派遣を決定し、
同年3月30日から陸上自衛官6名を派遣していました。
2008年4月には、ネパールの制憲議会選挙が実施され、7月には、ネパール政府からの更なる要請を受け、
UNMINの活動は2009年1月23日まで延長され、その後再度の延長が続き、2011年3月31日までの
延長が決定されました。その後同国政府の要請でUNMINの活動が2011年1月15日で終了したため、
4次隊をもって任務は終了しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/de/06a3a5c3f0a4db3470e8f4e454fb2103.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/17/32aa0098c8ee734151f672178dc0c1b0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/7e/3b51fe8ed84d2783b701eca344937f67.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/7f/7bd11d3e03cef0342009ec7be3ab8011.jpg)
ネパールへ自衛官が派遣されていたのをどれだけの日本人が知っていたのでしょうか・・・
毎回こういうニュースをネットで読むたびに同じ事を思ってしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/21/98f359d46ab80e9a77895ef253c70b9b.jpg)
国連ネパール軍事監視終了 6隊員が帰国(2011.01.20.朝雲新聞記事)
http://www.asagumo-news.com/news/201101/110120/11012004.html
<韓国軍 ソマリアの海賊8人射殺 船員を全員救出>
今月15日にアラビア海でソマリア海賊に乗っ取られた化学物質運搬船「サムホジュエリー号」
(1万5000トン)が21日に解放され、韓国人8人を含む21人の乗組員全員が救出された。
相手は正規の軍ではなく海賊だったが、韓国海軍が海外で単独による作戦を繰り広げ、敵を制圧したのは史上初めて。
国防部はこの日午後、緊急のブリーフィングを行い、「海軍清海部隊所属の駆逐艦『崔瑩(チェ・ヨン)』の特殊戦旅団
要員らが高速艇に乗ってサムホジュエリー号に接近し、交戦の末に海賊を射殺、人質の救出に成功した」と公式に発表した。
海上自衛隊派遣海賊対処行動水上部隊の護衛艦にはSBU(特別警備隊)も乗り組んでいるわけですけれども、
日本では同じ事が起こったとしてもこのような決断はまず無理でしょうね。
韓国軍は駆逐艦1隻を交代で派遣していますが、遠洋で活動できる4000トン以上の艦艇がKDXⅡ級駆逐艦6隻と
KDXⅢ級イージス艦2隻しか保有しておらず、イージス艦は北朝鮮に対する抑止の為に遠洋には派遣しずらく、
やりくりに苦労しているようです。
ソマリア海賊:緊迫の4時間58分、救出作戦ドキュメント(上)(2011.01.24.朝鮮日報記事)
http://www.chosunonline.com/news/20110124000022
ソマリア海賊:緊迫の4時間58分、救出作戦ドキュメント(下)(2011.01.24.朝鮮日報記事)
http://www.chosunonline.com/news/20110124000023
(救出作戦で船内に突入した韓国海軍特殊部隊 UDT-SEAL)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/ba/b6d5f4684db4d79477bf6b7d8d7041c7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/3d/a66c1941dbb94cb1d7a10e2713eefdf2.jpg)
アメリカ海軍特殊部隊SEALsから指導を受けて設立された。通称「コリアン・シールズ」と呼ばれる。
任務は本家SEALsと全く同様と思われる。
<自衛隊情報保全隊を恣意的運用?>
左翼政権が本質を現してきた?という感じもしますが、軍事組織が内部を監視し、特定の政治組織や
宗教団体の浸透を阻止するという意味で、ある程度は必要な事ではないかなぁと思います。
この監視活動が誰からのどういった指示で行われたのか、また「民主党への批判を許さない」や「野党を監視する」
という意味で行われたのであれば問題だと思います。
この問題は国会でも追及されるでしょうから、注意深く見ておかなければならないと思います。
もうひとつ問題なのは、身内への監視が「モロバレ」していたお粗末な防諜活動なのではないかと思います。
国会議員講演会に防諜部隊投入、自衛隊員監視、防衛相直轄部隊が「不当調査」(2011.01.24. MSN産経記事)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110124/plc11012401310015-n1.htm