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クシノカンバン

『櫛の看板』
いろんなものを作って
いろんなことを楽しんでいます。

イチイペンダント

2015-07-06 00:25:32 | 日記

10年くらい前でしょうか。
見ず知らずの方から
ご自分で作られたペンダントヘッドを頂戴しました。
イチイの木を何時間もかけて磨き上げたそうです。

                        

「イチイって、確か御神木になる赤い実の
日光市(←旧日光です)の市木で…」
なんて前職の経験が初めて役に立った
うんちくを話していたら
快くくださって。

「あの木のペンダントくれない?」と
どこで思い出したのか、長男。
中学生の時はあれほど喧嘩したのに
反抗期脱出したらすっかりかわいくなっちゃって。
革ヒモを新しくしてあげることにしました。

初めての人に会う時や
ちょっと勇気が必要な時に
気に入って身に着けていたものです。

お名前も存じ上げず
お礼もできずにいましたが、
今でも大切に使わせていただいてます。


アートな週末「まっさかサマーカス」

2015-06-28 22:49:02 | 日記

昨晩の釜川よるさんぽ、楽しいひとときを

ありがとうございました。

一日とっても長く、でもあっという間の

出来事だったような気がします。

                        

                        


いろんなところにディスプレイされてた

みんなの作品、

面白いもの見つけられましたでしょうか。

私はsuiさんのシャンプー泡ピアスを

早速のお出かけに。

                        


さて今日は新国立劇場で娘と

森山開次氏の「サーカス」を観て来ました。

「サーカス」

                       

                        

                     

毎年夏になると開催される

オペラやバレエ、歌舞伎などのこども劇場。

子供達が口ずさめるフレーズを舞台に入れるのが定番で

余韻を残しながらの帰り道、なんて楽しいんでしょう。


初めて観たのは長男が入園する前

日生劇場での兄が主演を演じた「泣いた赤鬼」。

本物のオペラの迫力ある美しい 舞台が心に残り

今回思い切ってチケットを予約しようとしたら

先行予約なのに既にB席しかないほどの大盛況。


開次さんの他のダンサーも

バレエ、器械体操、新体操、ジャグリングなど

身体の動きがとっても美しい。

そしてそれに「LIVE BONE」で見せた

川瀬さんの音楽とひびのこづえさんの衣装と

映像や照明、舞台美術が融合し一つになった

とっても楽しいダンスパフォーマンスでした。

バルコニー席もなかなかよいですね。

 

子供の頃からこんな素晴らしい舞台に出会えたら

とても幸せなことですね。

娘はどう感じてたかな。


ソラマチでお買い物をし

そして帰りにまさかの乗り違え。

うぅ、、、

東武動物公園駅、住んでたのに…


長い長い東武線帰途でした。

それも楽しい思い出の一つとして、

ね。


那珂川町へ

2015-04-19 21:53:16 | 日記

同級生と幼なじみが
書と洋画で日展に入選していまして
観てきました「さくら市ミュージアム」の
『第18回 栃木日展 作家展』。
                        

                        
作品を拝見するのは初めてで、
あの頃からずっと続けていたから
こんな力強く素晴らしい作品が
生みだせるのだなぁと感動。

その足で那珂川町旧小口小学校の
「もうひとつの美術館」での
『ナカマルシェ。』へ。
お目当ての焙煎珈琲が終わってしまいましたが
totoさんの釜焼きマルゲリータをいただきました。

                        

                        

今日は第3日曜、家庭の日。
こどもと一緒だと無料入館の
「馬頭広重美術館」で
『江戸のお化け妖怪展』鑑賞。
怪談は歌舞伎の演目にあるようで
尾上菊五郎さんの名前も絵描かれてます。
昔は今ほどに明るくなく
うすぼんやりして何か出てきそうだし
都市伝説的怖さもあったんだろうな。
でもちょっとコミカルだったりするのが
また面白くもあります。
                        

                        

       

隈研吾氏建築の美術館は
裏山を眺めるエントランスが美しく
しっとり雨がよく合いそうです。

那珂川町はもっと寄りたいところがありますが
今日のところはここまで。


大谷石蔵 be offにて

2015-03-29 18:19:58 | 日記

ダンサー&コレオグラファー妻木律子氏の
公演を観てきました。

『空谷の跫音』
タイトルは荘子の言葉、
「孤独な時に受ける思わぬ嬉しい訪問や便り」
という意味だそうです。

この大谷石蔵 be offが
コミュニティーの場となり10年。
娘はスタジオとしてレッスンを受けてますが
時々公演の場になったり打ち上げの場になったり
普段と違う空間での師の舞台は
娘にどう映ったのかな。

躍動感ある舞台に余韻を残しつつ
薄暗くなった石肌が陰影を映し出しました。

           

 明日はネコヤドです。


万年筆のすすめ

2015-03-21 00:16:45 | 日記

職場にペンクリニックの川口明弘氏がいらして
万年筆のあれこれを伺う機会に恵まれました。

あいにく今日は持ってないし
(↑ホント言うとしまってあります…)
知ってたら長男の「LAMY safari」も
メンテナンスしてもらえたのに…

美しい文字を書くには
万年筆を普段使いにするとよいと。
そこで先生のお薦めは「PILOT kakuno」
子供から使えるようなファースト万年筆ですが
この価格でこのクォリティー!?との優れもの。

長男の分と2本購入し
ペン先を少し開いて研いでいただきました。
                        
先生お薦めのインク色はブルーブラック。
手紙を書く時には感情が筆圧に現れ
色の濃淡が美しく出るそうです。

確かに水墨画の滲みには
私も青墨(せいぼく)をお薦めしていますね。

字は書けば書くほど上手くなる、
道具は常に持ち歩いて使わないと、と。

胸ポケットに1本、ですね。