>不況の原因を作っているのは誰なのか。その不況によって多くの人達が貧困にあえいでいる。
前の文章の中でこのように書いたが。このブログを読んでくれた人には既に解ったかと思う。その答は市中での交換財(お金)は、人の労働によって造りだされた物(商品)と他の人の労働で作った物(商品)の交換を仲介するものであり(他には商品を作らない労働(公務員等)もあるが)自己の労働で貨幣を得、それを交換財として使う。
労働と労働の交換財としての貨幣が、偏った所持をされてしまえば。あくまでも貨幣の本来の目的からはずれてしまう。
少数の人によって保存されてしまうとき、人々が幸せな人生を送るために必要とするものが貨幣の役割と言うとき、偏った所持は人間社会の目的から反した行為といえる。
当然仲介をする貨幣が市中から消えてしまえば、もしくは不足してしまえばその社会での商品の交換は減少、もしくは途切れてしまうことになる。それが経済活動の停滞、不況と言うことになる。その前段階として市中の貨幣不足は交換財不足によるデフレと言う現象を最初作り出す。そこで政治に携わる政治家は国債を発行し市中の経済活動を活性化させようと腐心する。その新しい国債と交換され世の中に送り出された貨幣は、現在のような使い方をされれば苦しんでいる失業者等の手には渡らず、結果的にはその国債と交換された貨幣は大企業を太らせることに使われる。
現在では企業が利益を上げれば従業員はそのお裾分けで潤い、その人達が買いもの(貨幣を使えば)をすれば順繰りにお金が人々に行き渡り波及効果が出るという理論らしい。それまでは辛抱してくれと言うことなのか。しかし今現在潤沢な紙幣は円安誘導に使われ輸入品の値上がりから、各商店及び小売業者は買い入れるものが値上がりしてもお客に買ってもらう商品の値上げができず、自己が作り出す製品・商品のコストを下げざるを得ない。ますますデフレ状態は続いている。
円高の時期多くの中小企業が大企業と共に安い労働力を求め国外に製造拠点を移してしまった。そして円安になれば国外に出た企業がまた戻ってくると言う話、しかしそれは神話でしかなかった。企業はさらにコストを下げるべくより労働力の安い国に製造を移していく。その結果国内の企業は大手を含めやむなく国内工場を閉鎖するしかないのが現状と言える。そこに待ち受けているのがリストラと言う失業者の群れを社会に送り出すことでしかない。
現在1千兆円を越える国の借金で作り出されているものは、大手企業が絡んだインフラ整備の名の元に建設業と住宅関連、そして景気が良くなるという仮説の元にこれも大手企業が作り出す自動車などでしかない。1千兆円の国の借金、景気浮揚でバラ撒いたカネはやがて市中からそれらの企業と関連する人たちの利益となり時間と共に市中から消えていく。そのスピードは今までに無く速いと言える。
はたして社会全体が1千兆円を超える借金を作り出した効果を味合うことができるのか。日本から製造業が消えていく日、それは構造不況という名の元に中小製造業がこの国から消えていく日でもある。
原因はどこにあるのか、答は誰かが市中の貨幣をより多く保存してしまうことでしかない。それは国を超えた世界的な問題でもある。
前の文章の中でこのように書いたが。このブログを読んでくれた人には既に解ったかと思う。その答は市中での交換財(お金)は、人の労働によって造りだされた物(商品)と他の人の労働で作った物(商品)の交換を仲介するものであり(他には商品を作らない労働(公務員等)もあるが)自己の労働で貨幣を得、それを交換財として使う。
労働と労働の交換財としての貨幣が、偏った所持をされてしまえば。あくまでも貨幣の本来の目的からはずれてしまう。
少数の人によって保存されてしまうとき、人々が幸せな人生を送るために必要とするものが貨幣の役割と言うとき、偏った所持は人間社会の目的から反した行為といえる。
当然仲介をする貨幣が市中から消えてしまえば、もしくは不足してしまえばその社会での商品の交換は減少、もしくは途切れてしまうことになる。それが経済活動の停滞、不況と言うことになる。その前段階として市中の貨幣不足は交換財不足によるデフレと言う現象を最初作り出す。そこで政治に携わる政治家は国債を発行し市中の経済活動を活性化させようと腐心する。その新しい国債と交換され世の中に送り出された貨幣は、現在のような使い方をされれば苦しんでいる失業者等の手には渡らず、結果的にはその国債と交換された貨幣は大企業を太らせることに使われる。
現在では企業が利益を上げれば従業員はそのお裾分けで潤い、その人達が買いもの(貨幣を使えば)をすれば順繰りにお金が人々に行き渡り波及効果が出るという理論らしい。それまでは辛抱してくれと言うことなのか。しかし今現在潤沢な紙幣は円安誘導に使われ輸入品の値上がりから、各商店及び小売業者は買い入れるものが値上がりしてもお客に買ってもらう商品の値上げができず、自己が作り出す製品・商品のコストを下げざるを得ない。ますますデフレ状態は続いている。
円高の時期多くの中小企業が大企業と共に安い労働力を求め国外に製造拠点を移してしまった。そして円安になれば国外に出た企業がまた戻ってくると言う話、しかしそれは神話でしかなかった。企業はさらにコストを下げるべくより労働力の安い国に製造を移していく。その結果国内の企業は大手を含めやむなく国内工場を閉鎖するしかないのが現状と言える。そこに待ち受けているのがリストラと言う失業者の群れを社会に送り出すことでしかない。
現在1千兆円を越える国の借金で作り出されているものは、大手企業が絡んだインフラ整備の名の元に建設業と住宅関連、そして景気が良くなるという仮説の元にこれも大手企業が作り出す自動車などでしかない。1千兆円の国の借金、景気浮揚でバラ撒いたカネはやがて市中からそれらの企業と関連する人たちの利益となり時間と共に市中から消えていく。そのスピードは今までに無く速いと言える。
はたして社会全体が1千兆円を超える借金を作り出した効果を味合うことができるのか。日本から製造業が消えていく日、それは構造不況という名の元に中小製造業がこの国から消えていく日でもある。
原因はどこにあるのか、答は誰かが市中の貨幣をより多く保存してしまうことでしかない。それは国を超えた世界的な問題でもある。
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