昨年の暮れのことです。くろすけがいつものように、ソファーで寝ていますが・・・
少し前から、右後ろ足の人差し指の爪を、しょっちゅうなめていたのは気づいていました。
ほかの爪が折れて痛くてなめたりするのは以前もあったのですが、今回は直りがとても遅いのが気になってきました。
白丸のとこがそうです。
食欲や元気さはいつもと変わらなかったのですが、やはり病院で診てもらったほうがよいと思い、病院に行ったのが伊勢・那智勝浦の旅行前。
その場で簡易検査をしたところ、精密検査にだしたほうが良いとのことで、旅行後に結果を聞きに行きました。
そして診断名は、悪性黒色腫(メラノーマ)。
レントゲンを撮ったところ肺などの転移は見当たらず、血液検査での臓器の状態もとても良好ということで少しは安心しましたが、腫瘍マーカーの結果が65u/mlの疑陽性(62未満が陰性、71以上が陽性、62以上71未満が疑陽性)であること、がん細胞の増殖力が強いタイプということで、指の切断をすすめられました。
パパは、指の切断で済むのなら早いほうがいい、ということで手術を行ったのは12月25日のクリスマスの日。
もっと高齢であったり、血液検査の数値が悪ければ、全身麻酔による手術さえもできなかったことを考えれば、ラッキーだった思います。
手術は成功し日帰り入院で済みましたが、足をつけることができず、少しの段差の上り下りができないためか元気がありません。
いつもはパパ&ママが寝るときに、いっしょに2階に上がってくるのですが、それもできません
ですので、今日はパパが居間に布団を持ってきて、いっしょに寝ます
そして翌日になり包帯をとったら、結構歩けるようになりました
翌々日には、いつもとほとんど変わりがないのでは、というくらいの回復ぶりです
で、今は?と申しますとこんな感じで、右後ろ足は3本指で頑張ってます。(ちなみに、犬は前足は指5本ですが、後足は親指が退化して無く4本です)
病院の先生によると、後ろ足は主に真ん中の2本の指で地面を蹴って歩いているので、人差し指を切断しても歩行には支障が無いとのこと。
ですので、ここ1カ月のくろすけママの記事はヤラセではありません
最近でも、オシッコのあとは、こんなにも地面を蹴ってみたり・・・
段差を、ヒョイっと上がってみたり・・
公園で子供たちと走って、水飲み場に行ったりと以前と変わらず元気です
今後のことですが、3か月に1回程度の腫瘍マーカーで検査し、毎日サプリメントを与えることにしました。
くろすけも今年で11才なので、飼い主が気をつけてあげなければと、つくづく思いました。
『安心してください。元気ですよ』