恍惚のテイーポットなど冬の朝//寒薔薇国際列車待つわたし//ガーベラの深き紅夜の

・はじめてのヨーロッパ紀行（６６/Ｘ）
・ジュネーブの駅にて（３/４）


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今日の俳句
・恍惚のテイーポットなど冬の朝
・寒薔薇国際列車待つわたし
・ガーベラの深き紅夜の女


写真４４５：


写真４４６：


写真４４７：


写真４４８：


写真４４９：


写真４５０：



２０１１年０１月１８日（火）快晴

写真４４５：
時計屋のお隣さんは、陶器屋さん。それも紅茶で使うポットが主のようである。
そのポットの絵がすべてサイケデリックと呼べるものばかりである。
面白いと思った。

写真４４６～４５０：
　　陶器屋さんの向かいが大きな場所を使っての花屋さんである。
日本と同じような花が売られているが、これらの花もすべて温室育ちの花々なんだろう。
ガーベラにしても、バラにしても、紅色が日本よりも濃く見えるのはなぜだろう。
やはりじぃじには、花が一番心に落ち着く。

日記：
　　昨日は病院から帰ってくるときには、目も口も開けていられないほどの吹雪だった。
夜６時に、利尻で教員をしている長男が大きなリュックを背負ってやってきた。
　奈良から京都に出る山道を歩いてきたという。聞いていても道順などわからないが、
この冬に、じぃじが一人では持てないようなリュックを背負って、山道を歩くのも、
大変なことだろう。
　歩いてきた中では、大坂だけが晴れていたが、奈良も京都も大雪だったと言う。
夜の９時半に、利尻に帰るために出て行った。
　スキヤキをうまいと言って食べていた。
　これまでは、「結婚なんて」と言っていたのが、「いい人がいたら結婚するかな」と、
言葉が変わっていた。
　日本の北の果てで、高校の教師をしている、真面目を絵に書いたような男だ。
どなたか、日本の北の果てまで行くようなけなげな、お嬢さんはおられないだろうか。






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