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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

いまさら聞けない経営革新支援

2018-04-20 06:42:00 | 中小企業診断士

ようやく残り1社まで漕ぎつけました・・・。


どうもkurogenkokuです。


ものづくり補助金申請にあたりも経営革新計画の取得に対して加点がなされるので、この時期、並行して支援されている方も多いのではないかと思います。
そんなとき「これどうなるの?」と一瞬不安になるのが3月末決算の企業支援。

「すでに決算期を過ぎてしまっているし、前期の決算書ができあがるのはまだ先。これでは経営革新計画の申請ができない。」

そんなことを考えている方って、意外に多いのではないかと思います。


でも安心下さい。

経営革新計画の申請にはちゃんとした運用ルールがあって、「税務申告済みの直近の決算書が直近期末の実績」に該当します。
わかりにくいので具体的に説明しますと、本年4月現在において・・・。

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3月末決算でまだ税務申告を終えていない企業の直近期末とは「平成29年3月期」を指す
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「決算書ができあがり税務申告を終えるまでは、手元にある1年以上前の決算書を直近期末の実績にしてもよい」ということになります。つまり今日現在は「2年目」です。


そんな質問をいただいたものですから、念のため、埼玉県の担当者に確認したところ、同様のことをおっしゃっていました。


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目標をクリアできなくても・・・。

2018-04-19 06:32:00 | 中小企業診断士

信じられないかもしれないと思いますが、3月の飲み会参加5回、4月の飲み会参加1回という日々を過ごしています。
別に体調が悪いわけではなく、仕事が忙しすぎて飲んでいる場合ではないというのが実のところです。


どうもkurogenkokuです。


そういえば先日こんなエントリーを書きました。

【他人を怒る前にやるべきこと】
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/5495.html


組織の中で仕事をしていると、特に注意しなければならないのが、突発的に部下を怒ってしまうことです。良いところを思い出してみると、たくさん出てきます。「あいつはこんな良い面をもっているんだ」と思えば、怒りという感情は無くなり、「育てよう」「伸ばそう」という想いに変化します。


毎月課内で会議を行っています。4月は昨年度の総括と、今年度の目標設定をしました。
特に経営指導員には支援に定量的な目標を課しています。毎月その進捗状況を報告させ、「目標達成に向けてフォロー」しています。それでも達成できなかった人もいます。


だからと言って絶対怒ってはいけません。
達成できなかったと言っても、前年と比較すれば伸びているんです。本人も間違いなく努力はしている。

ゆえにもう一度「育てよう」「伸ばそう」という視点に立ち、「なぜ達成できなかったのか」「どうしたら達成できるのか」考えさせ、反省をもとに次の目標にトライさせる。できたら褒める。それ繰り返し、評価していく。


会議終了後、早速、巡回指導に出掛けた経営指導員がいました。成長の可能性を感じています。


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事実確認の大切さ

2018-04-18 06:44:00 | 中小企業診断士

初めて宿題を出されて夢中になって取り組むムスメが、「もっとプリントやりたい」と言うと、それを聞いたチビクロは、「そんなの言ってるの今のうちだけだからね。この後たくさんプリントが出て大変なんだから」と冷静なコメント。
我が家は今日も平常運転・・・。


どうもkurogenkokuです。


Aさん(部長)がこんなことを言いました。
「うちの会社のBってのはとんでもないヤツで、文句ばっかり言って、使いものにならないんだよ」


後日、その会社に行ってみると、社員のCさんががこんなことを言いました。
「Bさんは良い兄貴分で、部下の言うことを心から受け止めてくれる。だから上司と衝突することがあるんです。」

調べてみると、Bさんを支持する声が大半を占めました。




情報はあらゆる角度から調べてみないと、善悪の判断がつきません。一方的な情報は、判断を誤らせることが時にあります。



昨日こんなニュースを目にしました。

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麻生太郎財務相は17日の閣議後の記者会見で、財務省の福田淳一事務次官のセクハラ疑惑を調査するため同省を担当する報道機関の女性記者に協力を要請したことについて、「本人が出てこなければどうしようもない」と述べた。(時事通信)
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別に事務次官の肩を持つわけでもなんでもないのですが、やはりきちんと調査した上でないと「更迭」だとかの議論に及ぶのは早いのではないでしょうか。
報道が事実なのか、全くの冤罪なのか、はたまたハニートラップにかかったのか(ハニートラップは「シロ」にはなりませんね)。

「女性は言い出しにくい」「人物がばれると後に不利益を被る可能性がある」、いろいろ言う人がいます。でも事務次官を処罰するには真実の確認が必要だと思うのです。そういう意味で麻生太郎財務相は発言したのではないでしょうか。
財務省側から弁護士を送り込むというのも公平さを欠くと思われるので、やはりここは第三者機関を設けて、きちんと調査するべきでしょうね。


そのうえで更迭やら任命責任やらの議論が出でくるのが望ましいと、個人的には考えます。


ここ最近、わからんちんなニュースばかり報道されていますが、メディアが裏を取っているとは思えないものもたくさんあるような気がします。我々、一般人は「事実確認」をしたうえで(といっても難しいでしょうから「確定情報」をもって)、善悪の判断をするのが大切じゃないかなと思います。


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早速、研修の依頼をいただきありがとうございます☆

2018-04-17 06:30:00 | 中小企業診断士

といってもkurogenkoku宛の依頼ではありません(笑)


どうもkurogenkokuです。


先日、こんなエントリーを書きました。

【ある中小企業診断士の独立を心からお祝いします】
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/5504.html


kurogenkokuにとっては、かわいい(?)弟分の診断士。そんな彼が独立されたので、全力で応援しています。
ところで先日、彼から報告がありました。

「kurogenkokuさんのブログをお読みになっていた商工会議所から研修の依頼がありました」


スゴイうれしかったですね。
⇒N県のK商工会議所さま、本当にありがとうございます。


彼は経営支援に対して、とてもひたむきな診断士で、中小企業大学校の中でも、スペシャルがつくほどの人気講師です。依頼した案件については、全力で対応してくれると思います。

それでももし滑ったり、期待に添えないことがありましたら、遠慮なくkurogenkokuに言ってください。かわいい(?)弟分ですから、全力で叱責します(笑)

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中小企業の事務作業を軽減する?

2018-04-16 06:40:00 | 中小企業診断士

ボクシングの比嘉選手。
いろいろな意味で残念でした。


どうもkurogenkokuです。


ものづくり補助金の申請支援をしていて、今回は特に、公募要領や申請書の注釈に細かな条件が散りばめられているなと感じます。その内容がほとんどが、事業計画とは関係のないところにあり、まさか採点に大きく影響することはないでしょうが、採択後にこれを指摘され、何度もやり直しをさせられる中小企業がいるかと思うと、支援する側としては残念でなりません。
記憶によれば、経営力向上計画ができた当時、「枚数を少なくしたり、従来の煩雑な申請書を簡易なものに改善することで、中小企業事務作業を軽減し、活用を促進する」と言っていたのに、「その流れはどこに行ってしまったんだ」と疑いたくなってしまいます。

kurogenkokuように支援機関の職員で、書類作成に慣れている人間ならよいのですが、ほとんどの中小企業に申請書の作成経験はありません。ですから仕組みをつくる側には、その点に配慮していだきたいと、この場を借りてお願いするものです。


せっかくですから気が付いたところをアップいたしましょう。


①様式1の鑑について
「注2」を読むに「一般型・小規模型」のいずれかを削除しなければなりません。




ちなみに次ページには「一般型」「小規模型」を選択させる部分がちゃんと設けてあります。ですから何もここで「注2」のような対応をさせなくてもよろしいのではないでしょうか。









②様式2のうち「応募者の概要」
「法人の種類と名称の間は間隔をあけるな」「フリガナは会社の名称だけ」「本社所在地の表記方法」「全角と半角の指定」など、公募要領を読むと細かな指定があります。これも見落としがちです。







おそらく補助金に採択された場合のことを考え、管理レベルの見極めとして「トラップ」を仕掛けているのかもしれませんが、個人的にはあまり意味のないことだと感じました。



ちなみに先日、支援先の社長が一言。

「kuroさんいなかったら、こんなところまで気が付かないよね」

とのことです。これがすべてです。


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