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KYOKO - HAN

Kyoko日和

五月花形歌舞伎

2013年05月20日 11時48分51秒 | ブログ
『伊達の十役』



行って来ました
もう、最高に面白おした。

Photo
伊達家のお家騒動のお話どす。
作者は「東海道四谷怪談」でお馴染みの「四世鶴屋南北」なので物語が複雑で因縁がらみで面白い。
例えば四谷怪談の話が忠臣蔵とつながっていたりする等、試行に試行を重ねてあります


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今回の人間関係も複雑でプログラムには「人間相関図」として載ってます。
でも、今回の売りはなんと言っても海老蔵さんの早変わり『伊達の十役』と言うのどすから十役それに幕開きの「口上」を入れたら十一役、合計四十一回の早変わりを
楽しめます。
中でも一番驚いたのは、花道でのすれ違いの早変わりどす。
ぶつかった拍子に二人の衣装が変わります。
イヤホンガイドでくれぐれもよく見ておくように言われて目をこらしていたのですが・・・
ダメ!分かりませんでした。
この他にも見どころは多く、衣装の裃のままでの宙乗り
大立ち回り、大ネズミとの対決。
もっぺん見たい
市川右之助さんの演じはる、「三浦屋の女将」も先日、京都新聞に取り上げられていましたが本当にお上手で廓の女将の良い味が出ていたと私も思いました。
上演は五月二七日までどす。