少し前、父さんの散髪についていった日。雨
私は車の中。 音楽を聴きながら、ぼんやり外を眺めて…
彼女がやってきました
散髪屋さんの隣の美容院の窓の下
キョロキョロと見渡す。 と、ゴハンを食べはじめました。
ひとしきり食べた後、こっちを向いたので
挨拶に行ってみました。 『こんにちは♪』
ニャ~ニ?
怖がりません。おなかを見せて甘えます
ポフポフ♪ モフモフ♪ コチョコチョコチョコチョ~♪
薄いブルーの目の白ネコさん♪ 「クロちゃん?」 私の泣き所…
『ネコ、好き?』
遊んでいると 美容院の奥さんが出てきて お話をしてくれました。
『このコは銀ちゃん。 1年半前まで
この近くにあった クリニックの先生の家のコ。
違う場所で新しく開業することになって 引っ越して行った時、
もう1匹、金色の目の白猫の金ちゃんと おいていかれたコ。』
私、その先生のこと知ってる…
父も診てもらってるし、
うわさでは 地域の医師会の役員もしてるとか…?
奥さんは、『もう、あの先生に診てもらおうとは思わない。
小さな家族さえ 満足に責任もてない ニンゲン に
病人の命を任せられない。』
その奥さんはこのコを 仕事場には入れない。
客商売。好きな人もいるけど、嫌いな人もいる。
『嫌いな人は店までわざわざ 文句を言いに来る。
餌をやるから居つくんだ。面倒をみるな。 と
でもこのコたちは 一生懸命 ただ生きようとしているだけ。
一度でも家で飼われたコはもう 一人で生きていくのはきっと難しい。
だから その手伝いをちょっとだけすることに 迷いはない。』
クリニックの先生は今でも隣の散髪屋さんに
何のためらいもなく来るそうです。
金ちゃんも銀ちゃんも、もう前の飼い主には 全く関心がないそうです。
美容院の奥さんも 家には連れて帰れないけど
お店で とても可愛がってくれてるのが分かりました。
奥さんに よくなついて、幸せそうにゴロンゴロンしてました♪
こんどはカリカリもって また会いに来るね~♪
散髪が終わって、父さんも ポフポフ♪モフモフ♪してました
家に帰ると 幸せな寝顔のチーちゃん
どうしてみんなが 同じように 幸せでいられないんでしょう…
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雨が降ったら降ったで鬱陶しいし
たまに晴れると湿気が上がって蒸し暑いです。
月曜日まであと4日! 頑張るぞ―
またまた バイバイ