橋本商店の靴ブログ

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【悲報】エナメル靴、実は雨の日NG??

2020-05-29 23:25:49 | 日記

皆さんこんにちはー!

 

昌幸でーす!

 

さて、今日は「エナメルの靴、実は雨の日NG?」をテーマにお話していきます

 

エナメル靴って雨を弾いてくれてとっても便利だと以前「エナメルの靴はとっても便利」

 

という記事でもお伝えしましたが、実は例外があります

 

結論から言うと、合成皮革は雨の日OK、本革は雨の日NGです

 

順番に説明していきます


エナメル靴って?

これを読まれてる皆さんはもちろんご存知と思いますが、表面が

 

ぴかぴかしたきれいな靴です

エナメルは足元が明るくみえてカジュアルにもフォーマルにもコーデが

 

映える便利靴ですね

 

エナメルには2種類ある

 

エナメルの靴には2種類のエナメルがあります。

「本革」「合成皮革」です。

 

それぞれの特徴は以下の通り

 

本革エナメル

そもそもエナメルという表現は本革にエナメルコーティング(塩化ビニールやウレタン樹脂

 

などのコーティング)を施したものです

 

従って合成皮革のエナメルはエナメルコーティング風に仕上げているだけといえます

 

エナメルって一様に雨を弾いてくれるイメージがありますが、実は本革のエナメルは

 

湿気に弱いです(ほかにも熱や寒さにも弱い)

 

正確に言うと表面のエナメルコーティングしている素材が湿気、熱、寒さに弱く、

 

ひび割れや表面が曇って見える要因になります

 

また、樹脂でコーティングしているので、通常の本革のように履いていくうちに

 

伸びて足に馴染んでくることもあまり期待できません

 

しかし、合成皮革エナメルに比べて経年劣化に強い特徴があります

 

 

合成皮革

本革エナメルでも書いた通り、合成皮革の方はエナメル風に仕上げているだけできちんとした

 

エナメル靴の歴史をくんでいるわけではありません

 

しかし、湿気や汚れにも強いので雨の日にどんどん履いて問題ありません

 

ただし本革エナメルに比べて経年劣化はやや早いです


 

決して本革エナメルも雨を弾かないわけではありません

 

ただし、湿気を通す為中の革が伸びてコーティングのひび割れ等に繋がりやすいです

 

なので、正直雨の日は本革エナメルの着用は避けた方がよいとされています

本革エナメル、合成皮革エナメルに共通する注意事項

 

ここからは補足事項になります

 

エナメルはオシャレで便利なことばかりではありません

 

注意しなければならないことがいくつかあります

 

①防水スプレーを使用してはダメ!

②靴同士離して保管する

 

①はスプレーをすると曇ってしまいます。そもそもエナメルは水を通さないので

防水スプレーをする意味がありません

 

②はエナメルは暑さに弱いので溶けて表面がべたつくことがあります。

ベタベタしたもの同士がひっついていると離れなくなってしまうのです

 

まとめ

・本革エナメルは湿気に弱いので雨の日は履かない方がよい

・ただし経年劣化には強い

・合成皮革エナメルは雨の日問題なし

・ただし経年劣化には弱い

 

ちなみに

なぜこのテーマで語ろうかと考えたかというと、エナメルの靴をお探しの

 

お客様から「これは合成皮革?」と聞かれ「そうです」と答えると、

 

微妙な反応をされる方が多かったからですそれぞれに一長一短があり、

 

その靴にどんな期待をするのかによっては合成皮革の方が優れている場合も多々あります

 

是非靴選びの参考にしてくださいね~

 



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