
4.糠平国道 国道273号 [北海道]
旭川と帯広を結ぶ直線上には十勝岳があり、
南周りか北周りを選択しなければならない。
南回りでは丘の町・美瑛を通り、北周りでは樹海を疾走する。
道内最高地の峠・三国峠から見る風景は樹海以外に何もない。
樹海を抜ける。いや樹海は抜けられない。
上川から上士幌まで107km。
泣いても笑っても走り続けなければならない。
糠平湖には昔国鉄士幌線が通っていた。
いつ廃線になったのか?その名残が今でも残っている。
今にも朽ち果てそうなアーチ橋が静かに時を刻んでいる。
樹海を抜ける。道を逸れてナイタイ高原へと向かう。
十勝平野が目の前に広がる。
十勝牧場。白樺並木を気持ちよく抜ける。

3.サロベツ原野 道道106 [北海道]
日本最北の都市・宗谷に陸路で行くためには
なんともすばらしい道を通らなければならない。
道道106号。この道は今現在私の中では日本で一番の道である。
道道106の支点・天塩から宗谷まで68km。
道はサロベツ原野をただまっすぐに伸びる。
家や電柱もほとんど見かけない、それどころか木さえも生えていない。
その代わりに風車という名の大きな木が立っている。
海を渡ってきた風は道を通るバイク乗りを容赦なく押し流そうとする。
それに負けないようにバイクにへばりついて、高速走行を続ける。
とにかく何も無い。とにかく平地。これぞサロベツ原野。
この道の最高の見せ場は、利尻富士に沈む夕日。
西の空がオレンジに染まり初めてから、真っ暗になるまで、
その場を動く事ができなくなった。
1.知床横断道路 [北海道]
北海道の東のはずれ、羅臼とウトロを結ぶ知床横断道路。国道334号。
世界遺産に指定された知床は自然の宝庫。いつまでもこの自然を大切にしたいです。


紅葉の時期は最高だと聞きますがその頃はまだ行った事はありません。


知床峠PAからみる羅臼岳(4月)と、羅臼湖へ続く遊歩道からの羅臼岳(8月)


ウトロからさらに奥へ、知床五湖は幻想的です。

羅臼から奥に向かうこと24km。相泊で道路は終り。後は熊の聖域になります。
知床旅情
知床の岬に はまなすの咲くころ 思い出しておくれ 俺たちのことを
飲んで騒いで 丘にのぼれば はるか国後に 白夜は明ける
旅の情なさけか 酔うほどに さまよい 浜に出てみれば 月は照る波のえ
君を今宵こそ 抱きしめんと 岩かげに寄れば ピリカが笑う
別れの日は来た ラウスの村にも 君は出て行く 峠を越えて
忘れちゃいやだよ 気まぐれカラスさん 私を泣かすな 白いかもめを
北海道の東のはずれ、羅臼とウトロを結ぶ知床横断道路。国道334号。
世界遺産に指定された知床は自然の宝庫。いつまでもこの自然を大切にしたいです。
紅葉の時期は最高だと聞きますがその頃はまだ行った事はありません。
知床峠PAからみる羅臼岳(4月)と、羅臼湖へ続く遊歩道からの羅臼岳(8月)
ウトロからさらに奥へ、知床五湖は幻想的です。
羅臼から奥に向かうこと24km。相泊で道路は終り。後は熊の聖域になります。
知床旅情
知床の岬に はまなすの咲くころ 思い出しておくれ 俺たちのことを
飲んで騒いで 丘にのぼれば はるか国後に 白夜は明ける
旅の情なさけか 酔うほどに さまよい 浜に出てみれば 月は照る波のえ
君を今宵こそ 抱きしめんと 岩かげに寄れば ピリカが笑う
別れの日は来た ラウスの村にも 君は出て行く 峠を越えて
忘れちゃいやだよ 気まぐれカラスさん 私を泣かすな 白いかもめを