当店がおすすめする実用的な、
羽毛布団のフラッグシップモデル。
クオチコ農場産(ポーランド)マザーグース羽毛布団
その羽毛布団に使っている側生地「リヨセル」
今回は、その「リヨセル」の説明をリーフレットより抜粋。
ブログ用に少し要約いたしました。
「リヨセル」とは、「セルロース」を、
誘導体を経ずに直接、有機溶剤に溶解させて、
紡糸して得られるセルロース繊維です。
(ISO規格、JIS規格に定める繊維用語)
「リヨセル」は木材パルプを原料としていて、
パルプ中のセルロースをアミンオキサイドと
呼ばれる有機溶剤に直接溶解させ、
薄い同溶液中で紡糸して繊維に再生したものです。
リヨセルは英国、コートルズ社が1988年に試験生産を開始して、
現在は、コートルズ社はリヨセルとテンセルという名称のリヨセル
(テンセルはコートルズ社のリヨセルの商標)を製造しているます。
また、オーストリアの「レンチング社」が
レンチング・リヨセルを販売しています。
製造は子会社のレンチング・リヨセル社です。
なお、オランダのアクゾノーベル社は、
ニューセルの名称でフィラメント(長繊維)タイプの
リヨセルを生産しています。
レーヨンやキュプラがセルロース誘導体を
経由して製造されるのに対して、
リヨセルは、セルロースのままで有機溶剤に
溶解させて繊維伏に再生されるため、
セルロース繊維の重合度低下が少ないまま
分子が再配向されることとなり、
その強度は綿よりも強くなります。
しかし、紡糸時に繊維軸方向に分子が
きれいに並びすぎるために、
繊雄軸方向に繊維が裂ける(フィブリル化)欠点が生じます。
綿と同じ天然のセルロース系繊維である
「麻」も綿より強い繊維ですが、
フィブリル化を起こしやすい欠点を有しています。
リヨセルのフィブリル化の欠点を補うべく考案された方法があり、
織物に揉み・たたき操作を加えて繊維にフィブリル化を起こさせ、
さらに表面のミクロの毛羽を、
セルロース分解酵素(セルラ-ゼなど)で処理して削り取る方法です。
この加工により、ソフトでしなやかな、
いわゆる「テンセル(リヨセル)風合」が発現しました。
ただし、レンチング・リヨセルもアコーディス・テンセルも
ノンフィブリルタイプを開発し販売しています。
「レンチング・リヨセル」は、
ヨーロッパ市場においてはリヨセル(LYOCELL)の品質表示名で、
国際化繊協会(BISFA)に続いて
国際標準化協会(ISO)でも認可されています。
日本における組織表示は指定外繊維リヨセル
(又は指定外繊維十商標)に該当し、現在品質名として申請中です。
なんか長々となってしまいました。(^^;
まあ、簡単に言えば、従来のレーヨンやキュプラとかに比べ、
強度があり、非常にしなやかな繊維と言う事ですね。
確かに、この生地を触ると、シルクタッチです、
リヨセルやテンセルは、
シャツやドレスにも使われていますね。
今日の一枚
配達途中に…
見えにくいですが、
うっすらと虹が…
羽毛布団のフラッグシップモデル。
クオチコ農場産(ポーランド)マザーグース羽毛布団
その羽毛布団に使っている側生地「リヨセル」
今回は、その「リヨセル」の説明をリーフレットより抜粋。
ブログ用に少し要約いたしました。
「リヨセル」とは、「セルロース」を、
誘導体を経ずに直接、有機溶剤に溶解させて、
紡糸して得られるセルロース繊維です。
(ISO規格、JIS規格に定める繊維用語)
「リヨセル」は木材パルプを原料としていて、
パルプ中のセルロースをアミンオキサイドと
呼ばれる有機溶剤に直接溶解させ、
薄い同溶液中で紡糸して繊維に再生したものです。
リヨセルは英国、コートルズ社が1988年に試験生産を開始して、
現在は、コートルズ社はリヨセルとテンセルという名称のリヨセル
(テンセルはコートルズ社のリヨセルの商標)を製造しているます。
また、オーストリアの「レンチング社」が
レンチング・リヨセルを販売しています。
製造は子会社のレンチング・リヨセル社です。
なお、オランダのアクゾノーベル社は、
ニューセルの名称でフィラメント(長繊維)タイプの
リヨセルを生産しています。
レーヨンやキュプラがセルロース誘導体を
経由して製造されるのに対して、
リヨセルは、セルロースのままで有機溶剤に
溶解させて繊維伏に再生されるため、
セルロース繊維の重合度低下が少ないまま
分子が再配向されることとなり、
その強度は綿よりも強くなります。
しかし、紡糸時に繊維軸方向に分子が
きれいに並びすぎるために、
繊雄軸方向に繊維が裂ける(フィブリル化)欠点が生じます。
綿と同じ天然のセルロース系繊維である
「麻」も綿より強い繊維ですが、
フィブリル化を起こしやすい欠点を有しています。
リヨセルのフィブリル化の欠点を補うべく考案された方法があり、
織物に揉み・たたき操作を加えて繊維にフィブリル化を起こさせ、
さらに表面のミクロの毛羽を、
セルロース分解酵素(セルラ-ゼなど)で処理して削り取る方法です。
この加工により、ソフトでしなやかな、
いわゆる「テンセル(リヨセル)風合」が発現しました。
ただし、レンチング・リヨセルもアコーディス・テンセルも
ノンフィブリルタイプを開発し販売しています。
「レンチング・リヨセル」は、
ヨーロッパ市場においてはリヨセル(LYOCELL)の品質表示名で、
国際化繊協会(BISFA)に続いて
国際標準化協会(ISO)でも認可されています。
日本における組織表示は指定外繊維リヨセル
(又は指定外繊維十商標)に該当し、現在品質名として申請中です。
なんか長々となってしまいました。(^^;
まあ、簡単に言えば、従来のレーヨンやキュプラとかに比べ、
強度があり、非常にしなやかな繊維と言う事ですね。
確かに、この生地を触ると、シルクタッチです、
リヨセルやテンセルは、
シャツやドレスにも使われていますね。
今日の一枚
配達途中に…
見えにくいですが、
うっすらと虹が…