グランドシニアの自転車乗り

1935年生まれ、喜寿になった後期高齢者が健康維持のために自転車に乗っています。

村田省蔵展&竹沢基展

2013年02月06日 12時55分28秒 | 日記
外気に触れよう、ということを意識して、毎日一度は外に出掛けるようにしている。

今日のお天気は朝から時々雪が降ったり、雨になったりのお天気。
でも地面が白くなるほどでもなく、ほとんど雨か霙程度だった。

週末の連休には孫が来そうな気配だったので、かねてから気にしていた
県立美術館へ行ってきた。

村田省蔵展である。昭和4年生まれ、今の金沢美大の第一回の卒業生ということだ。

今の金沢美大は戦後間もなく敗戦の翌年、昭和21年に開校している。

私の家の隣の子、同じ町内に住む同級生、従弟の旦那さん、など身近に美大生がいた。

近年、私の家の近くの画廊で、村田省蔵さんの個展が行われていた。
当然本人も来ておられ、お客さんと親しく作品の解説説明をしていた。

今はもう芸術院会員、ということで立派になられている。

会場には画歴60年、19歳の美大生の頃から昨年までの作品90点が展示されていた。

人の生涯を作品を通して感じることができた。


併せて竹沢基展もやっていたのでそれも見てきた。

一室に30点ほどが並んでいた。

ほとんどの作品が着衣の女性像である。椅子に座って横を向いたのが多い。

モデルは知人や身内、知人の娘さんなど、特徴のある作風である。

この人にもちょっとした思い出があり、懐かしく思い出していた。

こうして自転車に乗れなくても外の空気を吸いに出かけられることを嬉しく思った一日である。