黒屋堂

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きょうのがんだむ(だいにき・なのかめ)

2008年11月30日 03時09分26秒 | パトリック・コーラサワー
#07『再会と離別と』

撃てば自分は人殺しだ。撃たなければ自分が死ぬかもしれない。極限まで追い詰められた沙慈だったが、寸でのところでトレミーはルイスのジンクスの突撃を回避。
トレミーのミサイルによる反撃で、ルイス機は片腕を失う。もう一発のミサイルがあわや直撃かと思われたそのとき、後方からアンドレイが救援に入る。
アンドレイに諌められ後退するルイス。
沙慈は結局撃つことが出来なかったが、イアンはそのことを責めようとはしなかった。

刹那はダブルオーのトランザムを起動させ、その圧倒的な性能をブシドーに見せつける。トランザムという強敵を前に歓喜するブシドー。だったが、刹那はブシドーの反撃を、アヘッドの腕ごと切り落とすことで一方的に叩き伏せる。

アレルヤはマリー=ソーマに対し、機体を貫かれてもなお必死に呼びかけ、突撃してくる彼女の機体に逆に組み付いて動きを封じる。二機はコントロールを失い墜落する。

刹那はブシドーを後一歩のところまで追い込むが、止めの一撃を決める直前に機体がオーバーロードしてしまう。ツインドライブが万全でない状態で、禁じられていたトランザムを使用したためであった。先ほどとは逆に危機に陥ってしまう刹那。しかしブシドーはこれを斬る価値なしとして撤退する。バラックらは動けないダブルオーを包囲しようとするが、ロックオン、ティエリアが、刹那を援護する。
そのとき、眠っていたスメラギからティエリアらに後退の指示が入り、トレミーからスモーク弾が発射される。マネキンは急に敵の戦術が変わったことに気づき、撤退の指示を出す。
敵の撤退に一息つく刹那らだったが、アレルヤが行方不明になったことを知り動揺する。

バラックはブシドーの身勝手な行動を叱責するが、ブシドーは聞こうとしない。
ルイスはソーマ機との通信が途絶えた事を知りショックを受ける。
マネキンはソーマの捜索を指示し、セルゲイになんと報告すればいいのかと苦悩する。

一方、CBの援護により脱出に成功したカタロン。安堵するクラウスとシーリンとは裏腹に、マリナは刹那の事を思い暗い表情を見せる。

墜落からしばらくの後、アレルヤはアリオスのコックピットの中で目を覚ます。マリーを心配しアヘッドのコックピットへ向かうが、目覚めた彼女はアレルヤに襲い掛かる。しかしアレルヤを組み伏せたそのとき、彼女に異変が起こる。そしてアレルヤが再びマリー・パーファシーの名を呼ぶのに呼応し、ソーマのなかにアレルヤと過ごした幼き日の―マリーとしての記憶が蘇る。アレルヤの名を呼ぶマリーは、記憶が戻ったショックからか倒れてしまう。

セルゲイはソーマ捜索のため自ら出撃する。
ルイスとアンドレイもまた彼女を捜索していた。ルイスは出撃前のソーマとの会話を思い出し、また一つガンダムに対する憎しみを強めていく。しかしそのとき、二人に帰還命令が出される。
捜索打ち切りに衝撃を受けるマネキンに対し、リントはCBの攻撃に専念せよという上層部の意向を伝え、正規軍に捜索を任せようとする。

アレルヤ捜索のために出撃するロックオンとティエリア。
イアンはトランザムを使った刹那を叱るが、アレルヤを心配する彼の頼みに従ってダブルオーを修理するため、沙慈を呼びつける。ガンダムを嫌う沙慈を気遣う刹那だったが、沙慈は罪滅ぼしの意識から、カタロンが逃げられるまではなんでもすると答える。

マリーは、いなくなったアレルヤを必死に呼んでいたかつての自分のことを夢に見、目を覚ます。そして自分の名を呼ぶアレルヤに対し、優しげな表情で応える。
アレルヤは機体のシステムがダウンしているため救助を待つしかないことを告げたあと、なぜ彼女がソーマ・ピーリスだったのかを問う。
マリーは、超人機関が組織の存続のため、自分に違う人格を植えつけ、失っていた五感を復元させ超兵として軍に送り出したのだろうと答える。
超人機関の非道に憤るアレルヤだったが、マリーはそのおかげで彼の顔を見ることが出来るようになったと答える。アレルヤも複雑な表情ながら、彼女と直接言葉を交わすことが出来る事を喜ぶ。
マリーはアレルヤに、彼が施設を抜け出してからのことをたずねる。
機関に処分されそうになった幼き日のアレルヤは、仲間と脱走を図る。輸送船を奪い宇宙へ逃げ出した彼らだったが、行くあてのない旅の中で食料や酸素が底をついてしまう。アレルヤは生き延びるため内に秘めたもう一つの人格・ハレルヤを表出させ、命乞いをする仲間たちを皆殺しにしてしまう。自分の運命を呪った彼は、世界を変えるためガンダムマイスターとなった。
アレルヤはマリーに対し、自分がガンダムマイスターとして超人機関の仲間たちを殺めた話をする。仲間たちを二度も殺した事を悔いるアレルヤに対し、マリーは自分もまたソーマ・ピーリスとしてハレルヤを殺し、アレルヤを傷つけたと詫びる。
マリーを救う事を願っていたものの、それが叶った今、彼女にしてあげられる事がないと嘆くアレルヤ。そんな彼に対し、マリーは居てくれるだけでいいのだと答える。五感を失っていた彼女が初めて生に感謝できる出会いの相手であるアレルヤに、触れ、見つめ、言葉を交わす事が出来るという事に対して、マリーは再び神への感謝の言葉「アレルヤ」を口にする。

そのとき、二人の前にジンクスを駆るセルゲイが現れる。アレルヤの声を聞いたセルゲイは、彼がかつての軌道ステーション事故で救助活動を行ったガンダムのパイロットであることに気づく。しかしセルゲイはアレルヤに銃を向け、ソーマから離れるように促す。

仲間の基地へ到着するクラウスらだったが、連邦が中東に進行し、アザディスタンに暫定政権を樹立させた事を知る。連邦政府は中東各国を解体、再編する・・・祖国の滅亡を知り絶望するマリナ。

マリーはセルゲイに事情を説明する。彼女がセルゲイの下へ帰れば、また超兵として戦いの道具にされるとしてマリーを渡そうとしないアレルヤ。しかしセルゲイもまた、アレルヤの下に居ても彼女が戦いに巻き込まれる事実には変わりないと彼を批判する。銃の撃鉄に指を掛けるセルゲイ。ソレスタルビーイングによって多くの仲間を失ったことを責める彼に対し、アレルヤはソーマ・ピーリスを二度と争いに巻き込まないことを条件に自分を撃てと告げる。
その条件を聞き入れたセルゲイは引鉄を引くが、マリーはアレルヤを庇う為に跳び出してしまう。彼女が撃たれたと思い動揺するアレルヤだったが、セルゲイは空に向けて発砲していた。セルゲイは「ソーマ・ピーリス」の戦死を宣言したのち、軌道ステーションの件についてアレルヤに謝辞を告げ、マリーを彼へと託す。
マリーはセルゲイが自分を対ガンダム戦にのみ使ってくれたことで彼に感謝の言葉を告げる。その話し方を聞いて、彼女がもう自分の知るソーマではないことを悟るセルゲイ。そしてマリーは、自分の中のソーマの言葉として、彼の娘になりたかったことを告げる。感極まりセルゲイに抱きつくマリー、セルゲイは彼女を優しく抱き止め、生きてアレルヤと幸せになって欲しいと願う。
互いに敬礼を交わし別れる二人。二人の脳裏には、出会いともに戦った日々の思い出が蘇っていた。

アレルヤの捜索を続けるロックオンは、帰投するセルゲイのジンクスと遭遇し、彼との通信でアレルヤらの居場所を知る。昇る朝日を見つめながら、娘になるはずだった女性の名を呟くセルゲイ。

アレルヤを発見したロックオンだったが、女性とともにいる彼を見て、自分達の懸命な捜索の結果に脱力する。
朝日に照らされながら、口づけを交わすアレルヤとマリー。

アレルヤが発見された事を知り安堵する仲間たち。同時に恋人連れであることに一同呆れる。
捜索に出たいたティエリアもまた彼の無事を知るが、直後彼の前にある人物が現れる。ティエリアは自分と同じ顔を持つ彼に動揺するが、彼は同じDNAを持つからだと答える。
そして彼は自らの名を名乗った―イノベイターのリジェネ・レジェッタと。


・⊂(^ω^)⊃ セフセフ!! の一言で説明できなくもない今回のお話。いやあガンダム世界で死亡フラグギリ回避ってあるんすか(・ω・)

・ロックオンはスミルノフ撃ち落してないよ!火田先生!(某ハヤテ参照)

絶望した!久米田の弟子の実も蓋もないパロネタに絶望した!!

・そして今月のホビー誌で公開された、アリオスの支援機GNアーチャー(ガンアーチャー)。現時点では有人機か無人機かも不明とのことだけど、果たしてこの流れでマリーが乗る以外の可能性があるというのだろうか、いや、ない。
しかもリンク先のアマゾンの写真だと分かりにくいけど、ホビー誌に載ってるサンプルの写真を見ると、機体の中央部に肩やら脚らしきパーツが見え隠れしてるんですよね、これ。

・・・可変機?

(そういえばピザガンダムMk-Ⅱのバックパックも、背中顔以外にも、いかにも人型に変形しそうなパーツがあるよな・・・)

・アレルヤの話が一段落ついて、次はティエリア編と。
メガネだけは前作でも過去の経歴などが全く語られてないし、気になりますな。


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