昨日、ヨメ様から届いたLINEの内容がうれしい誤算。休日のスケジュールの組み方が難しくなったけど、子供の頑張りを褒めてあげよう。
どうもkurogenkokuです。
kurogenkokuのもとにはたくさんの相談者がやってきますが、知人の紹介で来るケースが多くあります。
「〇〇をやりたいのなら、kurogenkokuさんのところに相談に行ったらいいよ」
紹介を受けた相談者は大きな「期待感」をもっています。意気揚々と夢を語ってきます。ところがその夢を現実にしようと思うと、多くの困難が待ち構えています。乗り切れる困難なら全然いいです。夢が相談者自身を潰してしまう可能性が高いケースもよくあるのです。
そんなときkurogenkokuははっきり言います。
「やりたいことは素晴らしいですが、残念ながら失敗する可能性が高いです。もし自分ならこの事業をやりません。銀行もお金を貸してくれないと思います。」
頭の中で試算しますが、事業を行っても売上・利益のボリュームが小さすぎて、借入の返済なんてとてもできない。計画を修正しようとしても様々な制約条件があってうまくいかない。
やりたいことを止められた相談者は不満の表情を浮かべて帰っていきます。
「kurogenkokuさんに相談すればできると思ったのに。あいつ全然ダメじゃん」
さて表題の件について、相談者に対して「止める」というアドバイスが難しい理由は、「止めたことによる効果を証明できないから」です。「失敗を回避できる」と言ったところで、本当に事業が失敗するかどうかなんて証明することはできません。
「あの時、計画を止めてくれてよかった」と言われるケースは、同じような事業を誰かがされて、当人がその失敗を目の当たりにした時だけです。
相談者のやりたいことをサポートし、成功したときには、お褒めの言葉をたくさんいただきます。一方、失敗のリスクを想定し、相談者のやりたいことを止めた場合には、不満の声が広がるだけです。