本日は(一社)東京都中小企業診断士協会城西支部のプロコン養成塾で講義を担当。テーマは経営革新支援です。これから大宮を出て、阿佐ヶ谷に向かいます。
どうもkurogenkokuです。
このブログでもご紹介したように、(一社)埼玉県商工会議所連合会では、埼玉県内の経営指導員を年間最大4名で、短期人事交流として受け入れています。ルールは単純で、1人あたり10日間、私と一緒に経営相談に同行していただくだけです。業務に支障がない任意の10日間を選べるので、比較的参加しやすい「実践研修」になっています。
今年度も4名の参加申し込みがあり、私と一緒に10日間の支援実務を体感していただきました。10日間ですが、1人あたり30社の支援を体験していただけたと思います。そして今日は最終日。最終日は経営支援をせず、これまでの振り返りと今後の決意をレポートとしてまとめていただきました。めっちゃたくさんの「気づき」が書かれていたのですが、その一部だけ抜粋すると、こんな感じでした。
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・人事交流前は、黒澤さんクラスになると「何か特別で高度な支援手法」を用いて事業者支援を行っていると思っていました。ところが実際に帯同させていただいた結果、「思ったよりも普通」で驚きました。そこからは、「支援手法は同じ。ならば自分とどこが違うのか」を意識しながら帯同させていただき、その結果多くの気づきを得ることができました。
・どんな方、事業であっても、まずは指摘や否定をせず、敬意をもって接している点が大事だと感じました。お客様にこちらに心を開いていただくための話し方の重要性。窓口に来られる方と指導員の関係性が、教える人・教わる人になりがちだが、「応援団」「味方」という言葉を使うことにより、一緒に考えて進めていく、伴走していくイメージがより伝わりやすくなっていると感じました。
・緊急を要するものや、明らかに間違ったことに関してははっきりと伝えていました。同席させていただいた相談会の中で、全体的に厳しい伝え方をしているのは少なかったのですが、会社の存続にかかわるような内容であれば強めに伝えていました。相談の始めの方でしっかりと打ち解けているからことはっきりと伝えている部分はあるし、まずは事業者との対話の中で全体を理解し良い部分を褒めた上でのことなので、事業者もしっかりと受け止めていました。いきなり厳しいことを伝えるのではなく、しっかりと始めにそのような形で場を温めた上で、状況によってはしっかりと真実を伝えられるようにしていきたいと思いました。
・相談者にあわせて、時にフランクな対応や専門用語を使わない分かり易い対応をしていたことで相談者に安心感を与える必要性を感じました。また、相談者の業界情報を話すことで「この人は分かる人!」といった印象を与え、本題に入る前から信頼関係を構築できていたことが印象的でした。
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卒業式ということで、終了後は盛大な「解散式」を行いました。10日間も一緒に仕事をしていると、すべての経営指導員が「目に入れても痛くない」関係になっています。人材育成こそ「宝」ですね。ひとつ誤算があったのが、大宮の夜が賑やかすぎて、2次会会場が取れなかったこと。そんなときは高級イタリアンの「サイゼリア」で一本1,000円のワインを堪能しました。
お会計は1人800円。サイゼリア最強説です(笑)