ハワイアン電力会社（ＨＥＣＯ）では、オアフ島での風力発電推進に向け新たな構想を発表し、今後一連の公聴会を開催して住民の意見聴取を行ないたいという考えを示した。
この構想はカヘ発電所付近にある尾根上部での風力を一年間掛け計測した結果、発電に充分な動力が得られると判断し決定したものという。（写真は風力発電の一例）
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「過重負担は企業の競争力を阻害する」と懸念を深める米政府は、訴訟乱発を食い止める必要性を強調した。
米上院はこれを受けて、関連企業や保険業界から拠出金を募って１，４００億ドル規模の補償基金を設立する法案を審議している。
被害者側が最大で１１０万ドルの補償金を受け取ることが出来るのは、企業を訴えないと約束した場合だけ。訴訟件数の増加を阻み、被害者側を救済、企業負担も軽減するという一石三鳥の効果 . . . 本文を読む
米国内の軍事施設閉鎖、再編成に関する勧告案を国防省に提示する役割を担う委員会ＢＲＡＣは７月１９日、採決によりパールハーバー内の船舶修理施設の存続を決定した。
そこで働く従業員を始め、ハワイの関係者らはほっとしている。９人制のＢＲＡＣの採決結果は、閉鎖に向けた勧告案賛成５票に対し、反対４票で、あわや閉鎖決定かと思われたが、決定には７票が必要とされているため勧告案採決は免れる形となった。
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マウイ島で７月１２日、不審な藪火事が発生、直ぐに消し止められたが、ホノアピイラニ・ハイウエー上部で発生した火災には消化が手間取り、作業は夜間にまで及んだ。
この火災で１５０エーカーが焼失した。一方オアフ島でも不審火発生が続いた。７月１１日にはエバからヨコハマベイ・ビーチまでの６件の火災で約１００エーカーを焼失、何れも放火と見られている。
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アメリカ・ウエスト航空では、１２月１６日からハワイへの往復便を就航させる計画を発表した。
差し当たって、フェニックス・ホノルル間、フェニックス・カフルイ間を１日１便運航、更に来年３月にはラスベガス・カフルイ間を１日１便、フェニックス・ホノルル間を１日２便に増やす他、フェニックス・リフエ間、フェニックス・コナ間を週３便加える予定である。フェニックス・ホノルル間はハワイアン航空が毎日運航しているた . . . 本文を読む
米本土からのホノルル転勤などで移転してくる家族連れの人たちの間では、賃貸物件不足と、それに伴う家賃の高騰のため、半年前からインターネットなどで探しているにも拘わらず、依然として転居先が見つからないというケースが増大している。
今年のホノルル市内のアパートの家賃は、昨年比約２８％増の一ヶ月１，３４０ドル～１，４５０ドルと急騰が続いている。不動産業界では、移転などで入れ替わる時期として７月１５日が . . . 本文を読む
リンダ・リングル州知事は、軌道網建設工事費捻出のため一般消費税に０．５％を上乗せする法案に拒否権発動の意思を７月８日、正式に表明した。
これにより建設の実現は再び危ぶまれる状態となった。拒否権が発動された場合、特別議会が開かれ、拒否権が覆される可能性が残されている。
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太平洋艦隊司令官ウォルター・ドラン海軍大将の退任にあたり、その交代式典が７月８日、パール・ハーバーのフォード島で挙行された。
後任にはグレー・ラフヘッド太平洋艦隊副司令官が指名され、２００隻の艦船、１，４００機の航空機、１９万人余りの兵士、民間人を率いることになる。式典にはリンダ・リングル州知事、ダニエル・アカカ国会上院議員、その他日本、韓国、オーストラリアの外交官などが参列した。（写真はアリ . . . 本文を読む
米ハワイ州ハワイ島沖で７月１７日午前９時１５分（日本時間１８日午前４時１５分）頃、Ｍ（マグニチュート）５．２の地震があった。
米地質調査所（ＵＳＧＳ）によると、震源地はハワイ島の沖約３０キロで、震源の深さは約３０キロだった。家屋の被害や負傷者、津波はなかった。ハワイ島沖では１５日にもＭ５．２の地震が起きたばかりだった。
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アスベスト関連訴訟は９０年代に急増した。米調査機関ランド研究所によると、原告は９０年代前半は年間２万人台だったが、９５年と９６年はそれぞれ約４８，０００人、０１年は約９４，０００人に上り、０２年には総計約７３万人になった。
「発病の恐れがある」との理由で原告に加わるケースも増えた他、訴訟対象がアスベスト製造関連企業だけではなく、繊維や製紙会社などにも広がっているためだ。
これまでに訴訟の被告 . . . 本文を読む
ロンドンで発生した同時多発テロの後、リンダ・リングル州知事は７月７日、州内の危険度水準を二番目に危険度の高いオレンジ色に引き上げた。
これはロンドンでの事件を念頭に、主に地上を走る市バスが対象とされたもので、船舶及び航空機を対象とした警戒体制はこれまで通りとされている。しかし政府高官らは、ハワイが差し迫った危険に直面している訳ではないとの考えを示した。（写真はリングル州知事）
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「レッドイアード・スライダー」、和名では「ミシシッピ・アカミミガメ」と呼ばれる亀は、ペットショップで人気のある亀であるが、大きく育って扱いに困った飼い主が野に放す例が増え、州内各地で生態系に影響が出始めている。
飼い主が亀を自然に放すことは違法行為である。外来有害生物制御課では、アカミミガメを自然に戻すことは避けて欲しいと語り、動物愛護協会などに持参することが飼い主の最低限の義務だと説明した。 . . . 本文を読む
マックグロー・ポイントの海軍軍人、家族用新住宅２３戸の内最初の一戸が完成し、７月６日に式典が行われ、その後ネスター・ナザリオ海軍少佐とその家族が入居した。
同住宅建設はオアフ島の軍人用住宅改造のため、国防省が２２億ドルの予算で実施しているプロジェクトの一環とされている。連邦政府と民間業者の提携契約には、老朽住宅の取り壊し、住宅の改築、今後５０年間にわたる住宅のメインテナンスなどが含まれている。 . . . 本文を読む
州内持込が禁じられているトカゲがマノアで発見、捕獲された。７月５日夜ケヒア・プレイスで、体長２フィートの緑色をした大トカゲをその家の家族が発見し、魚網を使って捕獲に成功した。
その後警察に連絡し、州農務局職員と警官が現場に駆けつけた。このトカゲは南太平洋諸島の熱帯雨林で生息するソロモン諸島プリヘンシル・テイルド・トカゲ（掴みやすい尾を持つトガゲ）と呼ばれるもので、夜行性で植物の葉や実を食べる。 . . . 本文を読む
リンダ・リングル州知事は７月５日、落書きの罰則を強化する法案に署名した。これにより５年間に３回落書きで検挙された場合、禁固刑が適用される可能性が生じ、また罰金も２千㌦とされる。
州運輸局だけでも、道路付近の落書き対策に年間２万５千㌦を支出している。また落書き消去作業面積は年間１５万平方フィートに上っている。
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