オアフ島西部海岸に異常な漂着物

　オアフ島西海岸のマイリ地区に１㎝程度の大きさの数珠玉様の物体が10数個漂着し、陸軍当局は軍事物質の一部に間違いないとして、警戒を呼びかけた。
　近くに住むダイビング・インスラクターは、3マイル沖合いには更に大量の物体があることを明らかにした。
　陸軍により、同物体は戦時中銃撃戦に使った弾丸であり、浮力を持ち次第に海岸に流れ出しているとの説明が行われた。
　第2次大戦末期から終結直後に掛け、オアフ島周辺の海域には数千㌧に及ぶ弾薬類が海中投棄されている。
　これら軍事物質による同地区住民への健康被害は発生しないとの見解が示されたが、周辺ではただならぬ騒動となっている。