黒屋堂

ほぼツイッター用

きょうのがんだむ(だいにき・むいかめ)

2008年11月23日 03時13分29秒 | パトリック・コーラサワー
#06『傷痕』
カタロンの基地はアロウズの掃討作戦により壊滅に追い込まれていた。
多くの仲間を失った彼らは、CBがアロウズに情報を漏らしたのではないかと詰め寄る。ロックオンは制止するが、目の前で仲間を殺された彼らはやり場の無い怒りと悲しみを抱えていた。
誰が情報を漏らしたのか疑念を募らせるティエリア。そこへ、横たわる死者を見つめ動揺する沙慈が現れる。ティエリアは沙慈が情報を漏らした犯人であると確信し、彼を問い詰める。

アロウズの卑劣な戦い方に憤慨するトレミークルーたち。モニター越しにカタロン構成員の亡骸を見たスメラギは、かつて戦場で命を落とした恋人エミリオの姿を重ね合わせ、ショックで昏倒してしまう。

沙慈から事情を聞いたティエリアは彼を殴打する。自分はただ戦いから離れたかっただけで、このような結果になると思っていなかったと弁明する沙慈に対し、ティエリアは彼がカタロン構成員たちの命を奪ったのだという非情な現実を突きつけ、自分には関係のないことだとして戦いを避け続ける彼の態度を責める。絶望し泣き崩れる沙慈。後からやってきた刹那は、ティエリアから事情を聞かされる。

マリナはシーリンに泣きつき、アザディスタン崩壊の事実を伝える。

一方のアロウズ空母。前回の戦闘に対し満足げなリントに対し、不服そうな態度のマネキン。彼女は人殺しを喜ぶリントを睨みつけるが、気にも留めぬリントはAEU時代の彼女が誤情報で同士討ちを行ってしまったという過去を蒸し返す。マネキンは激昂しリントに掴みかかるが、リントは嫌味たらしい態度で、また味方に手をかけるのかと切り返す。

刹那はティエリア、アレルヤに、アザディスタンの状況と、敵の中にガンダムがいたことを伝える。そのとき母艦からスメラギが倒れたとの通信が入る。沙慈を連れて帰投する刹那たち。

マリナはアザディスタンのことをシーリンに話す。シーリンはマリナを連れて帰った刹那に感謝しなければと言うが、マリナは祖国の為なら死んでも良かったと答え、シーリンに慰められ泣き崩れる。

ロックオンはクラウスに、カタロンが施設を移送する為の資材の提供、及びその間の護衛をCBが行うことを伝える。情報を流した犯人に思いをめぐらせるクラウスに対し、スパイの自分にそれを聞くのかとおどけてみせるロックオン。

CBがカタロンの支援を行うことを知った留美。紅龍は自分が手配を行うと申し出るが、留美はそれをネーナに任せる。何故かと問う紅龍に対し、イノベーターを欺く為にネーナの脳量子波が不可欠であり彼では分不相応であると告げ、そして彼を「お兄様」と呼ぶ。

マネキンは自室でひとり、過去の事故について思いを巡らせていた。
昏睡状態のスメラギは過去の夢を見る。AEUに所属していた彼女ともう一人の戦術予報士―マネキンは、誤った情報からそれぞれ異なった戦術を立て、その結果悲惨な事故を招いていた。脳裏に浮かぶ亡きエミリオの言葉に、悲嘆に暮れるスメラギ。
同じ頃、マネキンはCBの戦術がかつての同僚であるクジョウ―すなわちスメラギに似ている事に気がつく。

ソーマはセルゲイからの暗号通信により、カタロン掃討作戦のきっかけが彼の部隊の得た情報によるものである事を知る。ソーマは辛い思いをさせたと謝罪するセルゲイに、養子縁組の話をしていた頃の幸せだった時間を思い出しながら感謝の言葉を述べ、自分が人殺しの道具・超兵であることを再認識する。
セルゲイは沙慈を逃がした事でリントに叱責され、殴打される。強力な権限を持つアロウズに対して、セルゲイは全ての責任を自分で負い、平謝りする他なかった。

ネーナはアザディスタンが連邦に攻撃され、連邦の手で中東の再編が行われるというニュースを見つつ、任務の為崩壊したカタロン基地へ向かう。

補充要員としてマネキンの部隊へ参加するバラック・ジニン大尉ら。その中にはルイスの姿もあった。

着々と移送の準備を整えるカタロン。しかしアロウズの襲撃を確信しつつも、未だスメラギは目覚めない。それでもやるしかないと、陽動の為トレミーを発進させる。
アロウズのカタロン襲撃に対し、各地で報復テロが行われていることを知った沙慈は、改めて自分の行動の重大さを思い知り、亡き姉と離れ離れになったルイスの名を呟き、どうすればいいのかと苦悩する。

自分が超兵であることをひたすら自分に言い聞かせるソーマは、通りがかったルイスと出会う。ソーマは脳量子波によって、彼女が誰かを思い心で泣いていることを感じ取る。
そこへブリーフィングの時間を知らせる為アンドレイがやってくる。彼はルイスを見るや否や、彼女に一目惚れしてしまう。

マネキンが作戦内容を説明している最中、ブシドーは自分がダブルオーの相手をする、手出しは無用であると宣言する。マネキンは怪訝な表情をするが、バラックは彼女をなだめ、ブシドーの手並みを拝見したいと答える。

出撃するガンダム四機。沙慈はラッセに協力を申し出るが、やんわりと断られる。贖罪の感情からか、何かをしなければという衝動に突き動かされる沙慈。

アロウズのMS隊も迎撃態勢に入る。ブシドーはダブルオーの、ソーマの隊はアリオスの迎撃に向かう。ルイスは亡き両親へ、遂に因縁のガンダムと直接合い見える時が来たことを伝える。

ソーマのアヘッドと交戦するアレルヤ。ルイスはソーマの支援を行おうとするがトレミーからの砲撃に阻まれ、そちらへ単独で突撃する。
オートでの砲撃では敵に当たらないため、イアンは砲撃を担当する為サブブリッジへ移動する。

CBの力押しの戦法を見て、彼らの指揮を取るのはクジョウであるという予想が外れたのかと訝しむマネキン。

沙慈はサブブリッジへ向かうイアンに対し、協力を申し出る。
接近するジンクスを補足し、引き金に手をかけるも、人を殺す事への抵抗感から撃つ事を躊躇っていた。一方のジンクスに乗るのは恋人であるルイス。お互い知らぬ間に敵となってしまった二人の運命は―。

ブシドーの猛攻に苦戦する刹那は、イアンから禁止されていたトランザムを発動し逆転を試みる。
アレルヤはマリー―ソーマに対し必死で呼びかけるが、超兵としての覚悟を決めた彼女はこれを聞かず、アリオスガンダムはその胸を貫かれてしまう。


・ヒロシ「そうよ、そのまさかよ!」
・・・どうやって刹那に受け答えしたのかは、聞かないほうがいいッスか?(ガンダムではままある事だけど)

・「乙女だ」じゃねえだろ(´д`;)

・今期の沙慈はいい役回りだなあ。ガンダムどころかMSにすら乗ってないのに、苦悩し成長する様子は主人公以上に描かれてるし(刹那については前作である程度描いてしまったからでもあるけど)、
非戦闘員がこれだけクローズアップされるガンダムは久し振りなんでない?(というより、自分はにわかガノタなので他に思いつかない)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿