夏休み

昨夜は初のオールナイト営業でした。
たくさんの方にお越し頂き、ありがとうございました。

さて、今日から夏休みを少し頂きます。
17日（火曜）から、営業再開致します。
しばし鋭気をを養い、また頑張りたいと思います。
引き続きましてのお引き立てをお願いいたします。

まだまだ残暑が厳しい中、どうぞ御大切にお過ごし下さい。

感激！

今日荷物が届きました。
知り合いの若いジャズ・ドラマーからの内祝いでした。
男の子が生まれたので、形ばかりのお祝いをさせて頂いたお返しなのです。

しかも若い夫婦が選んでくれたのが、環境に優しい食器洗剤！
ちょっと涙腺が緩むくらいの感激でした。

彼は若くしてドラマーの道を選び、人知れず努力を重ねたと聞きます。
聴かせてもらう度に音がはじけるようになり、心地よくドライブするようになりました。
家族や環境や知り合いに対する優しい気配りが、彼のシンバルを鳴らしているのでしょう。

幸太朗君、いいパパを持って幸せやね。
ぱぱも必ず幸太朗君に、君のおかげでいい人生を送れたよと、感謝する時が来るよ！

Matt Dennis

あー、今日も蒸し暑かったな…
さて、一杯目はスコッチかバーボンか、はたまた冷たいビールか。
それが問題だー。

などと言いながら、こちらは迷わず選んだLPはマット・デニスが自作を心地よく歌い上げるライブ盤。
彼は「エンジェル・アイズ」や「エヴリシング・ハップン・トゥ・ミー」などの作曲者として有名だが、意外に自作自演の録音は多くないという。
どことなく洗練されていて、何となく幻想的な曲想は独特の世界がある。
彼自身は決して上手いシンガーではない。
声量にも恵まれてはいないが、粋な語り口とモノトーンな声質は、その欠点を補って余りある。

それもそのはず、彼はTVショーや映画にも出演するマルチタレントだったのだ。

しかしその反面、多彩であるが故の、不当な評価も多く受けたようだ。

（お知らせ）
13の金曜日から16日の月曜日は夏休みを頂きます。
12日（木曜日）はオールナイト営業です。
フリードリンク
男性1800円、女性1500円です！

井戸水

足の悪い老母は留守番を買って出た。
88歳になる父にとっても、この時期の墓参りはかなりの負担になるだろう。
奈良に住む父を迎えに行き、私たちは滋賀県の草津にある墓に向かった。

その墓には水道がなく、井戸水が利用されている。
長年使い込んだポンプは錆だらけで、赤くて鉄臭い水が出た。
それが数年前に、新しいポンプに付け替えられたのだ。
透明になった水は冷たく、口をすすいだり、顔を洗うととても気持ちがいい。
「夏」を肌で感じるし、何より生きていることを実感させられるからだ。

これって、実はとても幸せなことなんでしょうね！

恵み

やんちゃ坊主のような、見事に曲がったキュウリです。
無農薬で、大地と太陽と水だけで育ちました。
早速キュウリのＱちゃんを作りました！
こんな形や、イボイボのきゅうりを見ると、思わず頬の筋肉が緩みます。
神からの恵みのようにも思えます。


ただでさえ暑い、65年前の同じ8月6日の朝のことです。
強烈な光を全身に浴び、一瞬にして蒸散してしまった人。
背中を熱線で焼かれて、今なお痛みや変形といった後遺症に悩む方達。
ただでさえ暑いこんな日に…
ヒロシマはその日から、被曝都市としての十字架を背負う事になるのです。

核融合反応は絶大なエネルギーを生み出しますが、まだまだ人類が安全に扱う事が出来ません。
おそらく永久に不可能であるばかりか、一旦制御不能に陥ると甚大な被害を及ぼします。
「核の平和利用」などと言う言葉は、残念ながら幻影にしか過ぎないのです。

農作物が神の恵みだとすれば、核は悪魔の誘惑と言えるでしょう。

今週のカクテル

パイナップルの輪切りが、丸ごと入っている。
甘さと酸味が、夏バテの体に優しく浸透する。
火照った体が、今正に要求している味わいだ。

12日（木曜日）は、お盆休み前のオールナイト営業です。
男性1800円、女性1500で飲み放題。
ごゆっくりおくつろぎ下さい。

今週のカレー

蓄音機用のレコードを通常SP盤と言います。
分厚くて重いのですが、片面約三分（大きな盤で約五分）しか演奏出来ません。
例えばベートーベンの運命を聴くためには、ゼンマイ巻きが重労働になります。

中にはこんな楽しいレーベルも！

今週は牛スジ肉とレンズ豆のカレーです！
コラーゲンたっぷりでスパイシーな、元気の出るカレーです！

昔海辺で

うつむいて歩いていたのは、太陽が眩しいからでも失望していたからでもない。
砂浜を歩いていたからだ。

貝殻やいろんな漂着物に混じって、『過去』を発見したり・・・

一歩踏み出す度に、指が砂にエネルギーを奪われる。
強烈な日差しは、シャツを貫通して背中を焼く。
ああ、喉が渇いた・・・

最後に水を飲んだのは、確か三年前の八月一日。
どんよりと曇っていて、とても蒸し暑い日だったっけ。

私は一度だけ太陽を見上げた。
陽光が鼻腔の奥深くまで差し込むのが分かった。
「ちくしょう」
うかつにも己を忘れてしまった私は、底なしに深い落とし穴に落ちてしまった。
失神しながら私は、これは現在なのか三年前のことなのか決めかねているのだった。