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クリュイタンスのラヴェル

2010年07月17日 00時42分12秒 | 日記

40年来の愛聴盤の一枚である。
ラヴェルの音楽は緻密でありながら透明感のある、また多様な感情が色彩豊かに繰り広げられる。
パリ音楽院管弦楽団を指揮するクリュイタンスは、ベルギー生まれだそうだ。

世紀末から20世紀初頭に、多様で革新的な芸術的変革のなかにあり、ラヴェルはその才能を存分に発揮させたのだろう。
彼が最後に残した管弦楽曲「ボレロ」はあまりにも有名だが、一つのテーマを管弦楽の巧みな変化だけで構成するという、大胆な試みだった。
彼が創造したその緻密なガラス細工が、実はすぐそこまで迫っていた戦火を予言していたかのよう、などとに感じるのは大袈裟だろうか。
いずれにせよクリュイタンスの名演は、ラベルの神髄を正攻法で今に伝えている。

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2 コメント

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またお邪魔させて頂きます (アート・ブレイキー)
2010-07-17 23:59:46
昨夜はおいしいお酒に素敵なジャスを聞かせていただいて有難うございます。
すごく雰囲気が良くてお店に一目惚れしました。
お店を思い出しつつ、大好きな『危険な関係』のサントラを聞いています。
また、寄らせて頂きます。
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アート・ブレイキーさん (隊長)
2010-07-18 15:30:41
お越し頂き、ありがとうございました。
なにぶん至りませんが、今後ともどうぞお育て下さい。

またリクエストや、お店へのご意見等頂戴できれば嬉しいです。
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